今日は仕事で京阪本線萱島駅へ行きました。
ここは普段の通勤では通過駅なのですが、通過時には駅のホームを貫いた大きな楠の木を見ることができます。
駅の下には萱島神社(かやしまじんじゃ)があり、樹齢700年と推定される大きな楠の木はご神木となっています。
ご神木は昔、京阪本線の高架・複々線化の予定地内にかかり、伐採されることになりましたが、市民に親しまれていることから保存を望む声が上がって保存されることとなり、現在のホームと屋根を楠が突き抜ける形で駅が作られることになりました。楠の隣の駅下の敷地に京阪電鉄が社殿を造営・寄進し、明治40年(1907年)に一旦廃社された旧村の村社「神名社」を昭和55年(1980年)7月に「萱島神社」として再興されたとのことです。