こんにちは。宝塚ラボ子です。
今日は時間内に
課題が終わらない子の支援のお話です。
集中力への支援で全て解決するでしょうか
時間内に課題ができない子どもに対して
「しっかりやりなさい!」
「頑張って!」
という声かけ、
つまり集中への支援だけで大丈夫でしょうか。
一生懸命やっても
時間内に終わらないのは
もしかすると
情報の処理速度の問題かもしれません。
特別支援学校や特別支援学級では
子どもに合わせた授業内容にできますので
柔軟な対応がしやすいです。
自由な授業がデザインできます。
しかし、通常の学級は
そんなことをやっていたら教科書が終わりません。
勝手にカリキュラムを変えたら
それこそ大問題です。
通常の学級で学んでいるお子さんに
最もやりやすい支援は
問題の精選でしょう。
つまり課題の量をぐんと減らすのです。
どれとどれにするかは
先生の腕の見せ所です。
そうした中で
何が原因でつまずくのかを分析して
更に次の作戦を立てていきます。
「間違った漢字をノートに100回書いてくること!」
という宿題は
それがうまくいく子もいるのですが
注意や眼球運動に問題がある子や
記憶・想起の問題の子、
視覚認知や巧緻性が問題の子にとっては
単なる修行にしかならない場合も
当然出てくると思いますけどね。
<2月の予定>