彩風咲奈さよなら特集「宝塚イズム50」発売

 

雪組前トップスター彩風咲奈1013「ベルサイユのばら」東京宝塚劇場千秋楽をもって退団したのにあわせて、彩風のサヨナラ特集をメーンにした最新刊「宝塚イズム50」(青弓社刊、薮下哲司/橘涼香編、著、定価1600円+税)が全国大型書店で発売されました。

 

「宝塚イズム50」は、巻頭特集が「さよなら彩風咲奈」で、「ベルサイユのばら」を見て宝塚を目指し、「ベルサイユのばら」で退団していった彩風咲奈輝ける足跡を初舞台から現在まで18年間をくまなくたどります。みえてきたのは彩風の宝塚への深い愛です。

 

一方、小特集は初演から50周年を迎えた「ベルサイユのばら」にスポットをあて、改めて作品の魅力について考察。5月に開催されたアニバーサリーイベント「ベルばら50」に全日程出演した元宙組の緒月遠麻、元月組の光月るう、元宙組の留依まきせの3人が退団してわかる「ベルばら」の偉大さを語りつくします。

 

また月城かなと、海乃美月退団あとを受けて月組トップコンビに就任、「琥珀色の雨にぬれて」プレお披露目全国ツアー公演が大評判、来年も話題作が連続する鳳月杏と天紫珠李の新コンビへの熱い期待「月の輝きに寄せて」と題してつづっていきます。

 

そのほかにもこの半年間の大劇場公演作品の公演評及び新人公演評、編、著の薮下哲司と橘涼香の対談形式による外箱公演評、そして「TABLEAU柚香光や「ニュージーズ」の星風まどから退団したばかりの元ジェンヌはじOGたちが出演した数々の舞台の公演評など充実した内容。

 

OGインタビューは元月組トップスター、瀬奈じゅんさんの登場です。井上ひさしの名作舞台天保12年のシェイクスピアへの出演の抱負を中心に、在団時代の代表作「マジシャンの憂鬱」が来春花組で再演されることがきまり、初演時の思い出などを語ってもらいました。

 

読み応えたっぷりの「宝塚イズム50」は全国大型書店、アマゾンなどで好評発売中です。