娘は打楽器が大好きだ。つみ木を、拍子木のよう に両手に持ってカチカチ言わしたり、オモチャを机に叩きつけたりして、ニヤニヤしながら、音を楽しんでいる。
腕を振り回すと音が出るという単純なフィードバックが心地よいのか、いつまでも楽しんでいる。
こないだ私の実家に娘を連れていったときも、打楽器遊びにはまっていた。その様子を見ていた私の母が、何故かリビングに置いていた宮島のしゃもじを渡したところ、非常に気に入ったのか、ブンブン振り回してガンガン机を叩いて音を鳴らしていた。
無邪気に遊ぶ孫の姿がたまらなかったのか、しゃもじを持ったままの娘を私の父が、抱き上げて高い高いをして遊んでくれた。
高い高いでテンションが上がったのか、あろうことか、父のおでこをしゃもじで叩き始めた。満面の笑顔で。
最初は遠慮がちにペチペチ言わせていたが、段々調子にのってきて、カンカン音がするぐらいになって。
それでも、笑顔で叩かれ続ける父に、何故だか神々しさを感じた一時であった。
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