太田裕美「しあわせ未満」(1977年) | =Get A Step Ahead= TAKAの気まぐれ帳

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人生は長いようで短く儚いもの。気まぐれに音楽ネタなどを書いて行きます。

 

70年代の映画を好んで見ている時期があって
「同棲生活」や「四畳半の部屋」という設定に熱い気持ちを持っていた。
決して楽ではなかったはずですが、若者たちにも希望があった時代。
結婚ではなく、共に同じ部屋で暮らしてみるというのは
ちょっとした冒険心もあると思うのです。(経験はないけどね)

太田裕美さんの「しあわせ未満」もそんな若者の物語。

    20才まえ ぼくに逢わなきゃ

この歌に出てくる娘
まだ10代だったんだね
この頃は「大人」になるのが今より早い感じもする。
バブル前の高度成長期。早く大人になりたがっていた
そんな若者が多かったのでは。

「神田川」よりは明るくPOPな歌になっていますが
部屋代の取り立てにおびえるような暮らしをしていても
精一杯頑張っていけば、そのうちに春もやってくるという事か。

  ついている奴 いない奴  男はいつも2通り

このフレーズを聞くと、どうしても「大学受験」というのが思い出されるのです。
大学受験に合格するかどうかは、決して「運・不運」ではないのですが
試験当日のちょっとした事

  (雪が降っていて、足元が悪くて滑ったとか・・・)

それが運命の悪戯となり、持てる力が発揮できなかった
としたら、それは「運・不運」の問題かも・・・と。

それでも、やはり
  「受験に失敗したのは当日の雪のせいだ!」

と言うのは単なる言い訳に過ぎないのです。
合格に至る実力が足らなかったのは明白な事実なのです。

それでも

  「俺はついていなかった!」

というのは単なる負け犬の遠吠え。

作詞:松本隆さん、作曲:筒美京平さん、編曲:萩田光雄さん
この作家陣が織り成す楽曲と太田裕美さんとの組み合わせは
琴線に触れるものがあります。ワタシの大好きな一曲です。