今日は、私の最近の大発見について綴ります。
公立保育園の保育士を経て、森のようちえん業界に身を置いて18年目になります。
今もなお、私にとって森のようちえんの魅力が色褪せることがないのは何故なのか。
そこに気づけたのは、私にとって大発見でした。
林野庁に勤めておられた方と年末にやりとりをしていて気づいたことがあります。
それは森のようちえんは、マインドフルネスそのものだ、ということです。
あなたは、マインドフルネスってご存じですか？
森のわらべでは、スタッフミーティングや親御さんとの定例会の中で、最初の時間に取り入れています。
人間は、ついつい過去に起きたことにくよくよしたり、これからまだ起きてもいない未来のことを心配したりと、
人間の脳は放っておくと、すぐに過去や未来に飛んでいってしまいます。
でも、「今」を生きている私たちにとって、まず「今」を満たすということは、心の健やかさにおいても、脳のパフォーマンスを上げるためにも、とても大事なことになります。
「マインドフルネス」については、体感してみるのが1番ご理解頂けることなので、興味のある方は検索したり、本を読んだりして、実際にやってみて頂きたいのですが
森のわらべや、私の講座では、今の自分の在り方に注目するワークとして、マインドフルネスを取り入れています。
そして最近の大発見というのは、
森のようちえん活動は、
マインドフルネス
そのものだ！
ということ、です。
森のわらべでは、年間保育計画を立てたり、各学期ごとの目標を立てたり、月間予定としてシフト表を作る中で、活動計画をある程度明確にしていますが、
その日の天候や自然の状態、子どものあり方を目の前で感じながら、柔軟に、臨機応変に、そして大胆に、保育計画を変更することに、ずっと取り組んできました。
つまり、今を感じ、今を満たし、今の最善を目指して保育を作り上げていく、これはまさにマインドフルネスそのものであるということです。
だから、私は森わらのフィールドに朝 出かける時、いつも森を感じながらワクワクし、目の前の子どもを感じながらトキメキ、心をしっかりと動かしながら、今の自分で感じていることに注目しながら、
あぁ 楽しいなぁ
あぁ 素敵だなぁ
あぁ 面白いなぁ
あぁ 美しいなぁ
という気持ちに満たされながら、日々活動を行うことができています。
この感覚が味わえることこそ
森のようちえんの魅力。
充実した思いに満たされながら
日々活動をすることができています。
だから 私は、
18年経とうとしている今でも
森のようちえんの魅力に
取り付かれているということに
気が付きました。
これからも、マインドフルネスとしての森のようちえんの魅力を、存分に味わいながら、多くの人達にこの魅力をお伝えしていきたいと思います。
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浅井 智子