【5~10%への支援】特別な教育への連続性  | 宝塚発達心理ラボ <臨床心理士たちの研究会> 情報提供・発達支援・アセスメント・教材研究・不登校・ひきこもり支援

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宝塚発達心理ラボは、地元の臨床心理士たちによる有志の研究会です。日々の学びを地域に還元したいと願っています。学習会・イベントの開催・情報の提供など行っております。

こんにちは。

宝塚発達心理ラボの

宝塚ラボ子です。

 

お元気でいらっしゃいますか?

 

 

  30人や40人の一斉授業が可能である大前提には

 

今日は全体指示について

お話ししますね。

 

特別支援学校や
特別支援学級は

教員比率だけで言えば
かなり手厚い支援です。


特別な支援が必要な子どもさん用の
教育の場ですから

生徒:教師の比率も
一般校のような30:1とか40:1ではありません。

 





通常の学校が
なぜ30人学級や40人学級なのかというと

それは前提として
全体への指示だけで理解していける
子どもさんへのシステムだからです。

でもこれは大体8割から9割のお子さんへの話です。

実は5~10%のお子さんは
全体指示だけではついていけていないのです


彼らは個に配慮した支援必要な子どもたちです。


(「も」の字を強調したのは
彼らは全体指示も
大体はわかっているからです。
だからちょっとしたサポートがあればいいのです。)




私の考えとしては
この5~10%のお子さんへの支援が

もっともっと充実すれば

地域で学び続けることも可能になるし
特別支援学校のマンモス化解消
にも
つながるのにと思っています。





卒業後はみんな
地域に戻るわけで

地域とのつながりはとても大切です。

だからもっともっと
この5~10%の層への
支援が深まることを願っています


 

 

  ではそのために我々に何ができるか

 

ではそのために我々に何ができるか

 

支援学校は今以上に
特別支援のノウハウや成功例、経験談を
どんどん地域に情報提供をすべきでしょうね。

地域に開かれた支援学校は
その存在自体がすでに
支援になっていると思います。


宝塚発達心理ラボも
細々とですが
情報提供を続けていきます。

<2月の予定>