配信も残すところ最終日の2公演のみとなりました。

 

あっという間の一週間

 

それでもまだ読んでくださっている皆様

 

ReAnimationの、ReverSingの世界を愛してくださりありがとうございます。

 

 

まだ公演最終日は視聴可能なのでお供にぜひ。

 

 

よ〜し!

 

残り18人、振り返っていきたいと思います。

 

 

そんな今日は伊藤兄妹

 

まずはお兄さん!

伊藤祈留を生きてくれた「ピコ」スーパーバイザー!

 

ここではキャストとして。

SEPT通算43ステージ!ちなみにこのステージ数にはライブ(ZEST2021)も含んでいます。SEPTならではの数え方かなと。

配信も含めたらえらいことになるほどSEPTを愛してくれたピコくん。毎回祈留として、何が最善で、何を届けたいかを深く追求してくれて、今回もたくさんの修正があったにもかかわらず答えに向けて走り続けてくれました。

今回が最終章だ、と言う思いをこれでもかと詰め込んでくれて、いつしか彼もまた、SEPTの大切な柱の一つになってくれていました。

ライブシーンに関してはもう、安定した圧巻のステージ。

今回は歌詞も一緒に担当してくれて、これがまたエモい。

最下部に載せておくのでぜひ。

ピコ君無くしてリアニは語れないほどに、心血を注いでくれた最高のアーティストです。

 

ありがとう、ピコくん。

いや、ピコスーパーバイザー!

 

 

そして妹さんの……

伊藤玲を生きてくれた「みのり」ちゃん!

はい、やってしまいました。

みのりちゃんと写真取れなかったので本番写真召喚!

でもいい写真、これ!

 

みのりちゃんもまた同じくSEPT通算43ステージ。

初めはゲスト出演予定でSEPTにきたみのりちゃん。今ではリアニシリーズではなくてはならない伊藤兄妹として、ステージで輝いてくれました。

祈留・玲・未来を主軸としたストーリーはたくさん描かせてもらった分、大変な思いもあったことだと思います。

ARIARIUMで明るい部分も出せた玲さん、今回はまた切ないシーンが多くて、悩んだことでしょう。

それでも、難しい言葉の裏側を二人で悩み続けて、出した答えは、最終章にふさわしい最高のシーンとなりました。

二人にしか出せないステージ。物語と向き合ってくれて本当に感謝です。

 

ありがとう、みのりちゃん!

 

 

SEPTの重鎮、ショットを生きてくれた「hoto-D」!

彼に関してはステージ数とかじゃない、SEPTの数だけステージに立っているミスターSEPTです。

僕よりも、誰よりも実は多くのステージに立ってくれているのです。

ここではキャストとして。

100ステージ以上、一緒にSEPTをやってきたhoto-D。

そんな彼が今回のReverSingのスタートをソロで飾ったこと。

こんなにエモいことはなくて。それを考案したウチクリにも感謝です。ショットとしても伊藤兄妹を支えるべく、物語を深く追い求めて、二人への愛で溢れてて。

そう、彼の根源には愛が溢れてるのだなぁと再度実感した、そんな時間でした。

これからも一緒に歩んでいこうぜ。

 

ありがとうね、兄弟。

 

加恋を生きてくれた「Ayano」ちゃん!

本日2回目のやっちまった!

と言うわけで本番写真召喚!(2回目)

これもいい写真!

 

SEPT通算34ステージのAyanoちゃん。

今ではリアニシリーズには欠かせない、ある意味hoto-D、信也くんと共にバンドバージョン三羽鴉と呼んでも過言ではないでしょう。いろんなバンドでいろんな色を見せてくれるベーススタイルは本当に圧巻で、彼女たち無くして物語は語れなかった。

そして加恋として「彼女をお願いします」を伝えるシーン。

本当のメンバーとなっていたからこそ言えたそんな思いのこもった一言。めちゃめちゃくるんですよね。

その時のショットさんと巧さんもいい顔してんだ。これがまた。

演奏も、お芝居も両方を楽しんでくれたことが本当に嬉しいです。

 

ありがとね、Ayanoちゃん!

 

 

巧を生きてくれた「信也」くん!

信也君は逆に三郷バージョンも両方撮れてる!

よくやった、私!

 

三郷の時にも触れましたが、お芝居をやる上で本当に自然体で真っ直ぐに変化球を投げてくる信也くん。真っ直ぐなのに変化球とはこれいかに?w でもそれがとてもいいアクセントになって、伊藤家バンドの雰囲気を作ってくれたなと。

かと思えばドラムを叩き始めたらこんなにストイックな人はいなくて、SEPTの骨格を担ってくれたのは間違いないと思います。

表情ってとても大事で、どんなシーンでも純粋に感じてそれが現れるから、見ているこっちまでつられちゃうんですよね。

楽しむことを表現してくれて本当に感謝です。

 

ありがとね、信也君!

 

玲帰還の時の二人。

いい顔してんなぁ。

 

 

この先振り返りを綴る前に

ここで彼を語らねばなるまい

相澤悠真を生きてくれた「少年T」くん!

 

言わずと知れたVol.9~10リアニの主人公。

今作は別世界線での悠真として、最終章に参加してくれました。

楽屋が一緒だったんだけど、ずっとモニターを見てるんです。

話しかけた時に、少年Tくんは言いました。

「物語の中なのにUN1ONの仲間が誉められたり、喜んだりするだけで、なんだか嬉しくなりますね」

そこにいたのは紛れもなく、あの日の悠真でした。

楽曲に悠真ソロバージョン「ReUnion」を持ってきたのも彼の考案。相澤悠真としても曲は何曲もあるのに、ReUnionがいいと。

思いの強さと、今のリアニをちゃんと見据えて、一緒になってステージに立ってくれたことが嬉しい。

 

ありがとね、佐香くん!

 

 

【伊藤兄妹】

 

眞幌「兄『祈留』さんの他の追随を許さないハイトーンボイスと、妹『玲』さんの繊細だけどパワフルな歌声! 二人にしか出せない珠玉のハーモニーを武器としたスーパー兄妹ユニットなのです! 半年前。妹の伊藤玲さんが大切なアリーナツアーを飛ばしたことで大炎上! まあ兄さんを守るためだったんですけど。涙ぐましい兄妹は、その逆行に立ち向かうのだった! しかし世間の目は冷たかった。愛想をつかしたファンの感情は怒りに変わり、いつしかアンチ集団と化した。それを察したスポンサーはいち早く撤退。二人の想いとは裏腹に、世間から姿を消すことになったのである! 妹の玲さんはその後、全国各地のライブハウスで亡霊のような姿で目撃されているとか、いないとか……」

 

はい、二人の現状の説明は眞幌さんが語ってくださったので割愛します!

 

 

二人のすれ違い。今作はまた一つ"違う次元"での思いやりの果ての結末だったように思います。

 

「きっかけは些細なことだった。小さなうねりはやがて大きな波紋となり、いつしか運命はその形を変えてしまった。」

 

灰馬さんの冒頭のセリフ。これは伊呂波と美空にだけじゃない、みんなにかかっていた言葉。

 

裏方の仕事もそつなくこなす祈留さん。

本当はいつだって見つけられたんです。伊藤家の力を持ってすれば、すぐにでも。

現実問題として玲だけの方が復活の見込みがあるのも本当だった、でもそれに気がついた時に理解していた。自分が歌わない理由、本当は自分自身が諦めていたことに。

だからこそ、会って話したときに出る答えがわかっていた。

会って話がしたいけど、話したくない。そんな葛藤で裏方の仕事をしていても、楽しいはずがありません。

 

丈助に会いに度々訪れていたのも、いつかそんな日が来ると予見していたからこそなのでしょう。

 

玲もそれがわかっていたからこそ、姿をくらました。

でも、自分にできることは、裏切ってしまったことへの贖罪。しかし歌姫として生きてきたからこそ、結局歌うことでしか自分が表現できません。

だから一人で地方のライブハウスを回っていたんですね。

 

丈助の元にショット、加恋、巧が現れ、玲の場所を記した紙を渡します。わざわざ3人揃って。

 

加恋「彼女を、救ってあげてください」

 

ずっと支えてきた3人だからこそ、自分達に何もできないことが歯痒かったことでしょう。こうなるまで何もしてあげられなかったから。

 

丈助は全部理解した上で、適切なタイミングで伊呂波や祈留に情報を渡します。未来にしろ、伊藤兄妹にしろ、丈助は無償の愛で答えていくのです。

 

 

丈助さん「ずいぶん遠回りをしたもんだな。そろそろ答えをだしてもいいんじゃないか?」

 

言葉の意味を理解していたはずなのに、いざ顔を見て話すと、別々の道をまたも選んでしまいそうになる二人。

思いやりの果てに生んだ悲しい結末。

 

伊呂波が必死になって、祈留と玲の背中を押したのは、その結末を知っているから。

 

後付け設定ですが、伊呂波を生きた大平峻也くんと、伊呂波と祈留の繋がりを話したんです。

 

丈助のことを知っていることから伊呂波もまたロッキングナウの常連。そこで祈留と知り合い、玲との事情も知り、曲も聴いていたりしたことから「祈留君」と呼べる間柄には仲が良かったことでしょう。

そこで二度と会うことはないと言い放つ祈留の目が悲しそうにしていることを伊呂波は見ていました。

 

しかし自分も声が出なくなり、腐ってしまったことで、共演も素直に喜べない状態になり、祈留とも疎遠になったのではないかなと。

 

だからこそ、この世界で同じ結果になってほしくなかったのでしょうね。

 

 

余談ですが、あり得たかもしれない世界のお話。

 

ZESTに出演する予定だった伊呂波SPECIA。そこで明らかに大敗だと思えるようなキャスティングになるわけですが、その時のRE:VSはおそらく、こんな布陣ではないかと。

 

ZESTサイド

・伊呂波SPECIA(売り出し中のバンド)

・アカネイノル(伊藤玲との不仲を囁かれる話題が先行)

・実力の程がしれない無名のバンド(今作での青井のセリフから予測)

 

GENIUSサイド

・伊藤玲(言わずと知れた至高の歌姫)

・UN1ON(デビュー後結果を残しスターダムへ)

・Rapidly Last(由羅も復帰した完成形。復活のレジェンド)

 

不参加だけど、リアムの根回し済み

NOW OR NEVER、MiKO、北条知樹、ENA、など

 

こんな感じだったのではないでしょうか。

未来や悠真の活動を見て、美空の世界にはUN1ONが存在しないと知った伊呂波は、言わなかったけどエンディングライブで大好きなバンドって言っていたのでUN1ONは活躍していたのでしょうね。

 

このラインナップだと、祈留は辛かっただろうなと。味方が全て敵に回ってしまっているのだから。

ReViseの世界線からまた枝分かれしたさらに悲しい結末の世界線だったのかもしれません。

 

ちなみにですがVol.10でゲスト出演していたウィル・エル。

ウィル=リアムとして描いています。

ウィル→ウィリアム→リアム

という具合に別名での活動だったのでしょうね。

 

 

 

RE:VS当日。

日によって来る人が違うシーン。みんなが玲のことを気にかけながら、祈留は答えます。

 

悠真の時は元メンバーとして。

 

MiKO&KOSEIの時は玲の友人に対して。

 

雛の時は知り合いではないはずだけど、どこかで救われた気がして。

 

全シリーズ出ている祈留だからこそ受けられる、そんなシーンでした。

 

 

そういえば、悠真が持っていたギター。

二代目テレとして不思議な声が流れてましたねw

その後ろ姿を激写してあるので本人の許可を得られたらいつか配信ででもw

 

 

話は戻り

祈留は一人でもステージに上がる覚悟をして、本当の気持ちを出し切ったからこそどこか晴れやかな表情。

そこへやってくる玲。そこでは祈留のテーマカラーと同じく赤いドレスで現れました。

巧の「れ〜いちゃ〜ん!」から始まり、加恋が抱きつき、ショットがいい顔で眺める。そして祈留は玲に背を向け最大限取り繕い

 

祈留「……散々待ったんだ、これくらいどうってことないさ」

 

それはもう感動の一言でしたね。

 

そしてステージに上がる2人。

まず玲のとった行動は謝罪でした。

今を生きること、大切なものは何かをしっかりと考え、自らがしてきたことと向き合い、そして、心から二人で頭を下げました。

 

割れんばかりの拍手。みなさんがいてこそ成立したシーン。

本当に毎公演拍手をみなさんがしてくれることで、このシーンは完成したのです。

 

ショット、加恋、巧も拍手をしながら現れ、さらに厳さんまでも。そっと寄り添うように鍵盤を弾く厳さん。彼もまた伊藤兄妹の一人。

6人の物語が完遂した瞬間でした。

 

 

【相澤悠真】

祈留と共に元ナウネバのメンバーであり、ソロシンガー。

本作では未来や南と共にZEST出演の後、世界各地を周り音楽を届ける放浪の歌い手として描かれました。

そこで自らの地盤を固め、リアムからGENIUSに呼ばれるという流れになります。

 

過去作を見てくださった方からするとGENIUSサイドに

RAPLAS:Re・相澤悠真・HI-ENDの並びはなんだか切なくも見えたのではないかと思います。

それでも余計なことは持ち込まず、最高の音楽でステージを楽しむその姿は、悠真そのものの姿でした。

 

エンディングライブでは青井の野郎がやらかしましたね。

合図を鳴らすと、世界はReUnionの世界へ。

青い衣装に身を包んだUN1ONのメンバーたちの登場。

別現場の王太郎の代わりにマネージャーの三郷が入り、もう一度集まりました。

 

あの日をもう一度再現するように、未来が上段から登場は舞台袖全員、涙がすっとこぼれました。

最高の時間をもう一度この場所で、届けてくれました。

 

青井にとっちゃ特別なバンドだ。今回は目を瞑るぜby黄経

 

 

シリーズものだからこそできた、特別な時間でした。

 

 

余談【玲さんの二つ名】

孤高の歌姫→至高の歌姫→路傍の歌姫

と、二つ名が変わっていったのですが、彼女自身、本質は変わっていないのかもしれません。

彼女にとって大切なのは名前じゃなくて、なんのために歌うのか、だったはずだから。

 

 

はい、振り返りはここまでとしましょう。

 

 

質問に答えようのコーナー!

今日もいただいた質問の中から伊藤兄妹に関わる質問を答えていこうと思います!

 

Q_伊藤玲のシーンで背後に映っていたライブハウスの名前の読み方、意味は?

 

A_みなさんよく見ていただいて本当に嬉しいです。これにはそんな大きな意味はなく、今の伊藤玲さんがどんな場所で活動しているのかを表現するための名前でした。

地方巡業をする歌姫、場末のボロいライブハウス、心は揺れ動きながら、でも歌うしかない。

どんな名前がいいか?そこまで意味を持たせすぎない名前がいいな、寂れた場所、場末、バスエ、×スエ、スエ的ないい英語は…SWAY、揺れる、これだ!

正直ただの駄洒落でしかないのですw

 

「×SWAY」=クロスウェイ

バツスウェイ→バッスエイ→バスエ→場末

 

最初は全部同じ名前だったのですが、演出ウチクリにより場所が違うことをわかりやすくしたい、ということからウチクリ考案で追加で2店舗の名前がつきました。

 

「×SING」=クロスシング

バツシング→バッシング

 

「×GAME」=クロスゲーム

バツゲーム

 

結果どんな人でも音楽ができる場所「×(クロス)系列ライブハウス」として、描かれましたとさ。

店長や店員は気がついていたはずなのに、言わないところがまた玲が身を寄せた理由でもあったのでしょう。温かいライブハウスだったことだと思います。

 

 

余談

祈留の早口オーダーシリーズ

ほぼ台本通りですが、最後のソース部分はピコ君オリジナル。僕も舞台袖で笑ってましたが、日に日にエスカレートしていく注文内容w

祈留も疲れていたのでしょうか、甘いものだけから、しょっぱいものを足し始め、最後には背脂マシマシは、もうねw

それを一瞬で作り上げる丈助さん。

カウンターでコーヒーを一瞬で作り、最後にカップに向けて背脂をちゃっちゃしてる丈助さんを考えただけでもう腹抱えて笑いましたw

伊呂波に対してもそうだったのですが、海より深い愛情を持ち、要望に応えるその姿はまさにいぶし銀でしたね。

 

 

SEPTって本当に毎日がライブですね!(ちょっと意味が違う)

僕自身、それが好きなのです。

 

 

あとは5色とSPECIAと眞幌!

残り12人

2話で終わりを迎えるかなと。

 

今しばしお付き合いください。

 

 

今日の歌詞は伊藤兄妹で「SIBLINGS」

 

初めての原詩というものを担当しました。

大枠を僕が書いて、二人がそれに思いを込めていくという書き方。長くやってきた二人だからできる事だったと思います。

 

レコーディングまで時間がない中で、二人はギリギリまで悩んで書いてくれた思いの詰まった歌詞。

 

エモい部分の歌詞はほぼ二人が足した要素。

本人たちの思いが詰まった温かみのある一曲です。

 

 

 

「SIBLINGS」

 

作詞:ピコ・みのり 

作曲/編曲:okamu. 原詞:杉浦タカオ

 

どうやって歩いたんだろう 振り返るたび

希望と終わりを 重ねている

そうやって強がるのも 同じ悪い癖

想いも痛みもわかっているよ

 

流れた時間の分だけ遠く見えるなら

逸らした目線を繋ぐから

 

いつだって君の未来が続くように 

繋いだ手は もう離さないから

二人の歩幅で紡ぐ軌跡

大丈夫だから 背中預けて

言いかけた言葉の カケラが二つ合わさって

一つになればもう 言葉はいらない


 

もう何度目の朝を 迎えたんだろう

孤独も祈りも見えなくて

感傷に浸っても 溺れていくから

伸ばしたこの手を掴んでほしい

 

全てを失ってでも 守ってきた

二人の願いが消えないように

 

「せーの」って走り出す未来が続くように

背伸びなんてもう しなくていいから

影 落とすたびに 踏み出して

何度間違っても そこが二人のスタートライン

いつまでも繋がっている 目を閉じても感じられる

夢よ覚めないで 夜明けの前に


 

分かり合いまたすれ違って ぶつけ合いまた擦り切れていく

きっとそれで良いんだよ もっと求め続けよう

背負うだけじゃ伝わらない


 

いつだって君がもし あなたがもし

躓いたって その手ひくから

ねえごめんね 今ありがとう

二人交わした 約束を

 

いつだって君の未来が続くように 

繋いだ手は もう離さないから

二人の歩幅で紡ぐ軌跡

大丈夫だから 背中預けて

言いかけた言葉の カケラが二つ合わさって

一つになればもう 言葉はいらない

二人交わした 約束だけは忘れないように