昨日、強い雨で
ホタルを見に行くことを諦めました。
今日は、霧雨のようで、
傘もいらない程度だったので、出かけました。
すると、ホタルは
これくらいの雨なら気にしないで、飛んでいました。
ひとり、近くの草の上で点滅していました。
夜景モードでも苦しい態勢で、
それほどシャープには撮れなかったのですが、
まあこんな感じでした。
日常のなにげないことを、できるだけ「ほっと」できるようにお届けしようと思っています。
君の具合がよくないことは、
先日から分かっていたよ。
もしかすると、今日
もう会えないかと覚悟してきたんだ。
でも、君は姿を表してくれた。
ボランティアさんに尋ねると、
あまり食べていないのだという。
自分の弱いことを、自覚しているようだ、ともいう。
嫌だよ。
君の心は、
どの猫しゃんよりも、
よく考えてきたんだ。
それなりに、理解してきたつもりだったよ。
君までいなくなったら、
やっていけない。
いや、そんなことはどうでもいい。
食べてくれ。
そして、痩せたその体が、
元のようにふっくらと戻ってほしい。
撫でると、うっとりと目を瞑る。
尻尾を撫でる私の心を、
君は受け止めていたに違いない。
「ありがとう」と
いまのうちに言っておきたい。
でも、まだまだ、言いたいんだからね。
後ろ髪を引かれながら、
君に手を振った。
ずっとこちらを見つめる君に。