昨日で終わった振り返り


いつも外伝としてスタッフさんの紹介も書かせてもらっていて。後書きです。


"キャスト・スタッフ全員が同じ思いでステージへと向かう"

今までは普通にそうだったかもしれない。
でも、今回はこんな世界的なパンデミックを引き起こしたコロナの情勢もあって
特別な思いを抱いていたことは間違いありません。

その中でどうすれば舞台を開催できるのか。出来ない理由をあげればキリがないほど。
でも、一度は断念した公演を、次はなんとしてもやりたい、その気持ちだけは揺るがなかった。
散々、悩んで、苦しんで、それでも、自分たちの出来うる感染防止対策をした上で実施する、と決めた時・・・
様々な意見があった。
でも、最終的に決断したことに皆がついてきてくれました。
慣れないリモートでの稽古、度重なるPCR検査、顔を合わせて打ち合わせも出来ない、これまでとは、全く違う準備段階。本当に皆には苦労をかけてしまいました。

そんな物語を一緒に紡いだ仲間達を紹介させてください。

SEPTって不思議なもので別の役職がありつつ、ステージに上がっている人も多い

まずはこの人
 
青井役 兼 演出「ウチクリ内倉」氏(右)



 一応すっぴんもw(右)

彼の存在なくしてReAnimationは成り立たなかった。
彼はSEPTの始まりの男。一緒に歩んできた時間は、それはもうそのままSEPTの歴史を辿ることと同義。
そもそも僕が脚本を書き始めた理由、それは彼との出会いからだった。
SEPT Vol.2でお芝居もやってみるかという話になった時、ウチクリ氏が演出、そして僕が脚本書くことになりました。

そんな手探りで書き始めてから7年、今もこうして悩み模索しながら、演出と脚本として歩いています。
彼のひと言で、奮起し、挑戦した当時31歳、いつだって新しいことを始めるきっかけはあって。それぞれでいいんです。

いまだにこうして肩を並べて喧々しながらも同じ未来を見て進んでいる。共演者から、兼演出となり、今ではその枠を超え、彼は紛れもなく"もう一人のSEPT"です。
本当にありがとう、うっちー。


お次はSEPTの魂、音楽部のお二人



 
音楽監督 兼 ローガンさん「okamu.」先生
レコーディングに始まり、MV撮影、バンドリハ、と音楽の部分を司り、その柔らかな物腰と醸し出す雰囲気でみんなを安心させる、文字通り"音を観る"SEPTの観音様w
しかし、ステージでは豹変し、爆裂するロックなお兄さんw

今回の楽曲達の生みの親の一人であり

Rapidly Lastの2曲
「ReVise」
「scar'let」
は作曲編曲を

祈留が歌った
「Re:TRINITY」
はピコ君と共同作曲
編曲は全てokamu.先生が担当しました。

Rapidly Last「約束」
悠真の「僕は僕を愛してる」
UN1ON「ReUnion MV ver.」
全ての編曲

その全てが名曲。歌詞を書く手にも力が入りました。
彼もまたその存在なくしてReAnimationの世界は完成しなかったことでしょう。
本当にありがとうございます、おかむ先生



そして長年の相棒、ショットを生きた「hoto-D」
彼は楽曲に加えBGMやSEも担当。
長年連れ添った相棒であり大切な柱の一人です。
彼もまた今回の楽曲達の生みの親の一人であり

NOW OR NEVERの「GET OVER」
伊藤玲の「Eternal Snow」
の2曲は作曲・編曲を担当し

NOW OR NEVERの「Walk This Way」
伊藤兄妹の「prologue」
では全ての編曲を担当。

そして劇中やエンディングのみ披露した

HINAの「雪月花」の作曲・編曲
NOW OR NEVERの「GDM」編曲

も担当してくれました。
劇中でだけなのはもったいないほどの2曲、DVDを楽しみにしていただけたらと思います。
今回も素敵な楽曲達をありがとう。
最高だぜ、相棒。

そして曲を書いてくれたキャスト達
 
「ReUnion」
「スポットライト」
「僕は僕を愛してる」
「ReBoot」
の4曲もの作詞作曲を担当してくれた主演・座長「佐香智久」くん!



 「RE:TRINITY」の作詞・共同作曲
「prologue」の作曲、作詞はみのりちゃんと共同作詞として
担当してくれた「ピコ」くん!


 
「GETOVER」の歌詞
「Walk This Way」の作詞作曲
を担当してくれた吾龍くん!



リアニ主人公'Sが揃って曲に関わってくれたこと
物語の厚みを増してくれたことは間違いないと思います。


さらにまだまだ関わってくれています。

 「約束」の作詞作曲を担当してくれた「村田寛奈」ちゃん!



 「prologue」の作詞をピコくんとしてくれた「みのり」ちゃん!

 



エンディングライブ限定曲「GDM」を作曲してくれた山口賢人くん!

こんなにもSEPTのために曲を生み出してくれた人たちがいたからこそ、リアニの世界の音楽達は躍動して心に届いたのだろうと実感しています。本当に感謝です。


お次は映像部
「坂内友樹」くん、「汐風有華」さん、「井上四葉」さん

 
SEPTの彩りを一手に担う映像部。
今回は別現場もかぶっていたにも関わらず、多くの名映像を生み出してくれました。
今回も身を削りながら作るその映像、それで最高のものを作ることだけを目指すバンちゃん。
事細かに過去作品のビジュアルやHINA「雪月花」で流れる映像に「糸」がモチーフに使われているなど、過去作品を全て関わってきたからこそできる映像プランが最高でした。
そしてスタートのカウントアップ。過去の写真達が使われSEPTの歴史を辿ることから今回のVol.10が始まるのです。
全部が繋がっている、そう感じられるスタートでした。

そしてオペレーターとしてその身を削り、ライブ感を一緒に作り上げてくれたとんちゃんこと井上さん。
キャスト達を輝かせてあげたい、この物語を支えたい、そんな彼女の熱意と想いがステージ反映にされていたこと。全スタッフの熱量で僕たちキャストはステージで暴れることができるのです。
そしてそのサポートに全力を注いでくれた「汐風有華」さんにも最大級の感謝を。
本当にありがとう。


ここからはあまり触れてくれるなと言う人たちばかりなので、「ありがとう」だけ言わせてください!
毎回触れてしまってすみませんw

前回と引き続きReUnionバージョンでの主題歌「記憶のノイズ」を作ってくれた「小川智之」さん!
今回は綾野ましろちゃんバージョンで、劇中で流れたレア曲としてお届けしました。
ありがとうございます、ともくん!


イラスト「沙月ゆう」さん!
  
今回もめちゃめちゃ素敵なSDキャラたちを担当いただきました。個人的にイラスト化するのが本当に好きで、毎回楽しみにしております!
ありがとうございます、沙月さん!


舞台美術・舞台監督「阿部けん」さん
愛の塊のようなお父さん的存在のあべけんさん。今回も無茶ばかり言う僕の要望を温かく受け止め「行ってらっしゃい!」と喝を入れてくださるその姿に気合いをいただいておりました。
ウチクリ氏の願いで実はフェスのシーンで出演してくれておりました。(バンダナの棟梁のようなお方)毎回変化するステージ上で舞台監督ならではのこだわりの行動、必見ですw


音響「古川直幸(Led Cetus)」さん
PA「森谷公一」さん
音響操作「篠崎章宏」さん
今回も相当大変な思いをされたと思います。
劇場でフェスを開催できたのはひとえに皆さんのおかげ。
大変なのにも関わらずしっかり楽しんでくれて。本当に、感謝しかない。ありがとうございました!


照明「新里翼(マーキュリー)」さん
2作品4パターン、劇場で全てを網羅する翼さん。本当に時間との勝負で一番逼迫させてしまったと思います。
しかし、開ければもうライブでした!Vol.10を迎えても変わらないSEPTへの愛情。これからもフェスさせてください!ありがとうございました!


楽器ローディー「小澤壮太」くん
バンドチームが安心してステージに立てたのは間違いなく小澤さんのおかげ。音楽面以外でもみんなを気遣い、フォローしてくれていたその姿に力をたくさんもらいました。
ありがとう、小澤さん!


演出助手の「雪原千歳」ちゃん
演出助手ですが、出演もしてくれた千歳ちゃん。
日々やることだらけで本当に大変だったにも関わらず、楽しげにステージに向かう姿は感謝の一言でした。他にも声のアナウンスは全て彼女の声、一番初めに届けるのは千歳ちゃんの声。そこから舞台は始まっているのだなと。つくづく実感。本当にありがとう!


舞台監督助手「葛西祥太」くん
棟梁あべけんさんとともにステージをサポートしつつ、ウチクリ氏の願いでシーン1からスタッフ役でも登場した葛西君。影で走り回って舞台を支えてくれて本当にありがとう!


衣装部の加藤佑里恵(藤衣裳)さん、前野里佳(K&Mラボ)さん、梶川希望(藤衣裳)さん
今回も素敵なデザインの衣装達。日々変わるステージでたくさんご無理を言って、面倒をかけてしまいましたが、安心してステージに上がれるのも皆さんのおかげでした。ありがとうございました!


小道具「斎藤このむ」氏
ここ数回のSEPTで小道具の生みの親。頼りになる最高の仲間です。事細かにバージョンアップしていたのはウチクリ氏のこだわりとこのむ氏のこだわりの一品達。
 
(黄経の扇子や赤見沢の巻物もこのむ氏作)
たくさん無理言って、それを叶えてくれてありがとう!


ヘアメイク「栗間夏美」さん「中田麻美」さん「川上真琳子」さん
みんなをステージにあがる魔法をかけてくれる御三方。
毎日朝一番に入り、大変な人数を笑顔で送り出してくださって心から感謝です。ありがとうございました!


アートディレクター「ツカモトタダシ(tadasix)」くん
今回も2つのメインビジュアルからグッズデザインまで全てを担ってくれました。一番初めに皆様の目に触れるもの、それは彼の手によって届けられています。ありがとう!


特設WEBサイト「ニシシキ」くん
今回も素敵な特設サイトありがとうでした!
SEPTの特設ホームページをずっと作り続けてくださり、今回はさらにパワーアップ!いつも寄り添ってくれてほんとうにありがとうございます!


フォトグラファー「インテツ」さん
今回のアー写への挑戦など全てを快く受けてくださったインテツさん。ベーシストならではの目線で撮られるその全てがかっこよくて、感謝です!ありがとうございました!


映像収録「長沼良」氏
彼もまたSEPT出演してくれているドラマーであり、カメラマン。今作ではついにMV監督まで勤めてくれて、もう彼もSEPTの柱です。今回のDVD担当で、現在進行形で稼働中!いつも最後の瞬間まで一緒に物語を追いかける姿。感謝です!


配信映像部「谷中迪彦」さん「関亮太」さん
僕たちが現場で行う熱量をそのまま映像で届け、見やすい環境作りを徹底してくださった皆さん。
皆さんのおかげで遠くの皆様へ届けることができました。
本当にありがとうございました!


制作プロデューサー「るかわ」
制作チーム「滝沢有菜」「あべる」
僕の半身として一番走り回って、SEPTへ愛情を捧げ続けてくれたこの3人。リアニの立ち上げから一番長い時間一緒に戦ってくれました。
彼らが心からSEPTを楽しんで好きでいてくれること、ただただ嬉しかった。本当にありがとうございました!
「あべる」はReViseの那智の回想で元メンバーのボーカルとして実は声の出演もしてくれていましたw
ありがとう、あべる。


そして当日手伝いや仕込みバラシなどに駆けつけてくれたSEPTの仲間たち。
皆さんのおかげで、僕たちは安心してステージに立つことができるんです。本当にありがとう。



今回もまた、こんなにも多くの仲間に支えられて

「SEPT Vol.10 ReAnimation ReUnion|ReVise」
をお届けすることができました。

彼らの存在があってこそ、僕たちはステージに立つことができます。
2作品、4パターン。
今回はまた、いや、これまで以上に色々な意味で、本当に大変な思いをさせたと思います。
物語の軌跡と奇跡の掛橋は間違いなく彼らの存在のおかげ。
そんな素敵なチームでやれていたこと、一緒に走り抜いてくれて本当に感謝です



ReAnimation企画がスタートして約1年と11ヶ月ほど
もうすぐ2年経とうとしていたと思うと、時間が経つのは早いもので。

SEPTが始まってから今までの7年間
キャスト、スタッフそして応援してくださっている皆さんとともに歩んできた道

それは決して当たり前のことじゃなくて、いろんな人の想いと奇跡が重なって、この日を迎えられています。


縁が広がり
和となって
今があって
未来へ繋がる

それこそが一番の奇跡だと、僕は思っています。


キャスト・スタッフ、関わってくれた多くの仲間達

観に来てくださった皆様

ご視聴いただいた皆様

応援してくださった皆様

あらためて、本当にありがとうございました。


次回のSEPTもどうぞ、ご期待ください!


そしてまたいつか必ず

「もう一度、あの場所へ!」


SEPT主宰・黄経役
杉浦タカオ