今日の午後は、泉大津市にある「大津川河口」で、いつもの野鳥ではなく、万博会場(舞洲)に向かう航空自衛隊「ブルーインパルス」を待っていました。
ここに向かう道中では、橋や歩道橋など、あちこちで人だかりを見ました。
関西国際空港から舞洲なので沖合を飛ぶと思いきや、阪神高速湾岸線の内側(山側)を飛んでいきました。
撮影時間は、発見時から約1分で17回撮影できましたが、ほとんどブレブレで、酷暑のせい?(私の腕のせい(笑))なのか霞んで不鮮明の中、一番マシな写真を選びました。
「ブルーインパルス」は、航空自衛隊が誇るアクロバット飛行チームで、正式名称は「第4航空団第11飛行隊」。宮城県の松島基地を拠点に活動しています。
機体は国産中等練習機のT-4(愛称は「ドルフィン」)で、編成は予備機を入れて、7機体制ですが、写真では1~6号機で、万博会場に向かっています。
ちなみに各機の役割は次のとおりです。(Wikipediaより)
<各機の役割>
通常、展示飛行は予備機を含めた7機で展開を行う。予備機を除いた6機の役割は以下の通りである。
1番機(編隊長、Leader)
編隊の先頭を飛行する編隊長機で、編隊の隊形の基準になるため、正確な操縦が要求されるが、僚機の追従が難しいような操縦は出来ないため、慎重な飛行が求められる。すべてのメンバーを統率し、高度や安全の責任をすべて負う役割で、TAC部隊でも飛行班長クラスのベテランが担当する。
2番機(左翼機、Left Wing)
隊形変換の際に移動の速さの基準となる役割を持つため、課目の見栄えを左右する。
3番機(右翼機、Right Wing)
チーム内で最も若いパイロットが担当する。2番機の動作に合わせて隊形の対称性を確保する役割がある。
4番機(後尾機、Slot)
後方から隊形をチェックする役割。1番機の後方に入り込むため、垂直尾翼に1番機のジェット排気が当たる状態となり、縦系統に動く課目ではうまく舵が合わないとキャノピーがジェット排気の中に入り込んでしまうため、「地獄の後尾機」とも称される、編隊で最も過酷なポジション。
5番機(第1単独機、Lead Solo)
1機のみで行う「ソロ課目」や、6番機とともに行う「デュアル・ソロ課目」を受け持つ。第2編隊長機としての役割もあり、1番機にトラブルが生じた場合は残りの機体を統率する。デルタ隊形の場合は4番機の左側に入る。
6番機(第2単独機、Opposing Solo)
1機のみで行う「ソロ課目」や、5番機とともに行う「デュアル・ソロ課目」を受け持つ ほか、5機での課目では1番機が率いる編隊と合流する。デルタ隊形の場合は4番機の右側に入る。