晴れていましたが、風があって過ごし易い一日でした。
今日は一日お家に籠っていましたよ。
さて歴史的保存地区を通ってから細川頼之公建立、一休禅師生誕のお寺「地蔵院」を訪れていました。
一休宗純禅師は、後小松天皇の皇子として1394年に生まれました。
竹の寺「地蔵院」は入り口からして、既に山寺の様相を呈していました。
最初の門を入りますと、竹林と青モミジの先に
地蔵院が見えてきました。
衣笠山地蔵院。
臨済宗禅宗のお寺で、地蔵菩薩様を本尊としています。
周りはクチナシの大木があり、芳香を放っていました。
この辺りは様々な苔で覆われたお庭が連なっていましたよ。
大変美しい風景でした。
中門を入りますと、平庭式枯山水庭園で十六羅漢の修行の姿を表しているお庭がありました。
ここは靴を脱いでから入るようになっていました。
お玄関に龍の彫刻の置物が置いてありましたよ。
広い畳が敷かれたお部屋(現方丈)の向こうに十六羅漢のお庭が広がっていました。
石の一つ一つは羅漢を意味しているそうです。
その後ろには猪目窓のある茶室。
此方の中には入れなかったです。
この現方丈の畳間に私たち3人は座らせて頂きました。
座ってただお庭を眺めているだけでしたが、そこは既に瞑想しなくても瞑想の世界が広がっていました。
この空間ほどの静寂は、今の日本では滅多にないという感じがしました。
静けさが何処までも広がっていて、地球というより宇宙の中の一点に組み込まれた自分自身・・・それもいつの間にか境界が消えていくような・・・。
宇宙から神仏が降りてきたような・・・。
此方のお庭で暫く過ごした後、地蔵院を後にしました。
此方のお寺は細川家建立ですが、細川家略系図が書かれていましたので、お写真にしますね。
あのガラシャ夫人は細川忠興氏の正室ですね。
地蔵院の全景はこのような感じです。
なお、境内は京都市の文化財環境保全地区に指定されています。
山の麓のお寺ですが、「静」を感じる絶好のお寺でした。
この後、地蔵院を後にしました。
この地域に住んでいた方と知り合いになってこそ、訪れることが出来たお寺でした。
知人に心から感謝いたします。
京都の神社仏閣と言えば世界的に有名な観光地ですが、今回私たち女子3人で歩いたところは、人々の求める「喜」や「楽」という思念から外れたところでした。
本来私たちに備わっている仏性が宇宙と一体とされる空間が存在している場所とも言えそうです。
実はこの後も殆ど人が訪れることが少ない山寺に行きましたが、記事にしようかどうかと迷いました。
そこで、今回は、その山寺に関してはアメンバー記事とさせていただきますね。
いつ記事にするかはまだ決めていないですが、今までコメントなどでお付き合いのあった方のみに新しい申請を受け取らせていただきますね。
人の人間思考であまり汚されることのない山寺を静かに見守って行けたら・・・。
どうぞご理解していただけますようによろしくお願いします。
いつも心温かいイイネ・コメントを下さってありがとうございます。
沢山の励みを頂いて心から感謝しています。
明日も皆様が笑顔いっぱいで幸せな日でありますように。
心を込めて。
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