配信もついに終わりを迎えて全ての公演が終了いたしました。

 

ステージが終わった後も皆さんに楽しんでいただける配信という形は新しい時代にとって大切なものになっていくのかなと実感しました。

 

改めて配信を最後まで楽しんでくださった皆様

 

そしてご来場いただいた皆様

 

応援してくださった皆様

 

本当にありがとうございました。

 

 

 

今回のReAnimation

 

やりたかった形を具現化してようやく次の一歩を踏めた、そんな物語となりました。それは全てのセクションにおいて。

 

今回はそんなReAnimationを支えた仲間達を紹介させてください。

 

 

まずはこの人たち

 

演出・ウチクリ内倉

 

演出を務めたのはステージでも相方だった青井さん、その人でしたw

SEPTでお芝居を融合させることのきっかけになったウチクリ氏、彼と歩んできた道はそれはもう手探りで、一歩一歩踏み出して踏ん張って、気がつけばスペースゼロにたどり着くことができました。

 

「踏み出す勇気」彼との時間は常にその葛藤だった。

それはウチクリ氏にとっても同じだったようで。

 

今まで一緒に歩んできた道、そして今回彼は言いました

「今回のSEPTに俺の思うSEPTはこれだって言うのを全部詰め込んだ。これでもし出来上がったものがタカオと違う方向を向いていたなら、俺は去るつもりだった」と。

 

全くの同じ方向でした。

それはもう姿形が僕とウチクリで重なっているのかと言うほどに。もちろん裏業務として反省すべき点や改善点なんてあげればキリがないほどあります。

それでも、みんなの力で形になって、物語は躍動して、終わるとキャストみんなが笑顔で泣いて、幕を閉じた。

「これがSEPTなんだ!」って自信を持って大声で叫たいほどにSEPTでした。

 

見た人に届いてくれていたら嬉しいです。

最高の相棒であり、戦友であり、これからもぶつかり合って成長できるそんな相方です。

 

ありがとう、うっちー。

 

 

もう一人の演出「佐々木仁」

 

3月公演には彼がタクトを振っていましたが、12月公演では配信というもう一つの大切な部分の演出を彼が担ってくれました。

3月に向けて入念に準備をして、さぁ稽古をしよう、って矢先に公演延期。伝えた時の一緒になって悔しがってくれたあの顔、忘れもしません。本当にたくさんの悔しい思いを共有しました。

それから10ヶ月間にセルアミ公演の演出もお願いしたりとSEPTに関わってもらいつつ、この大変な時期を考え抜いた仁。そして配信の演出というポジションで今回ReAnimationの片翼を担ってくれたのです。

ようやく終えた今、やっと胸を撫で下ろせたことでしょう。遠くの方にSEPTを伝えてくれた彼は新しい時代とともに新しいSEPTを届けてくれました。

ありがとうね、仁。

 

 

今回の物語の情景を全て司った映像クリエイター「坂内友樹」

 

写真撮れなかったのですが、この背景を含め全てを彼が作りました。

 

彼の生み出す世界こそが、SEPTの景色であり、情景。

稽古場に足繁く参加し、みんなの芝居や表情を見ることでインスピレーションを沸かせ、そしてイメージの一番合うものを作り出し、演出とすり合わせ生み出したものはもはや"フェス"でしたw

そんな彼に今回、新たな試練を与えてしまいました。それはSEPTで新たに導入したライブカメラ。それでも1から勉強し、本番には使いこなしてあんなにかっこいいことになるなんて。彼の熱量、それこそがSEPTを支える大きな柱なのだと心から思いました。

 

今回も身を削りながら作るその映像、終わる頃にはげっそり痩せてしまいました。それでも楽しんで最高のものを作ることだけを目指すバンちゃん。

出来上がった映像を見せてくれるバンちゃんの目には熱い闘志が宿っていたのを僕は見逃しませんでした。それほどに気合を入れて作り上げてくれたこと、感謝しかない。

ありがとね、バンちゃん

 

舞台映像アシスタントを務めてくれた「汐風有華」さんも本当に感謝です。

 

 

 

音楽監督を務めた「okamu.」くん

 

再登場です、ローガンさん!w

今回、音楽監督として楽曲制作からリハーサル、バンドチームのキャスティングまで音楽周りのものを全て司っていただいたおかむ先生。

今回は特に新たな挑戦、大変なことも多かったと思います。

それでも一緒になって作り上げてくれて、その持ち前の包容力でみんなの心の安定を担い、そしてステージには自ら上がり、大暴れする、まさに「音楽を司るSEPT」そのものでした。

先生の存在もSEPTを支える大きな柱なのでした。

ありがとうございます、おかむ先生。

 

 

そしてまたBGM周りを担当した「hoto-D」

再掲載ですショットくん!w

 

彼もまた長年一緒に歩んできたSEPTの柱。

彼の存在なければ物語はその彩りをなくし平坦なものになると思う。

書き出すと長くなるのでショットくんの時に書いたので割愛しますが、彼もまたSEPTなのです。

ありがとう、hoto-D!

 

 

ここからはあまり触れてくれるなと言う人たちばかりなので、ありがとうだけ言わせてください!

 
主題歌「記憶のノイズ」を作ってくれた「小川智之」さん!
過去SEPTのうち2〜30曲は彼の手で生み出された曲たち。その全てが名曲だと言うのだから、信頼度しかないです。ありがとうございます、ともくん!
 
イラスト「沙月ゆう」さん!
このイラストが来たとき「ラプラスきた!」ってなりましたwバッヂとなったSDキャラも沙月さんがすべての生みの親。最高のイラスト本当にありがとうございますした!
 
舞台美術「佐藤朋有子」さん
今回のフェスとも呼べるステージをデザインしてくださって、愛情深く作ってくださり本当にありがとうございました!
 
 
音響「古川直幸(Led Cetus)」さん
PA「森谷公一」sん
音響操作「大橋純七(catSSound)」さん
この御三方、相当大変な思いをされたと思います。
ボイスの皆様の声をタイミングを合わせ、フェスのように裏はイヤモニなど付け替えで始玉の順番を編み出してくれたり、劇場でライブをできるようにしてくださった。それも苦しみながらも楽しんでくれて。本当に、感謝しかない。
ありがとうございました!
 
 
照明「新里翼(マーキュリー)」さん
もうライブ!でした!劇場に進出して以来ずっと翼さんと一緒にやってきました。彼のSEPTへの愛情の深さに感謝して、これからもフェスさせてください!ありがとうございました!
 
 
舞台監督「川畑信介(obbligato LLC)」さん
舞台上で青井がいじった「ありがとう!カワバタ!」のその人ですwそしてあの時準備を全力でしていてくれたのも川畑さんでした。全てにおいての安心安全そして完璧なタイムキープ、冷静ながらも心の熱さは本当に胸を熱くさせていただきました。本当に、ありがとうございました!
 
 

演出助手の「雪原千歳」ちゃん

彼女もSEPT Vol.5に出演してくれた女優さん。それが今こうして一緒に作品を作る側として参加してくれたこと、本当に感謝です。彼女のよく通る声で稽古場は回っておりました。

本当にありがとう、千歳ちゃん!

 

 

レコーディングエンジニア「福士和宏(undertake studio)
」さん
SEPTの大切な曲たちが生み出される場所であり、その先導を勤めてくださるのはこの方。毎回お世話になって、安心しかない素敵なレコーディングをさせていただおります、本当に感謝です!
 
 
衣装デザイン「加藤佑里恵」さん「藤衣装」のみなさん
今回も素敵なデザイン、本当にありがとうございました!
安心してステージに上がれるのも皆さんのおかげでした。
 
 
小道具「斎藤このむ」氏
ここ数回のSEPTで小道具の生みの親。頼りになる最高の仲間です。たくさん無理言って、それを叶えてくれてありがとう!
 
 
ヘアメイク「栗間夏美」さん「中田麻美」さん
みんなをステージに出る魔法をかけてくれるお二人。毎日大変な人数を笑顔で送り出してくださって心から感謝です。
ありがとうございました!
 
 
アートディレクター「ツカモトタダシ(tadasix)」くん
今回もメインビジュアルからグッズデザインまで全てを担った男。もはや多くは語るまいwありがとう、ただしくん!
 
 
特設WEBサイト「ニシシキ」くん
今回も素敵な特設サイトありがとうでした!
SEPTの特設ホームページをずっと作り続けてくださり、今後も作品ごとの入り口として、面白い企画やっていきましょう!ありがとうございました!いつも本当に感謝してます。
 
フォトグラファー「中田昌志」くん
素敵お茶目カメラマン、マーシー。今回もかっこいい写真をありがとうございました!
 
 
映像収録「長沼良」くん
彼もまたSEPT出演してくれているドラマーであり、カメラマンという多彩な男。今回の配信は彼の手にかかっていました。ありがとう、良ちゃん!、ありがとう配信映像部!
 
 
宣伝映像「宮崎史子(cine future Inc.)」さん
今回も素敵なボイス入りトレーラーを作ってくださいましてありがとうございました!

やりたかった一つの形、バンド紹介トレーラー。

いろんなギミックがありました。こだわりポイントはなんと言ってもラプラスイラストで「王太郎」以外がブラーで消えていくんです、敢えて王太郎は残してるんです。その意味はもう皆さんお分かりでしょう。こう言う素敵なギミックを考えてくださる宮崎さんに心からの拍手と感謝を。

 

 
キャスティング協力「かないみか」さん
ボイスの皆様を全てご紹介いただきました。それだけでなく、たくさんのご意見と激励もいただき、延期した時は親身になって心配してくださって、本当に愛情の深いみかさんに感謝です。本当に本当にありがとうございました!
 
「川上ともこ」さん、「okamu.」さん
たくさんのキャストをSEPTに導いてくださり、本当に感謝です。ありがとうございました!
 
 
制作チーム・「るかわ、滝沢、アベル」
一番走り回って、一番大変な思いをして、SEPTへの愛情を捧げてくれたこの3人。このご時世で新たな項目が加わり、その一つ一つに対応してくれて、大変だったと思う。
それでも、心からSEPT楽しんでくれたことが嬉しかった。本当にありがとうございました!
 
そして当日手伝いに駆けつけてくれたSEPTの仲間たち。
みんなのおかげで僕たちは安心してステージに立つことができるんです。本当にありがとう。
 
 

今回もまた、こんなにも多くの仲間に支えられて

 

ようやく、「SEPT Vol.9 ReAnimation」をお届けすることができました。

 

彼らの存在があってこそ、僕たちはステージ立つことができます。いろんな縁と奇跡の掛橋は間違いなく彼らの存在のおかげだと思っています。

 

大変な思いをさせたと思います。それでも皆さん「面白かった!」と笑いかけてくださいました。

 

そんな素敵なチームでやれていたことに本当に感謝でいっぱいだし、一緒に走り抜いてくれて本当にありがとうございました。

 

 

ここからは余談コーナーw

 

今回の「ReAnimation」

実は過去のSEPT作品のスピンオフがたくさん散りばめられておりました。

 

もちろん知る人ぞ知るといった内容なので、知らずとも100%楽しめるように本編には関わらせない程度に。

 

大胆なところから些細なところにまで紛れ込ませておりました。まさに隠れSEPTでしたw

その大小様々な隠れSEPTを一挙にご紹介!

すでに紹介したものもありますがあえてもう一度。

 

1・北條知樹

シンデレイルからのスピンオフキャラクター

 

2・CINDERELEOのエンディングライブにて北條知樹がソロで踊った曲

これはシンデレイルで知樹(シンデレイルでは晴人という偽名でしたが)"以外"が踊った「TRUE FAKE」という曲。それを今回知樹がソロダンスを踊るという知る人ぞ知るサプライズでした

 

3・HINAと3羽

FATALISM≠Another storyからのスピンオフキャラクター

 

4・黄経の持っていたセンス

これは片方には黄経の「黄」、そして裏面にはFATALISM≠の神であり4羽の主人である「絵空」と書かれておりました。なるべく客席側には「黄」を向けるように心がけておりましたが、気が付いた人が少しクスッと楽しめたらいいなとの思いを込めて作っていただきました。

 

5・HINAエンディングライブの内容

ライブ前の4羽シーンで初めて青井達の”本当の名前"が明かされました。本編では不思議な存在としてだけ説明されておりましたが、本当は主人の命を受けてありたったこと、

青井=無二、黄経=諷経、赤見沢=堕印というFATALISM≠Another storyのキャラクターだったと決定づける瞬間でした。そしてもちろんHINA=雛菊も最後に我々が呼ぶことでスピンオフ感をお届けしました。

2曲目には当時のラスト曲「FATALISM≠」も歌ってもらって関連性がはっきりしたと思います。

 

6・ZESTフェス

これも過去SEPTの派生公演として行った「ZEST」の名前を引用したもの。当時以降なかなか派生公演ができなかったので、こう言う形で復活させて今後いつか本当にフェスにできるように動いていきたいと言う意味を込めてつけました。

 

このほかにも映像の坂内くんの思いがこもったギミックが

あるかもw

 

 

 

 

ReAnimation企画がスタートして1年半

 

ようやく僕の振り返りを含めて今回の終わりを迎えました。

 

 

2度の延期、何も考えなかったわけではありません。

いろんな不安がありました。どうしようもなく、潰されそうになった時もありました。

 

それでも皆さんの力を借りて乗り越えて、そして辿り着いたのはSEPTにとって最大のステージ。

感慨深い思いも込み上げますが、最後まで安心安全を第一に届けられるようにと願わない日はなかったです。

 

そんな中100回記念公演も迎え、サプライズまでしていただきました。たくさんの人に拍手をいただき、自分はSEPTは幸せ者だと、本当に感じました。

 

これまでの道のりをキャストが、スタッフが

そして観に来てくださった皆さんが一緒に歩んでくれたから

 

数多ある未来の中から"最高の未来"を、みんなで選び抜いていけたのだと思います。

 

 

キャスト・スタッフの仲間達

そして観に来てくださった皆様

応援してくださった皆様、

 

改めて、本当にありがとうございました。

 

 

次回のSEPTもどうぞ、ご期待ください。

 

 

そして必ず

 

「もう一度、あの場所へ!」

 

 

杉浦タカオ