現場で働く人たちが、自らの意志で行動を起こさない限り良い方向へとはいかないモノです。
だからっと言って、現場に最初から全てまかせてもなかなか自主的には動いてくれませんよね!(マネージメント能力のある人間がいれば別ですが・・・)
先日、私の知っているお店でこんなことがありました。
そのお店は飲食店なのですが、春は転勤などが多く、何かと人の出入りが多い季節なので、新しいパーティープランを企画したいと考えていました。そこの店長さんも企画を考えること自体は好きなのですが、現場との折り合いがいつも悪く、今回も企画をしたモノの現場からは反発の声がでていました。
「こんなプラン、ヒットするわけないよ!」
「うちのお店は魚が売りなんだから、肉だ野菜だと主力じゃないモノをメニューに盛り込むのはやめて、美味しい魚+〇〇にした方がお店にとってはプラスになると思う!!」
「その方が常連さんにも受けがいいと思うよ!!」
このお店の従業員の方々はお店に対しての愛着はあるのですが、最近、新しく赴任してきた店長さんのやり方にはいつも不満を感じていました。
また、このお店はお魚が美味しいと地域でわりと名の通ったお店なのですが、新任の店長さんは魚だけではなく、肉や野菜もあるよ的なメニューを押し出せば、今とは違った客層が取り込めるのではないかと考えたそうです。
そのお店にはフロアーを任せられているA君(男性)がいるのですが、その男の子がこう切り出したのです。
A君:「そうだよね!このお店の強みは魚なんだからさぁー、逆に何ができると思う?」
B子:「今は旬が〇〇でなんだから・・・」
C子:「サラダはバイキングではなく、名前も変えてこう出せば・・・」
こんな具合にアイディアが自然と出てきます。
おまけに他の人たちまでもが、「ここをこうすれば凄く良くなるし・・・」ってな具合でチームとしてのアイディア出しが出来てきたのです。
ここで私が言いたいことは
何かことを起こしたいのであれば現場に任せる!と言うことです。
社長や店長自らが指示を出すのは簡単です。
でも、管理職の本当の仕事は指示を出すことではなく、人が自発的に動ける組織づくりが本当の仕事だと思います。
その為には、その都度、社長や店長意外に現場での責任者を決めると良いと思います。
最初はうまくいかなくても、それが脈々と受け継がれていくうちに組織としての経験が生まれてきます。これこそがひとりで考えることよりも大勢で考えることのメリットだと思うのです。
お決まりのセリフと言うことで、
今日も生意気いわせて頂きました♪
商売繁盛プランナーたなべたかお
今日も生意気いわせて頂きました♪
商売繁盛プランナーたなべたかお
宮崎県産 温室マンゴー
香りだけでも癒されます♪