ヒルト材の整形 | takara-kuruのブログ

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鈴木刃物製作所、カスタムナイフとニッパー爪切りを作ってます。
随時カスタムオーダーナイフ製作を受けてます。



ヒルトに使う材質は、

ニッケルシルバーにステンレスに真鍮とか、

チョット凝って”チタン”ぐらいか・・・?

そうそう、最近は砲金を使う方も居るようです。




今現在製作中ナイフの中で

”古い鉄”や玉鋼、錬鉄、等々、が大好きで、

”普通”の材では、全く持って見向きもしない”Y"氏

”拘りの粋”とでも言えばピッタリなのか?(褒め言葉ですよ)

当方がプロになる直前に知り合ったカスタマさんです。



そんな”Y”氏の要望に答えてる内に鍛えられたか?

色々出来るようになった事を感謝しなくてはなりませんんね!





刀匠である友人、

坂一貫斎繁綱氏が鍛えた玉鋼は何の端材だったか?

取っておいて良かった!

これでヒルトを作ります。


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コチラは19世紀の船の鎖を鍛造して板にした錬鉄、
※鎖の状態で練ってあります。

後日鎖の大きさを聞いてビックリ!!

”手首”ぐらいの太さで4、50センチ強のオーバル状だったとか!

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玉鋼の厚さは10ミリ強、錬鉄なんぞは12ミリ

設計の厚さに削るだけでも一苦労です。

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整形が終わった状態は

薄っすらと練った跡が見えます。

左右は真鍮です。

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罫書きが終わって・・・?

今日は暑い位の陽気で・・・?

オマケに続く、>>>!!

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オマケ



昼飯食って・・・ハアー!

お仕舞いにします。

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