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本日、F様邸建設地の地耐力調査を行いました。

 

調査は、スウェーデン式サウンディング試験(SWS試験)で、

 

これは、北欧のスウェーデン国有鉄道が1917年ごろに路盤調査のために

 

採用され、その後、日本では堤防の地盤調査などから始まり、

 

現在では、戸建住宅等では一般的な方法です (・∀・)

 

 


スクリューポイントを先端に取り付けた鉄棒(ロッド)に重り載せていき、

 

地盤に貫入させます。

 

この時、軟らかい地盤だと重りを載せただけで沈んでいきます。

 


 


重りを載せても貫入しなくなったら、次にハンドルを回転させて貫入させます。

 

重り一個は25kgあり、100kgまで載せていきます。

 


 


 

 

 

固い地盤ほど貫入させるのに回転数が多くなります。

 

25cm貫入させるのに要した回転数を記録していきまして、

 

通常、10mの深さに達するか、十分に固い地層に達するまで行います。

 

 

計測箇所は、配置が決まった建物の四隅と中心で計5箇所。

 

先ほどの、載せた重りの重さと、貫入させるためにハンドルを

 

回した回転数で地盤の固さを調べます。

 

 

もし、地盤が建物を支える力が弱い場合、建物の場所によって沈む量が

 

違ってきますと、建物が傾きます。

 

 

たとえば、その傾きが1,000分の5を超えると、

 

住んでいる人は何か変だなと気づくそうで、

 

1,000分の5の傾斜とは、建物の一辺が10mあるとすれば、

 

建物の端と端で、5cmの高低差があることになります (゜□゜)

 

 

このように、建物が不同沈下を起こすと、窓やドアの開閉が

 

困難になったり、壁や基礎などに亀裂が入ったりします。

 

また、建物が傾いた状態だと、めまいや肩こり、自律神経にも支障

 

をきたすなど、住んでいる人の健康にも悪影響を与えることがあります ((>д<))

 

 

建物は丈夫でも、それを支える地盤がこのような状態だと意味がありませんので、

 

お客様が安心して暮らして頂くためにも、地盤の状態をきちんと把握し、

 

不同沈下の可能性がある場合などは、適切な補強方法をご提案いたします。