引き続きメインストーリーの続きを。

 

まずはこの3バカを。

 

 

この並び、個人的に安心感が半端無いw

 

絵空様の使いであり、従者である

 

無二(ムニ)役、「ウチクリ内倉」氏

 

堕印(ダイン)役、「緑川睦」くん

 

諷経(フギン)役、僕「杉浦タカオ」

 

 

この3人、SEPT Vol.2-2ndからという長い歴史を共にしていた3人。

 

当時はまだライブハウスの片隅でライブの合間に10分の芝居をやるというスタイルだったSEPT。

 

ほんと2畳半くらいのスペースに5人でやっていました。

 

それから3年

 

同じ顔ぶれで博品館劇場にいました。

 

 

誰が想像したかな。

 

 

うっちーとは何度も喧嘩して言い合って

 

限られた大切な時間を一緒に考えて進んでいこう、そう言ってくれたあの日から

 

必死に前に前に、みんなの力を借りて進んで来ました。

 

今回Vol.7で、博品館劇場のステージからみた景色

 

隣に見えるのは当時からの二人の顔

 

そして、そこに集まった新旧多くの仲間たち

 

 

それだけで涙が出そうでした。

 

 

一緒になって作り上げてくれるうっちー。

 

たくさん二人で時間をかけて今に至りました。

 

彼はもう一人のSEPTなのです。

 

 

それを寛大な心で受け入れる睦君。

 

3人で何を提示したとしても

 

睦「よし、やろう。一回やって考えよう。」

 

その言葉に、どれほど救われたことか。

 

睦君もまた、SEPT古参の矜持を持ち合わせてくれている素敵な兄さん。

 

 

二人とトリオができて、本当に嬉しかった。

 

ありがとう、うっちー、睦君。

 

 

 

さて、我ら3人、稽古場では親しみを込めて「3バカ」と呼ばれておりました。

 

実はちゃんと意味もあって、3バカを正式に表記すると

 

 

「三羽鴉」

 

 

僕らの登場では羽ばたき音が鳴ったり、衣装に黒い羽がたくさんついている。そう、我ら3人は絵空様に使えるカラスでした。

もしかしたら名前を見てピンと来た人もいたかも。

 

どういう経緯で絵空様に拾われ、今日に至るのか。

 

とても人間を理解しているからこそ、人間を見下し、毛嫌いしていたのですが、人の様々な感情や、その想い、願い、祈りを目の当たりにし、遂には主人である絵空様に嘆願するまでに至るというそんな3バカ。

物語での別視点でのお話。

 

最初に誰にこの3人を生きてもらうか悩んだ時、うっちーと睦くんとのトリオが浮かびました。それはもう必然的に。

 

SEPTの歴史を肌で知る二人と、何を担い、何を表現することでSEPTをSEPTらしく見てもらえるか。

3人で意見を飛ばし合い、考えて来ました。

 

その結果が日ごとに変わるポーズや言動w

 

ライブな部分、こういうとこにも反映させて行けたのかと、間違ってなかったのだと、今やっと胸を撫で下ろしておりますw

 

いるだけで安心するような、そんな3人になりたい。

 

そう思って走り続けたこの数ヶ月。

 

皆様にはどう届いたでしょうか?

 

 

余談ですが、

 

「心穏やかに」というワードは実はうっちーの発案。

 

堕印のキャラを強くするために打ち合わせを重ねている時にでした。

 

 

ウチクリ「ここにさ〜、『心穏やかに』的な、なんかいい感じの言葉入れたいよね」

 

タカオ「心穏やかに的なのねぇ・・・心、穏やかに。あ、それでいいんちゃう?」

 

ウチクリ「心、穏やかに・・・うん、いいか!」

 

 

こうして名台詞は生まれましたw

 

台本の肉付けを一緒にしてくれるうっちーに本当に感謝です。

 

 

 

そして、我らが絵空様

 

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絵空役「椿隆之」君

 

この手に余る三羽鴉をうまく導き、手綱を握る最高の主人でした。

 

絵空=エウロと読みます。

 

このポジションだけは神の名前を使うのはやめたかったんです。

 

ちゃんとこの世界だけでのオリジナルの神として、全知全能の神として生きてもらうためにも、まるで絵空ごとのように何でもやっちゃう、興味のあるものにしか動かない、そんな意味を込めた絵空様。

 

威厳も、お茶目さも最高にあるキャラクターにしてくれたつばぽんに本当に感謝です。

 

しかし、前作では「オーディン」という神を演じたつばぽんですが、

 

今回もまた神。そして、従者にフギンとムニ(ン)とダイン

 

あとはいうまでもなく、ですねw

 

 

繋がっている部分も、並行世界として神もいろんな性格がいる、なんて考えたら面白いなって思います。

 

 

「SEPTに俺も出る!」

 

前作の時にそう言ってくれてからずっと関わり続けてくれている。

 

今回もとても周りに気を配り、本人も「本当はこんな役回りするタイプじゃないのだけどな」っていうほど、全体をまとめたり、声をかけたり、絵空様の口癖でもある「興味の対象」をとても興味深く寄り添っていました。

厳しさと大きな優しさを持って、このFATALISMの世界で生きてくれました。

 

彼の優しさに、僕自身いつも救われます。

 

なんども一緒に話して、役に対して掘り下げ、そして生み出された絵空様。

 

新しい「椿隆之」という最高の役者が見れたと思う。

 

いつもありがとね。

心から感謝してます。

 

 

 

・・・あれ?


 

もうすこしタイトに書くつもりだったのに、いつのまにか個人個人にしっかり書いちゃってるな・・・

 

これは中編ですなw

 

 

明日は遂にメインの4人を振り返りたいと思います。