SEPT A story of ReAnimation:ReverSing

 

29日23:59をもちまして全配信も終了いたしました。

 

ご観劇、そしてご視聴いただき、

最後まで愛してくださった皆様

 

本当にありがとうございました。

 

10月14日「RE:VS延長戦」もご期待ください!

 

 

これでキャスト達の振り返りもラスト。

 

配信終わりには間に合わなかったけど、最後まで、書き切りたいと思います。

 

 

 

真宮伊呂波を生きてくれた「大平峻也」くん!

 

ReverSingのW主演を務めてくれた峻也くん。

彼無くして、この物語は成立しなかったと思います。

稽古が始まる前にまず過去作がみたいと連絡がありました。

 FATALISM、Vol10ReUnion|ReVise、ARIARIUMの三作を送ったのですが、合流してから全てを事細かに理解している峻也君に本当に驚きました。

何度も何度も過去作達を観て、このシリーズに対して最大のリスペクトを持ってReverSingに挑んでくれた峻也君。

台本と向き合い、物語を最高の状態で届けるべく伊呂波としての感情で言葉を追いかけたり、美空の感情を追って話し合ったり、登場するすべての登場人物を深く深く愛してくれていた、そんなふうに思わせてくれる最高の仲間でした。

座長としては、日々キャスト、スタッフに気を配り、そのうえ僕にまで気遣いの電話までくれて、峻也君のチームへの深い愛情のおかげで成り立ったステージだったと思います。

 

伊呂波として生きてくれて本当にありがとう、峻也くん!

 

 

真宮美空を生きてくれた「佐藤日向」ちゃん!

同じくReverSingのW主演を務めてくれた日向ちゃん

 

直向きというか、真っ直ぐというか、納得いくまで突き詰めるその姿勢は本当にすごいなぁと見守っていました。

脚本がどんどん変わっていく中で一番大変だったのは美空。それは登場人物すべての想いを受けて、最後のシーンへと辿り着かねばならないから。

ReverSingは二人の主人公のもと、物語の中に生きるたくさんの人がそれぞれの答えに向かって進んでいく。そして、その想いを全部受け取って、バトンを繋いで、答えにたどり着く物語。

その全てを背負って立つステージの重圧もすごかったと思います。たくさん悩ませたし、苦しい思いをさせてしまったと思います。

それでも、最後の瞬間に最高の笑顔でステージで歌ってくれたこと、とても印象的で、感動でした。

他のチームのパフォーマンスや共演者の芝居も袖からじっと見つめて、全部を感じて、笑って、泣いていた姿に自分も頑張らないといけないなって。周りを動かすそんな力を持った素敵な女優さんだったと思います。

 

美空として生きてくれて本当にありがとう、日向ちゃん!

 

 

一色真里亞を生きてくれた「西本りみ」ちゃん!

 

別現場と並行しての今回。

日々変わる台本にたくさん悩ませてしまったと思います。

それでも主人公バンド「SPECIA」のバンマスという難しいポジションを全身で表現し、全力で演奏してくれた姿、純粋にカッコよかったです。全力で演奏すると本当に握力が入らなくなる時があって、ラストシーンでのコップを落とすたびに、今日も全力で弾き切ったんだなぁと。

お芝居の優しい雰囲気から一転、ベースを弾く姿がめちゃめちゃかっこいい。低さをテーマにしていたナウネバよりも誰よりも低い位置でベースを背負っていたりみちゃん。袖でナウネバ達が謎の歓声をあげていましたw

いつか同じステージでも演奏できたら嬉しいなぁと思ってます。

 

ありがとう、りみちゃん。

 

 

SPECIAのDr.桃華を生きてくれた「むらたたむ」さん!

 

初舞台のたむさん。まず舞台稽古とは?というところからたくさん悩ませたことだと思います。それでも日々楽しそうに、SPECIAにとってなくてはならない縁の下の力持ちとしての桃華を目一杯生きてくれました。

普段は温和で、温かな空気を纏っているたむさん。しかし演奏になると、もう目つきから変化する。ライブスイッチを入れた瞬間、ぎらりと光る眼光、気合を入れたその姿はもうめちゃめちゃかっこよくて、袖でキャスト全員が歓声をあげておりましたw

 

ありがとうございます!たむさん!

 

 

杏を生きてくれたHANNAちゃん(左)!

よかった、ギターたちで撮ろうって誘ってもらって撮った一枚。

この写真に参加できたことも嬉しかったです。

 

同じく初めての舞台でわからないことだらけの中、初舞台で主人公バンドSPECIAのムードメーカー、さらには不思議キャラとしての立ち位置は難しかったと思います。全くそれを見せず全身で楽しんでくれたことがとても嬉しかったです、

最初はちゃんと演奏することを重視してくれていたHANNAちゃん。徐々にテンションと共にパフォーマンス込みで緩徐が爆発して上がっていくギタープレイ、最終的には爆裂に暴れながら弾いている姿をみて、これだよなぁって。

音楽は楽しんでこそです、それを思わせてくれたHANNAちゃんに感謝。

 

ありがとうHANNAちゃん!

 

 

一つの世界で椎名眞幌を生きてくれた「西葉瑞希」ちゃん!

 

土日4公演に出演してくれた西葉ちゃん。

「椎名眞幌」という人物が、二つの楽しみ方ができたのは西葉ちゃんの生きてくれた眞幌のおかげだと思ってます。

甲斐ちゃんとは違うアプローチで眞幌を理解し、美空との関係も含めて眞幌が違うだけでまるで違う作品を見ているかのように届けてくれました。

たくさん考えて、練って、丁寧に理解してくれたんだなぁと。

千穐楽にも駆けつけてくれて、一瞬だけ実現したW眞幌。

あの瞬間がたまらなくうれしかったです。

新たな可能性を見せてくれた西葉ちゃんに本当に感謝です。

 

ありがとう、西葉ちゃん!

 

 

最後の最後で、本番写真降臨!(3回目!)

一つの世界で椎名眞幌を生きてくれた「甲斐心愛」ちゃん!

 

もう、本当に真っ直ぐ。

直球を投げ続けることってどんどん難しくなっていくと思うのですが、もう全部が全力で真っ直ぐ。

それが一緒にステージに立つみんなの心に突き刺さり、ストレートな感動を生むのです。SEPT×STU48のセルアミ公演でもウチクリ&タカオコンビとお仕事はしているものの、ほぼ初舞台。

にもかかわらず持ち前の空気感でムードメーカーとして場の空気をガラリと変えたり、体当たりで生きる彼女の力強さで共演者も演出も引っ張ったりと、驚きの連続でした。

 

ありがとね、甲斐ちゃん!

 

 

 

「SEPT A Story of ReAnimation:ReverSing」

 

Reversi+sing=ReverSing

裏表のような世界が一つの世界に交わるという意味でのリバーシに、Singの意味も足されることで音楽、歌が起因となる物語という意味でつけました。そして単語としての意味の"逆転"。

たくさんの世界線があるReAnimationシリーズ。

その表裏一体の壁を越え、一つの世界に集まり、進んでいくReverSingは"伊呂波"と"美空"の物語。

 

彼らのことは物語で語ったので多くは語らないでおこうと思います。

 

あくまでも補足だけ。

 

伊呂波の世界は過去作「SEPT Vol.10 ReAnimation ReVise」の世界線からやってきたという設定。

・スタジオキング=伊呂波の世界ではキングダムスタジオ

・UN1ONはいたけど、RAPLAS:Reはいない

・伊藤兄妹は別々の道を歩んでいる

・ナウネバのボーカルは男

・SPECIAの由来や、同じ曲なのに歌詞もメロディも違うこと

 

などなど、ありえた世界のお話が劇中にも出てきました。

 

しかし、大円団を迎えたあの世界(ReVise)の未来としては不穏なこともたくさん。伊呂波が言うように「バッドエンドの世界」そう言わしめる世界軸だったのでしょう。

 

だからこそこの物語は

美空が想いを受け取って未来を選ぶ物語であり

伊呂波にとっても救いの物語なのでした。

 

 

眞幌の存在

 

二人にとって従兄妹に当たる眞幌。

。美空のことを「美空ねえ」と呼び、伊呂波の世界では「伊呂波にい」と呼ぶほど仲のいい親戚。そして物語では最初から最後まで周りに影響を与え続けるという特殊なポジションでした。

眞幌の頑張りがそれぞれの世界をいい方向に導いたのは間違いありません。灰馬にしてみても運命に抗おうとする眞幌の行動はとても興味深くうつったことでしょう。

 

RE:VS当日。

伊呂波は自分がいなくなった時のことを考えて眞幌に違う世界から来たと話してしまいます。美空の力になってやってほしいと。

しかし灰馬の決めたルールを破ったことで、世界から認識されなくなってしまった。

 

世界中の人たちから伊呂波の記憶が全て消去されてしまったのです。

 

伊呂波も焦ったことでしょう。最後に選択を間違えてしまったと。黄経と赤見沢も現れ、何も今消す必要はないと抗議しますが、灰馬は言います。

 

灰馬    「物事にはルールというものがある。それをやってしまっては何のための秩序でしょうか」

伊呂波「頼むよ! せめてあいつが、ここに来るまで僕は!」

灰馬 「このままだと間違いなくあなたは世界に拒絶され、存在ごと消えますよ?」

伊呂波「……僕は消えたってかまわない。美空がハッピーエンドになればそれでいいんだ! だから頼むよ、もう一度だけ!」

 

その言葉と熱に打たれる灰馬。

どうして人間はこうも運命に抗おうとするのかと……そしてこんなにも興味深いのかと。

 

青井 「……黄経、赤見沢」

 

三羽は人間の愛おしさを知っています。

だからこそ伊呂波の想いを無碍にしたくなかった。しかし、このままでは消えてしまうかもしれない事実は変わらない。

三羽は少しだけ猶予を与えます。

 

青井 「……美空が来るまでだ。それ以上はお前の存在が危ぶまれるぞ」

伊呂波「ありがとう、それで十分だ」

 

 

伊呂波は駆け出します。

自らが忘れられた世界で何ができると言うのか?

これ以上の刺激がまだ存在すると言うのか?

灰馬は伊呂波のあとを追い、行く末を見届けることにします。

 

 

ライブ前日に美空が投げたコイン。

僕の描いた台本上での最後のコインの行く末は「裏」

つまり"RE:VSに来なくていい”と言う結末だった。

 

それでも、みんなの想いのバトンを貰い続けた美空はコインの決めた行く末なんかじゃなく、自分の意志でやってくるのです。

歌えないかもしれないとわかっていながら、それでも仲間達と共にステージに立つことを選ぶのです。

 

その姿を見届けた伊呂波。

灰馬はもういいでしょうと元の世界へと帰らそうとするが、伊呂波は「まだだっ」と走り去ります。このままでは本当に存在が消滅すると灰馬自身にも焦りが見え始めます。

 

美空はステージに上がり苦しみながらもその殻を破ろうと必死で歌います。真里亞たちも心配そうに見ながらも演奏を続けますが、ついに声が出なくなり始めます。

 

同じ存在である伊呂波には、このままだと美空が歌えないことがわかっていました。最後のその瞬間まで支えるために、誰にも見えていないのに、誰にも聞こえないのに、伊呂波はステージに現れ一緒に歌います。

 

歌うのは自分の世界での同じ曲「未完成のStory」。

美空SPECIAの曲「STORY'S」とコードや展開は同じなのに、歌詞もメロも違う曲。

 

伊呂波の世界では未完成と銘打たれたこの曲はまるで美空への応援歌のようで、ここで初めて完成したのかもしれません。

歌詞については最後にまた書くとして。

 

聞こえないはずの美空はどこか暖かな空気を感じ、どうにか歌い続けます。しかし、どうしても声が出切らない。

座り込んでしまう美空に伊呂波は語りかけます。

 

伊呂波「夢ってのはさ、9割は苦しいんだよ。でもさ、その残りの一割が、とんでもなく嬉しいんだよ! たとえどんな世界でも僕たちは一緒だ! だったら! 何度だって奇跡は起こせるんだ! だから楽しもう、音楽を!」

 

いつかのテレが言った過去作を代表する台詞。

それに伊呂波の想いと言葉が乗った最後の言葉。

 

聞こえないはずの伊呂波の声は、美空の心の奥底にある本当の声となって、立ち上がり、伸びやかに歌い始めます。伊呂波も最後の想いを美空に届けます。

 

美空 「ずっと消えない 痛みを ここで」

伊呂波「ずっと考えてた なんのために歌うのか」

美空 「もう一度受け止めるよ」

伊呂波「今ならもう一度受け止めてさ、目を開けて眺めてみなよ」

美空 「さよならまでに」

伊呂波「これが最後なんだから」

 

その姿を見届けた伊呂波は美空に向かい叫びます

 

「美空、またな!」

 

一部始終を見ていた灰馬がタクトを振り上げると、消えていく伊呂波

 

美空は全てを受け止め、涙と共に満面の笑みで歌い始めます。

それは偶然なのか必然なのか、伊呂波への答えのように。

 

「奇跡の果てに欠けたはずの明日を見失っても"聞こえた"

"特別"な今はもうありふれた未来で

芽吹いた想いきっと"君"と見つけるんだよ

それはこれからも"音"になるんだよ」

 

歌い終え、メンバーたちと最高の瞬間を楽しみ、ふと振り返る美空。そこにはポツンと置かれたマイクが。

誰に向けた言葉なのか、認識していないはずの誰かに向かって言います。

 

「ありがとう」と。

 

そしてSPECIAの最高のステージはその幕を下ろしました。

 

 

伊呂波は自らの世界へと戻ると、長い夢から覚めたような感覚に陥ります。聞こえてくる歓声。そこは伊呂波の世界でのRE:VSであり、SPECIAのライブ直前。

立ち尽くしてしまう伊呂波。そこで美空の声が響きます。

 

「今この時、この瞬間しかない時間を、一緒に楽しもう!」

 

伊呂波は心が満たされるような気持ちと共に、ステージに立つ決意を固めます。そこへ探しにくる眞幌。

 

眞幌 「ライブ、始まるけど、気持ち決まったの?」

 

伊呂波もまた美空の行動で救われ、自暴自棄だった自分から抜け出すことができていた。

 

伊呂波「……ああ、もう大丈夫だ!」

眞幌 「え?」

 

久しぶりにみる伊呂波の笑顔。眞幌はどうしてかはわからないけど、大切な伊呂波が立ち直ったことが嬉しくて、満面の笑みで送り出します。

 

眞幌 「うん! いってらっしゃい! 伊呂波兄!」

伊呂波「ああ!」

 

そこで待っていたのは離れていったはずの仲間達。

伊呂波の世界では実は薫、ショット、加恋と言うスペシャルバンドがSPECIAとして伊呂波を支えていたんですね。

 

心因性失声症

声がストレスで出なくなる病気。

伊呂波も美空も、お互いの存在や仲間達に背中を押され、克服することができました。

 

そして、最後に最高のパフォーマンスでフェスを沸かせたのでした。

 

補足だけって書いたのに、後半しっかり書いちゃいましたが、伝えたいことは振り返りできたように思います。

 

 

最後の伊呂波兄、最高でした。

 

 

【SPECIA】

美空「SPECIAは『species』から来てて、種の芽吹く場所っていう意味でみんなでつけたんだ。たくさんの人に届くように、私たちの音楽が自由に咲き誇れるようにって」

 

伊呂波の世界では違う形でSPECIAと名付けられます。

『Special』、特別と言う意味であり、伊呂波が決めた名前。

伊呂波はいいます

「バンドの問題をひとりで抱えて、ひとりで解決しようとして、そのストレスから声が出なくなって、それすら仲間に打ち明けられずに、拒絶して、ひとりになって、何も残らなかった。それが僕の選んでしまった選択」

"特別"という意味が一人になった伊呂波をより孤独にさせていったことでしょう。

物語では描かれていませんが、歌詞に盛り込んであり、特別というワードを使っている意味はここにもありました。

 

 

【美空と伊呂波】

名前の語感でつける時に、音階になってればいいなと思ってつけたこの名前。

美空はそのまま「ミソラ」

伊呂波は「ラシド」

になって、名前がつながると言う意味になっていました。

 

 

最後の質問に答えようのコーナーですが、上記を振り返るにあたり答えてしまったので今日は特にありません!

 

まだ気になるところがあれば、どしどし僕のツイッターやこのブログのコメントにでもいただければ答えていこうと思います。

 

 

 

 

いつも書き残しますが、

 

"人の縁に恵まれていること"

 

僕が唯一、人に誇れるものだと思っています。

 


僕が目指してきた「ハッピーエンド」。

このRevsrSingの世界を届けたことで、完結できたでしょうか?

 

ようやく辿り着いたこの答え。

皆様の心の中に少しでも何かが残ってくれていたら嬉しいなと思ってます。


いろんな縁がつながって、SEPTの世界を"偶然"にでも知ってくれて、こんな時代でも前を向けるような、明日への希望に繋がるような、そんな作品を届けたい。

 

想いはずっとかわってないんです。

ただ単純に、僕は笑顔で終われる物語が好きなんです。

 

 

最後の瞬間まで全員揃ってステージに立てた奇跡。

こんなご時世だからこそ

観てくださった皆様も

そして関わってくれた仲間達も含めて

 

笑顔で終わりたい。

 

ステージから見たペンライトの海。皆さんに答えをもらったと思います。

僕たちと皆さんがいてこそSEPTのステージは完成するんです。

 

ご来場いただいた皆様

配信でご覧いただいた皆様

 

ここまで見届けてくださり

楽しんでくださり

本当にありがとうございました。

 

 

キャスト振り返りはここまで。

 

 

最後にゆっくりになっちゃうかもしれないけど

 

この物語を裏側で全力で支えてくれた仲間達を紹介して終わりにしたいと思います。

 

 

 

最後の歌詞は二つをあえて同時に。

音楽監督okamu.先生と練りに練って作った曲。

 

ステージで二人が歌った瞬間にようやく完成したように思います。

 

峻也くんと日向ちゃんに感謝と共に大きな拍手を

 

「()」で囲んだ方が「未完成なStory」の歌詞です。

 

 

「STORY’S」 「未完成なStory」

作詞:杉浦タカオ 作曲/編曲:okamu.

 

遥か先の彼方へ 描いた風 乗ってさ

(時には傷つき泣いた夜も 空に描いた未来を思い出すといい)

 

変わらないままの道に 求めるものは何だろう

(時には変わっていくその時間を愛せるように笑うよ 君の分までさ)

 

涙滲むあるべき未来に 笑いかけた教えて

(見慣れた世界の並行線 想像でありえた未来に 等身大 飛び込めるなら 伝えたい)

単純な答えを(単純な答えを)

 

奇跡の果てが悲しい結末なら せめて見せて夢を

(奇跡の果てに悲しい結末を 辿るようにまた夢の続きを)

 

咲き誇るネモフィラ 未完成のストーリーで

(特別な今はまだ未完成のストーリーで)

 

限られた時間の中だけ君の声に

(限られた時間で僕は君の声になるだろう)

 

 

無くしてしまった今を信じていれば叶うかな

(胸に残ってるこの不安を飲み込んだまま言葉 何も知らずに)

 

雨はいつも優しい気がして 一人きりで

(教えて欲しいよ 自分の運命を 一人じゃないっていつだってそばにいるんだ)

伝えよう本当の言葉で 

(忘れない本当の言葉を)

 

ずっと消えない 痛みをここで 

(ずっと考えてたなんのために歌うのか)

もう一度受け止めるよ 

(今ならもう一度受け止めてさ 目を開けて眺めてみなよ)

さよならまでに

(これが最後なんだから)

 

 

奇跡の果てに欠けたはずの明日を見失っても 聞こえた

(奇跡の果てに欠けたはずの明日を見失っても僕なら覚えてる)

特別な今はもうありふれた未来で

(特別な今はもうありふれた未来で)

芽吹いた想いきっと君と見つけるんだよ

(芽吹いた想いのなかで君は見つけたんだよ)

それはこれからも"音"になるんだよ

(それは君だけの"音"になるんだよ)