改めて
各出演者に沿って振り返ろうかと思っていたのですが、
言葉をまとめるのがとても難しいことに気がついた。
まず一つ、先に言えるのが
"蓮"の存在と
絵空様と亜歩露様の応酬があったから世界は雛菊たちに委ねられてしまうのですが(詳しくはまた絵空様のときにでも。)
雛菊たち4人だけじゃなく、いろんなところで運命を巡っている人たちがいたということ。
そんなFATALISM"≠"な世界を所狭しと登場したみんなから紹介していこうと思う。
と、
これ、ややこしいのですが、この物語では現代は雛菊の世界であって、他の2つはすでに終わった過去の話。
でもその過去の話が2019年だったり、2119年だったりするので、もう文字だけ見ると頭の中がお祭り騒ぎです。
なので呼び名が難しいのですが
雛菊たちの世界はそのままに、
2019年を"Ep.1"
2119年を"Ep.2"
と表記することにします。
稽古場でそういう名称だったので、みなさんとも共有を。
キャストの写真付きで紹介していきますが、
今回、私(諷経)と一緒の写真率が高い!
が、撮れてない人も・・・
そういう時は三羽烏から引用しますw
さて、まずはこの人たち
純一郎役「浦野和樹」くん
ミスビンタさんこと「・・・げふん、
咲良乃役「阿川祐未」ちゃん
冒頭からいきなり飛ばしていく2人。
何度も何度もあのシーンを裏で合わせている姿を見ていた。
物語の最初を担う大事な二人なだけに、重圧もすごくあったと思う。
努力の二人。
見事FATALISM≠の世界に引き込んでくれました。
ありがとう、かずき、阿川ちゃん。
【咲良乃&純一郎】
どの世界でも、現れてはその時代を象徴するかのように説明をしてくれる二人。
それはその世界の"一般"を象徴しているということ。
重要なのは何を二人が伝えるのかということ。
雛菊たちとはまた違った意味で、ずっと"縁"が回り続けているかのような、そんな二人です。
最初のシーンで、純一郎が蓮と彪たちの密会を見かける。
国賓とも呼べる人たちが一般市民が調べれば分かるようなルートを通るはずもないはずなのに、通るのです。
そしてその場にいて怪しい雰囲気を見ている者がいる事に気がつかないはずがないのに、そのまま彪たちは去っていきます。
純一郎は噂を広めるんですよ「なんか怪しい感じだったぞ?」って。
それが彪や狂の、強いては創厳の張り巡らせた思惑だとも知らずに。(詳しくは創厳様の振り返りあたりで)
蓮は何も気がつかないんです。
彼の心の中はもう蝕まれているから。
感情さえも自分で制御できなくなっているから。
そして、一縷の望みさえも、このあと砕かれてしまうのだから。
そしてお次は
長谷川(w)常吉役「渡辺誠也」くん
与太郎役「浜崎正太郎」くん
小町役「打出菜摘」ちゃん
今回、写真が撮れなかった一人、なっちゃん。
くそう、何やってんだ、俺。
三羽烏のよしみで堕印の写真を引用します。
この3人には、本当にずっと助けられました。
はましょーはずっと稽古場で演出助手の補佐をし
誰かがいない時、必ずなべちゃんとなっちゃんが代わりに立ってくれる。
諷経=本人、堕印=なべちゃん、無二=なっちゃん
こんなこともしばしばあって
なべちゃん至っては堕印のセリフも動きも完璧に覚えてて、もはや俺の中でもう一人の堕印でした。
なんならご本人(堕印役の緑川さん)公認でしたw
彼らの存在なくして、今回は成立しなかったと思う。
本当にありがとう、なべちゃん、なっちゃん、はましょ。
”長谷川(w)”と書いたのには理由があって
本来、みんな"名"しかないキャラだったんです。
しかし現代シーンにて、常吉が秘書として現れた時
雛菊様が名付けられたそうなw
それ以来、長谷川が定着して、
公式(作った僕のことですが)でももう長谷川つけちゃえとw
それほどにしっくり来た名前でしたw
【長谷川常吉&与太郎&小町】
この3人も雛菊たちの世界では従者や忍だった。
しかし2019年に行くと、一緒にデートしてるカップルだったり、2119年では人間とAIだったり。
与太郎さんはどこにでも混ざってるのにぶれることなく孤独感出てましたがw
世界線が変われども、生きる本質は同じなのかなぁと。
彼らの存在が、物語の最後でねじれが解け、奉納の儀を終える時、空間を超えて現れた彼ら。
世界が本当に歩むべき未来へと進んだという象徴だったのかなと。
裏設定や、現場でみんなが考えた設定は他のキャラクターたちが紹介されてからにしたいと思います。
・・・待てよ?
これ雛菊たちを先に紹介しないと、全部後回しになるのでは?
それはそれか。
まずは振り返ろうかな。