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破片 - 言葉がものであるとして -

詩という言葉をこの世からなくしたい

詩人(仮)
たからじま(ペンネーム)

20150802 言葉によれば

この手の中に
言葉がある

何でも言葉で
実体化することができる

例えば目の前の風景
それを見る自分の心の中身

自分の言葉が
他人の心を映す


人があふれすぎ
混み合っている

多すぎる人々は
素朴な光景として目に映る

お祭りみたいな感覚
可能世界のカーニバル

そのどこかに結びつく
自分の心


どことは決まらなくても
言葉が結びつく
たくさんの可能性

何があっても
言葉は残り
いつまでも続く
ヒゲをそる
20150916


毎日
毎日
ヒゲそる

今日も
飽きずに
ヒゲそる

いや
とっくに
飽きていんだけれど

そり始めたころから
面倒くさいと思いながら

いつかそらなくても
よくなのかと
考えていた


今も
考え

毎回
しつこく
考えてい

他の誰かが
ヒゲそってい
思い浮かべ

特定の人でない
人たち


彼らがそるように
自分もそろうと

それに合わせておけば
よいのだと

それが社会に
合わせことなのだと

自分がそうしていことに
少し照れながら

社会の中の自分に
なぜか安心す


毎回
しつこく
考え

それも
変だと
思いながら

毎回
そんなこと
考えてい
いつかたどり着ける日
20150914

つれづれなるままに
思いを乗せて

なんだかよくわからないことでも
考えて表現する

何か他に気になるんだろうか
何が頭にあるんだろうか

何か頭にコベリついてるもの
何か頭に残っているもの

どこまでいってもそれがある
表現したい

その欲望も
抑えきれない

そんな思いと
それに通じる考え

いったいどんなものが
頭にあるのだろうか

どんなことが
頭から
湧き出して
くるのだろうか

どんどん
どんどん
湧き出してくるけど

なかなかつかめない
そのなにか

つかまえて
つかまえて
追いつづける

その何かの後を
その何かに向かって

いつかたどり着ける日
今日たどり着ける日
世界に対して伸びつづける 幸せな表現
20150914

それができれば幸せ

それが表現できれば幸せ

それができれば幸せ

それが伸ばせれば幸せ

感覚
感覚
感覚

感覚だけ

どこ
どこ
伸ばしみせる

どんどん
どんどん
どんどん

その感覚を
膨らませ

世界
それで
埋め尽くす

自分だけの世界

言葉を超えたもの

一筆書きでピャーっと

伸ばし
伸ばし
伸ばしつづける

どこまでも
どこまでも

ジャマるまで
ジャマ

それが
他人
あたっ

わずらわしく

伸ばし
伸ばし
伸ばしつづける

世界
対する
応え

世界
対する
表現

ズーッと
ズーッと
伸ばす

伸びつづけるだけ
その感覚 フッとわかった 表現したい
20150914

フッとわかった
フッとわかった

電車の中で
駅の中で

フッとわかった
その感覚

感覚
かんか
かん
かかか
感覚

それが
フッとわかる

ときに
フッとわかる

その感覚を
いかしたい

その感覚を
表現したい

その感覚を
伸ばしたい

他のことに
マジって
みても

その
感覚の
表現を
してみたい

ドサクサに
マジっても

その感覚
その感覚

その感覚を
決め手に