12月定例会にて、通算14回目の一般質問を行います!
12/5(金)13:00~(1時間程度)
@西宮市議会本会議場
質問項目:最終調整中につき、追ってお知らせします(総務系・教育系を中心に5件の予定)
ご都合のつく方は是非、議場にお越しいただくか、WEB中継・さくらFMにてご視聴いただけると嬉しく存じます!
実りのある機会とできますよう、鋭意、準備を進めてまいりますm(_ _)m
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さて、その質問予定項目の一つでもあるのが、市政ニュースの10/25号について。
すでに各SNSではこの件に強く言及してきましたが、この度、一般質問で取り上げることとしました。
https://x.com/takanostyle/status/1981566213970108715
本市が厳しい財政状況の中にあり、我々からの指摘を受けてようやく「財政構造改善」の取り組みを始めたことは、これまでに何度もお伝えしている通り。
そして、直近の令和6年度決算も赤字であり(実質単年度収支)、9月議会の決算認定では厳しい意見を表明しました。
https://ameblo.jp/takanostyle/entry-12935635669.html
昨年以降、当局が財政状況改善の取り組みを懸命に進め、現場で奮闘されている職員の皆さんの力により、効果が生まれつつあることについては一定、前向きに受け止めています。(これまで追及してきた通り、進め方には多くの問題がありますが)
そうはいっても、令和6年度、取組による効果額は19億8千万円で、計画時点より9,800万円上振れしたにすぎません。
うち2,400万円は「市有地及び公共施設跡地等を活用した財源創出」、つまり「市の土地が思ったより高く売れた!」という話に過ぎず、恒常的な財政「構造」の改善ではありません。
令和6年度の決算が、当初の見込みより少ない赤字額で済んだのは、市民税・固定資産税や県税交付金の伸び、つまりは「インフレ基調・賃上げ等により、税収が伸びた」という効果が大半です。
令和5年度決算との比較でも、伸びているのは国から受けとる地方交付税などです。
つまり、昨年度の決算(及び今後の見通し)が、赤字とはいえ想定していたよりマシだったのは、財政構造改善の成果ではなく(それはごく一部)、外的な要因が大半を占めるということです。
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その前提のもとにこちらをご覧いただくと、大きな違和感を持たれることと思います。
それこそが、今回、私が問題提起している内容です。
市民の皆さんがこれを見たら、ほとんどの方は「あ、財政状況が改善したんやな」と思いますよね。
「財政構造改善っていうのをやってて、その成果が出てるんやな」って感じるじゃないですか(タイトルが「財政構造改善の今」だし。)
それはあまりにもミスリードではないですか、と言いたいわけです。
財政構造改善は、市民にも職員にも負担を求める取り組みなのに。
「財政状況が厳しいから、どうか協力してください」とお願いしないといけない中、その危機感を緩めさせるような記事を大々的に掲載するのは、どう考えても悪手です。
この市政ニュースが発行されてから、当局とは協議を重ね、経緯や意図の確認、原因の究明を図ってきました。
その結果、これは本会議で取り上げるべき問題であると判断し、今回の質問項目に加えることとしたものです。
なお、本件については他にも同じく問題意識を抱いている会派さん・議員さんがいらっしゃり、一般質問で取り扱う予定とされていますので、事前に調整して、異なる観点・切り口から質問することとしました!
私は、個別の記載内容についての是非ではなく、今回の事案をふまえ、市政ニュース制作における意思形成過程や基準の明確化、再発防止に向けた取組といった方向性で追及する予定です。
それでは、本日は予告編ということで、このあたりで失礼いたします。
皆様、良い3連休を♪