No(拒絶)の返事は嫌ですよね。

でもNoを言われることで見えてくるものも

たくさんあります。

 

ではどうすればNoと言われるのが

歓迎できるようになるのでしょうか?

1.  「NHK白熱教室」出演の有名心理学者が実際の授業しているゲーム

 

NHK白熱教室にも出演した
有名心理学者ダン・アリエリー。

彼の授業では毎年こんなゲームをします。※1

生徒にトランプカードを
1枚ずつ配り

額に貼ってもらいます。
貼ったカードの位は
本人には見えませんが、
周囲からは丸見えです。
 



ダンは生徒たちにできるだけ高い位の
カードを額に貼っている相手と
ペアを組むように指示をしました。

ゲームが始まると面白い現象がおきます。

まず生徒たちはエースや
キングのカードを額に貼った
相手とペアを組もうとします。

高い位のカードを額に貼られた人は
自分の位は分からないものの
みんなが群がる様子から
高い位であることを察します。

そしてどんどん拒絶をして、
より高い位の相手の登場を待ちます。

一方断られた方は断られた方で
そのフィードバックをいかして
自分と釣り合う相手を積極的に
探していきます。

結果として、生徒たちは
かなり速いスピードで
自分の額のカードと
釣り合った相手とペアに
なることができました。


人は誰でも最初は「最高」を目指します。
競技スポーツの道を選んだ人は
一度は金メダルを夢見ます。

でも現実に出会うと今後は「最適」
目指していきいます。自分の力に
会った居場所を探すのです。

この切替えに必要なのが
「No(拒絶)」のフィードバックです。

誰でも拒絶されるのは嫌なことです。
でもその一言が自分に
本当にふさわしい場所への
スタートにもなりえるのです。

2.  「No(拒絶)」をもらうのが嬉しくなる考え方

 

ではどうすれば楽しく「No(拒絶)」を

受け入れられるのでしょか?

 

ここで思い出すことがあります。

新卒で入った大手自動車販売会社のお話です。
営業が苦手だった私に
上司はこんなことを教えてくれました。

 

「100軒個別訪問して、1台の車が
 売れる自動車のセールスマンがいるとしよう。
 50軒も訪問して断られ続けると、
 やる気も行動力も落ちてしまうだろう。
 でも、私はやる気が増してくるんだよ。
 どうしてか、わかるかい?」

 

「車の価格が1台200万円だとしたら、

 100件訪問=200万円

 1件訪問=2万円 となるよね。
 つまり 
 1軒訪問し、断られ続けるたびに
 2万円頂いている
のと同じなんだよ。
 だから、50軒断られても
 やる気も行動力も落ちない。
 

 90軒も断られると、あと10軒で
 200万になり達成だって、
 逆にやる気も行動力も上がるんだよ」
 

どうですか?

こう考えるとワクワクしますよね。

 

でもこれは決して気休めではないのです。


特にビジネスであれば
1人の素晴らしいお客様との

出会いで、一気に発展することは
いくらでもあります。

「No(拒絶)」に
素早く出会えるようになると
「YES」にも
素早く出会えるようになります。

 

 

あなたはいつ「No(拒絶)」に

会いにいきますか?

 

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

 

P.S 人は自分に何が最適かは1人では分かりません。

その目を与えてくれるのがカウンセリングです。

その手法に興味のある方はこちらから

 

ここで思い出すのが、、、、

僕の憧れのメンターであり、

世界で1億部も売れているとさえ言われる

『こころのチキンスープ』シリーズの著者


ジャック・キャンフィールドさんとマーク・ヴィクター・ハンセンさんの
エピソードです。
 
またそのことは書きますね。

 

参考文献

※1 「錯覚の科学」 P.222~223 (著)クリストファー・チャブリス、ダニエル・シモンズ(訳)木村博江 文春文庫

 

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