今月、フランス・サルペトリエール病院
パリ脳研究所のマティアス・ペシグリオーネらは

世界中にバズった研究を発表しました。 ※1

 

36名の参加者に頭を使う2種類の

文字当てゲームに取り組んでもらいます。
ゲームの難易度により

参加者は2つのグループに分かれました。

 

数時間取り組んでもらい

脳がヘロヘロになったところで

報酬を受取るための条件を選んでもらいます。

条件の大変さに応じて報酬額は高くなります。

 

結果は面白いものでした。

 

より難易度の高い文字当てゲームを

した参加者達は、そろって時間と労力が

かからない低報酬条件を選んでいました。

 

 

彼らの生理的な状態を調べると

瞳孔の拡大が少なく、大脳皮質においては

グルタミン酸濃度が高くなっていました。

 

グルタミン酸はうまみ成分として有名です。

でも、大量に代謝されると脳のニューロンの

シナプス伝達を妨害してしまうのです。

 

これが「頭が働かなくなる」のメカニズムの

可能性があります。そしてそんな時に何かを

決めようとしても、すぐできる楽な選択肢を

選びやすくなります。

 

おおよそ長い目でみて良い成果につながる

選択ほど、面倒ですぐにはできないものです。

 

なかなか変われない自分や

いつも易きに逃げる仲間に

イライラすることもあるでしょう。

 

でもそれは悪気があるわけでなく

単に頭が疲れ切っている

可能性があるのです。

 

ではどうすれば良いでしょうか?

研究チームがすすめているのが
「睡眠と休息」です。


睡眠中にグルタミン酸が脳のシナプスから

除去されるという報告があります。※2

 

「一晩中悩んでいた」という状態は

とてつもなく悪循環だとわかりますよね。

 

未来へのよりよい決断をしたい時は

まず休みましょう。

いつもよりたくさん眠りましょう。

 

それが最高の決断法です。

 

本日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

P.S 思考のループを1人でとめて
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参考論文 ※1
Antonius Wiehler,Francesca Branzoli,Isaac Adanyeguh,Fanny Mochel and Mathias Pessiglione(2022)
A neuro-metabolic account of why daylong cognitive work alters the control of economic decisions.
Current Biology Published:August 11, 2022

参考論文 ※2
Why thinking hard makes you tired
https://www.sciencedaily.com/releases/2022/08/220811135344.htm

 
 
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