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コリアンダー

コリアンダー スパイス系 ノート:トップ 香り:中 科名:セリ科 使用部位:果実

香りの特徴
コリアンダー精油(エッセンシャルオイル)の香りの特徴は、甘くスパイシーで、スッキリとした官能的な香りが特徴です。無気力な時にやるきを起こさせてくれる刺激的な香りで、体の毒素を排出して、浄化する作用もあります。記憶力や集中力を高めたい時にも効果が得られます。

心理面の効果効能効用
■鎮静作用がありおしゃべりで興奮しがちな人やイライラしやすい人に効果的です。
■心を落ち着かせて気持ちを引き締めます。
■記憶力や集中力を高めたい時に効果あり

体調面の効果効能効用
■腸内ガスの排泄効果があります。
■体内の毒素の排出効果があります。
■胃けいれん関節炎に効果あり
■リウマチ筋肉のけいれんに効果あり
■身体疲労や血行不良に効果があります。
■体を温める効果があります。
■食欲を刺激する作用があります。

美容面の効果効能効用
■デオドラント(消臭)効果あります。

エピソード
コリアンダーは何千年もの昔から重要なスパイスとして使われてきた植物です。
■古代エジプトの王家の墓からは、たくさんのコリアンダーの実が見つかっていて、幸福のスパイスと呼ばれていました。
■ギリシア、ローマでもコリアンダーハーブは、様々な用途に利用されワインの香り付けに用いられていました。
■インドでは、特にスパイスとして用いられていたようで、他には、肉の腐敗を遅らせる目的や心地良い眠りにつきたい時などにも役立つとして香辛料として用いられていました。
■中国でもコリアンダーは、活躍していた形跡がありコリアンダーの実は伝統的に様々な用途で使用されていました。
コリアンダー精油は、石鹸や化粧品、香水の原料に使用されているほか、シャルトルーズやベネディクティーヌなど、有名なリキュール類の香り付けにも使用されています。

注意事項
※敏感肌の方を刺激する場合がありますので注意です。
※刺激が強いのであまり多量に使用するのは避けてください。


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北朝鮮が砲撃

朝ニュースを見てビックリしたケンケンです。大変なことがおきましたので、お伝えします。

白昼、韓国住民が暮らす対岸の島に数十発もの砲弾を撃ち込むという想定外の行動。北朝鮮の内情に詳しい日本の関係者の間にも、驚きと困惑、そして不安が広がっている。

「砲撃後、韓国の知人たちと連絡を取ったところ、みな一様にショックを受けていた。『やられたらやり返さないといけない』と憤っている人もいた」

北朝鮮の内情を伝える雑誌「リムジンガン」の発行人で、南北朝鮮の軍事境界線近くに何度も取材に訪れている石丸次郎さん(48)はそう明かし、韓国の世論が「対北強硬論」一辺倒になることを心配した。

「韓国と北朝鮮は『休戦状態』だが、今の韓国の人たちは、戦争が起きる可能性を想定していなかったはず。だからこそ今回の事態は、心理的な動揺が大きい。北朝鮮に対して融和的な考えを持っていた韓国の人たちも、今回の事態で考え方が変わってしまうのではないだろうか」

一方、在日3世で、北朝鮮の民主化運動を支援している関西大教授の李英和(リヨンファ)さん(55)は、砲撃のニュースを聞いた瞬間、「北朝鮮国内の混乱はついにここまで来たのか」と感じたという。

金正日(キムジョンイル)総書記から、三男・金正恩(キムジョンウン)氏に権力が継承されることが明らかになった9月末以降、李さんのもとには、北朝鮮の協力者から「軍内部で3代世襲への不満が極限まで高まっている」との情報が数多く寄せられていたからだ。

「混乱の中で置き去りにされるのは一般の市民。韓国からの支援も期待できないまま、彼らは厳しい冬を迎えることになる」

李さんは、憤りを隠さなかった。

北朝鮮から脱出してくる「脱北者」の支援を続ける移民政策研究所長の坂中英徳さん(65)は、北朝鮮とほとんど交渉できずにいる日本政府に注文をつけた。

「北朝鮮はどんどん行動をエスカレートさせていて、これ以上は危険水域。このままいけば、核やミサイルによって日本が本当に脅かされる事態になる。そうなる前に日本は北朝鮮に影響力を行使できるよう、外交ルートをきちんと作る努力を重ねるべきではないだろうか」

拉致被害者家族会の増元照明事務局長(55)も「朝鮮半島での混乱に備え、政府には拉致被害者ら日本人の命をどう守るかを真剣に検討してほしい」と訴えた。(yahooニュース引用)


////////////ケンケンの記事/////////////

朝鮮半島が緊張感にさらされています。 今回は民間人が巻き込まれているという点と韓国の兵士が死亡していまるので、今までの挑発態度とは一線を越えています。アメリカのオバマ大統領も激怒の声明を伝えています。

北朝鮮の狙いは、物資の支援や資金援助が狙いだと見られます。日本の政府の対応にも注目ですが、今の困惑した政府に果たしてちゃんとした対応ができるのかケンケンは不安です。

また。アメリカ、韓国、日本が協議すると思われますが、この中に今度は中国がどのような態度で臨むのかどういう考えや駆け引きで挑でくるのか、それと中国に関しては、海域での事件もあるので、非常に緊迫感があります。考えた対応を日本の政府には、望みたいと思います。

平和という意味を考えてしまうケンケンでした。


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カユプテ

カユプテ 樹木系 ノート:トップ~ミドル 香り:中 科名:フトモモ科 使用部位:葉・枝

香りの特徴
カユプテの精油(エッセンシャルオイル)の香りの特徴は、同じフトモモ科ティートゥリーに近いクールで清涼感がありハーブ調で、優しくしみとうるような香りで、ティートゥリーよりもマイルドな感じが特徴です。

心理面の効果効能効用
■精神的ダメージを受けた時に気持ちを盛り上げ元気づけてやる気を出させる効果があります。
■落ち込んだ時に気持ちを盛り上げ元気づけてやる気を出させる効果があります。
■熱くなった感情を落ち着かせる効果があります。

体調面の効果効能効用
■去痰・解熱・発汗作用があります。風邪の熱を最小限に抑えてくれるので風邪のひきはじめに効果的です。
■のどの痛み・せき・感染症の症状を緩和します。
■胃けいれん・神経性の嘔吐・下痢・小腸炎の痛みを緩和します。
■内臓寄生虫の駆除にも効果があります。
■歯痛・頭痛・節々の痛み・耳の痛み・筋肉の痛みに和らげる効果があります。
■免疫調整作用があるため花粉症の症状緩和にも役立ちます。

美容面の効果効能効用
■殺菌・消毒作用があるのでやけどや切り傷を改善します。
■脂肌を整えニキビ予防に効果があります。
■慢性の皮膚疾患・乾癬の症状を好転させてくれます。

エピソード
カユプテは、東南アジアで、昔から幅広い用途で、多くの人々に親しまれて活用されてきた精油です。伝統的な精油でもありインドネシアでは、水蒸気蒸留法で抽出したカユプテエッセンシャルオイルが、数百年も前から使われてきました。
■マレーシア、インド、中国など東洋では古くから家庭療法に用いられていて、様々な胃の病気や皮膚病の万能薬とされていました。また、リウマチとコレラの治療薬としても伝統的に使用されてきた精油でもあります。


ケンケンのカユプテ知恵袋
カユプテは、ユーカリティートゥリーなどの薬品っぽい香りが苦手という方や、お客さんが来るので、強い香りが使いたくない場合などには、代用として活用できる精油であります。
カユプテは、ティートゥリーよりもマイルドで優しいためにお子様への使用にも適しています。


ケンケンのカユプテ精油活用レシピ

■風邪のひきはじめや予防にどうぞ

芳香欲で使用します。

カユプテ2滴
レモン2滴

レモンがない場合は、ラベンダー・ベルガモット・ペパーミント・サイプレス・ローズマリーなどが良いです。


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記録的猛暑!海水温の温暖化が原因

記録的猛暑だった今夏、上昇した気温の2割強は過去約30年の海水温の温暖化が原因とする解析結果を、東京大学大気海洋研究所の研究チームがまとめた。

チームは海水温と海氷面積のデータを基に、今年6~8月の世界の気温をコンピューターで再現。その結果、日本やロシア西部の高温、北米西岸部の低温など、実際の観測値に近い結果を得た。その上で、1982年以降の長期的な海水温上昇や海氷の減少と、平年より約1・5度高かった日本の猛暑との関係を計算したところ、海水温上昇などが気温上昇に影響を与えた割合は2割強(約0・3度)に相当したという。

猛暑の原因については気象庁の異常気象分析検討会が9月、太平洋赤道域の海面水温の変動や太平洋高気圧の張り出しなどを挙げていたが、同検討会会長も務めるチームの木本昌秀教授は「海水の温暖化による底上げがなければ、今夏の猛暑は説明できない」と指摘。海水温の温暖化は今後も世界や日本の気温に影響を及ぼすとしている。 (yahooニュース引用)

温暖化へのケンケンの記事

今年はさんまも影響を受けました。そういえばケンケンの近くにある海に行くと昔見た光景より海の距離が近くになったような感じがしました。気のせいであればよいのですが、身近なところで、じわじわと生活に影響を与えている温暖化ですが、人類の犯した代償は大きいです。

エコ運動なども盛んになるのは良いことですが、エコと反対のことをしている国やビジネスもあることはなんとも悲しくなります。

ケンケンのアイデアでは

①世界中の人が桶をもって、一斉にくみ上げて海の量を減らすというのはどうなのでしょうか!
②世界中の人が一斉に口をあけてふーふー吹いて海水の温度を冷ますというのはどうでしょうか!
③世界中の人が一斉にカレーを食べて夏を凌ぐというのはどうでしょうか!

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アロマと歴史⑭ ヨーロッパ中世時代

アロマと歴史⑭ ヨーロッパ中世

ヨーロッパの中世時代

西ローマ帝国の滅亡から東ローマ帝国の滅亡ルネサンス大航海時代までを含む時代がいわゆる中世ヨーロッパになります。中世のヨーロッパの時代(6~17世紀)は、香りの文化が成長して発展していく時代になります。

花の本来の香りを獲得(9世紀)
■花の本来もつ香りについて、大きな変化が見られるのは、9世紀ごろで。古くは、動物や魚の油脂やワインをベースにしたものに花を混入させて花の香りとして称していました。ですが、花がもつ本来の香りからまだかけ離れていました。花の香りというよりは、別のものといった感じのものでした。しかし、転機が訪れます。アルコール発見(イスラム)蛇管{じゃかん}蒸留器の発明により花が持つ本来の香りを抽出し保存することが可能になりました。


十字軍の遠征(10~11世紀)

中世ヨーロッパの時代に暗い影を落とした十字軍ですが、十字軍の遠征(10~11世紀)約200年にも及ぶ間に、東西の文化交流や貿易はとても盛んになりました。そんな中、アロマテラピーでも有名なハーブ薬草医学精油の蒸留法もこの時期、ヨーロッパに伝えられることになりました。そして、異文化との交流の末、異文化との共存の道を模索することにもなりました。

■バラ水
アラブ人のアビセンナ(980~1036年、医者・科学者・哲学者)の他にも詩人、学者でもあるオールラウンドな才能に加え彼は卑金属(金以外の金属)から金を作るという錬金術【れんきんじゅつ】者でもありました。錬金術の過程の一部でバラもテストしたようですが、バラを用いた結果バラから精油バラ水(フローラルフォーター)が採れることを発見しました。バラ水十字軍によってヨーロッパに伝えられる事にばりましたが、バラ水のほかにもサンダルウッド高価なスパイスなどが持ち帰られました。ですが、残念なことに持ち帰られた一部の物に対しては、キリスト教の教えでは禁じられている誘惑物として抵抗も受けました。

■ハレム水
オリエンタル地方のスパイスやバルサムや香油です。恋人へのお土産にもなりました。それから香料の貿易を専門に行ったのがベニスの商人だそうです 。


医師の養成所
■こういう背景の中でやはり医学はかかせなくなりました。サレルノ(イタリア)モンペリエ(フランス)は、医学において欠かすことのできない都市として発展していきます。サレルノ(イタリア)においては、ヒポクラテスの町とも言われたようで、中世ヨーロッパの大学の規範にもなり医師の免許制度が始まった地でもあります。モンペリエ(フランス)においては、医学教師によるギルド(組合)、医師免許制度が作られた所でもあります。他宗教の共存が可能だったために国籍や宗教を問わず医学を学ぶ事が出来た土地で、サレルノ(イタリア)を凌ぐ医学としての大事な拠点となりました。


ラベンダーの水(12世紀)
■このころ、イギリスのベネディクティン派の尼僧であるヒルデガルト・フォン・ビンゲンは、(ユリウス暦1098年 - ユリウス暦1179年9月17日)は、中世ドイツのベネディクト会系女子修道院長であり神秘家、作曲家でもありましたが、彼女によってラベンダー水は作られました。こういう影響もあると思われますが、特に1370年、シャルル5世は庭にラベンダーを植えさせ自らラベンダー水を作っていたと言われています。現在ではイギリスの代表の香りとして、優雅で品のある香水として売られています。後にラベンダーは、アロマテラピーの真髄とも取れる貴重なきっかけになるのですが、それは、後ほどに紹介しますが、ラベンダー水にはこういう伝説的エピソードがあるようです。


ハンガリーウォーター(ハンガリアン香水とも)
ハンガリーウォーターに関しては、アロマテラピーの中でもとても有名なエピソードですが、ハンガリー王妃は、老いてもなお美しかったというお話で、隣のポーランドの国王に求婚されるほどでした。1370年にはエリザベス女王にも捧げられています


大航海時代と香料貿易
新大陸が発見されてから香料がとても貴重でありお金になりました。そういう背景も手伝い香料貿易も世界規模になり、大航海時代が始まりました。ヨーロッパ人は価値を同じくしたというコショウをはじめ、様々なスパイスや薬用・芳性な香料を探し求めました。これからいよいよ世界規模の探求や好奇心、ロマンを大航海時代の人たちは夢見て命を懸けて、新たな世界を求めて旅にでました。


アロマセラピーとしての進歩(16世紀)
■これまでは、口で伝承(伝説逸話で言い伝えられてきた)とされてきただけのアロマセラピーも、16世紀に入るとアロマのみならず技術伝承などが広まるにあたり忘れてならないのが、印刷技術が発明されたことです。印刷技術の発明や活用で、アロマの躍動にも大きな影響を与えました。

新完全蒸留読本」(ドイツのエロニムス・ブラウンシュバイクという医師の著)
新大蒸留読本」「バレリー・コルティの薬局方」「植物読本
本草網目」(中国の李時珍:バラ・ジャスミン・カモミール・ハスの花)

こういう書物も登場して、アロマセラピーは体系づけらていきました。

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