泣く子もだまる | 夕菜の宝箱

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~がん(私)でも発達障害(息子)でも上手くつきあって幸せに暮らすことを目標にする毎日~



 泣く子もだまる


2002年04月04日(木)


2歳児クラスの新入児さんって、おお泣きに泣く子、あんまりよくわかっていないの?!か平気で馴染んでいるように見える子、わがまま放題に振舞う子、とっても張り詰めて頑張っている子…とさまざま。人の顔色や細かい読みが得意な私としては、大変だけどおもしろい今日この頃です。

初日に大泣きに泣いて、抱いていても何をしても何を話しても1時間中で泣き止んでいる時間が2分くらいだった子が、
翌日には泣き止めている時間がすこ~し増えて


3日目の今日では、抱っこを止めても泣き止める時間が少しできて…

 

ずいぶん進歩してきました。

『泣いてたら抱っこしてあげられないのよ』の私の鬼の一言で、両手を差し出して抱っこをせがむその子は、うっ…と泣き止むことができたのだ。

 

抱っこしていても「ママ…」と泣きそうになったら、『泣いてたら抱っこしてあげられないのよ』の鬼の一言が再び。


さ、涙を拭いて~はいっ!可愛い顔になったねぇ!ね~先生!涙がないお顔見て見て~。とっても素敵ですよねぇ!!

 

なんて盛り上げるのでまたうっ…と泣き止むことができて、落ち着いたら話が聞けるし、少しだけ遊べたんですよね。

まだまだ今から食事…お昼寝…と難関は待っているのですが、少しずつでも慣れてきて頑張っている子はかわいいです。

 

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いやぁ~ブログを転記する!!と決めた直後にとんでもなく忙しくなってしまって

放置してしまった(-_-;)

 

ええ。ただの言い訳ですm(__)m

 

↑は私が保育士をしている時の仕事の話ですね。

これはあくまでも流れがありますからね(笑)

出会って初日から鬼のような言葉あびせたわけではないですからねっ。

 

4月、初めて保育所に来た子は年齢にもよるけれど、初めて親と離れるときギャン泣きが当たり前。

 

その後が面白いのだけど、たいていの子が顔が見えなくなると落ち着く(笑)

引きずっている子もおもちゃで遊びに誘うとぴたっと泣き止んで遊び始める(笑)

 

家にはない面白そうなものがいっぱいある♪とそっちに気持ちがすべて向くのかなぁ??

 

だから保育士サイドでは、ギャン泣きしている我が子に後ろ髪ひかれていついつまでも見守ってくれてなくてよくて(笑)

ホントにホントにあなたが視界から消えたら楽しそうにできますんで・・・と言いたくてしょうがなかったけれど

笑顔で「大丈夫ですよぉ。おかあさんもう行ってくださいね」と言っていたっけな。

 

話がずれてきたけれど、そんな中「たいていの子」に当てはまらない子ももちろんいましてね

 

わ♪おもちゃ♪と視界に入ったおもちゃで気がそれる単純なタイプではないいろいろ考えることができる賢い子なんだと思うんよね。そんな子は視界に入ったおもちゃでは気が紛れることなく本人が納得しないと楽しめない。

 

「ママはすぐにお迎えにくるのか」「ここはそれなりに楽しい場所かも」

 

とわかって初めて落ち着ける感じ。だから繰り返し優しく「ママがいいよね~」「ママが好きだよね~」と言いつづけて

あ、なんだ?こいつ私の気持ちわかるんじゃないの?とちょっと心を開いてもらったところで

「ママはお迎えに来てくれるよ」と伝えて早く安心させてあげたいのです。そしたら楽しく遊べるから。

 

「ママ~!!ままぁ~!!!!!」っと大音量で泣き叫ぶ子をわたしゃ人さらいですか?という勢いで抱っこでお預かりして初日、翌日を経て3日目の話ということですね。

 

「泣いてたら抱っこしてあげられないのよ」も眉間にしわをよせて申し訳なさそうなトーンですので♪

 

え?そういうきまりなら泣かない方が抱っこしてもらえるし。と思ってもらえれば1ステップアップですよね。