– 新人議員の本音 NO.80


自分の言動を証明するための手段

 

「魑魅魍魎」と書いて「ちみもうりょう」と読む言葉があります。こんな事を言うと怒られるかもしれませんが、正直な感想は議会がまさにそんな所だと今ならそう答えるかもしれません。嘘みたいな話、私が議員になりたての時、密かにこんな事を私に囁かれる市民の方がいました。「議員と個別で大事な話をする時は必ず録音しておいた方がいいよ。」

 

最初はどうしてそこまでしないといけないのかわからなかったので、冗談だと思って聞き流していました。なぜなら、市民から選ばれるような人なのだから、当然信頼関係のもとで話せる相手に録音なんて必要ないからです。しかし、残念ながら今ならその言葉の意味がよくわかります。議会の中で次のようなことが実際にあったからです。

・言う事ととやる事が相手によって変わる

・約束した事を反故にする

・もっともらしく平気で嘘が言える

・個人感情で判断して不公平に動く

・結託して物事を一部の人だけで決める

・自分都合の言い訳でごまかす

非公開での議員同士の協議では、当たり前のようにこう言う行為があるとでも言いましょうか。たしかに前期をみると、不自然な問責決議がいくつか続いていました。普通は議長から「気をつけましょうね。」という注意で終わっているような事例でも、公の場に問題として取り上げられ罰を受けていたのは、少数派の議員さんでした。つまり、数の世界では多数派によって、何とでも誰でも都合よく結論付けられるとしたら、集団で誰かを陥れる事だって出来るのかもしれません。

よく考えて見たら、言った言わないの世界では、それを聞いていない人に伝える時は何とでも言いかえる事ができます。要するに、あの時市民の方が言われた「録音していた方がいいよ。」という忠告は、自分の言動を証明するために必要だと言うことだったのかもしれません。

私は相手によって事実を変えるような話ぶりができるほど、そんな器用に立ち回れる方ではありません。もちろん、プライバシーを守る時や、必要以上に言わなくても良いと判断した場合は、言わずにごまかす時はありますが、言わない事はあっても信頼関係のある相手に、嘘をつく必要ってない訳です。しかし、魑魅魍魎の中と表現した議会では、日常茶飯事に腹の探り合いや騙し合いをする議員がいるということは否定できません。

 


このつづきはホームページにあります!

卑怯なことをする人には倍返しがある

この内容は、ホームページの活動ブロクで掲載中です👇

 

 

HPに「👍 みたよ!」ボタンがあるので押してくださると幸いです(≧∇≦)b‼
 
フォローしてね