重複年賀状 | たからしげるブログ

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 年賀状をもらって、いけない、この人には出していなかったと気がつく。確かに出していなかったのなら、問題はない。年が明けてから年賀状を書く人はたくさんいる。慌てず騒がず、返信の年賀状を書こう。

 ところが、年賀状をもらったものの、この人には出したっけ、出していなかったっけ、と忘れてしまっていることがある。年末に出していたのに、年が改まって再び出すというのは、相手への印象が薄いからだ。

 かつて、ある児童文学作家の大先生から年賀状をいただいた。こちらは、年末に書いて出しておいたので、問題はない。

 数日後、その大先生から、2枚目の年賀状をいただいた。絵柄も文面も、そっくり同じだ。きっと大先生は、こちらが出した年賀状を元旦に受け取って、自分は出していなかったと勘違いしたのだろう。

 同じ相手から年賀状を、日をおいて2枚もらうというのは、そういう意味から、あまり自慢できることではなさそうだ。