市政報告第25号→会派・ぜんしんNEWS→しぶや議員チラシ→市政報告第26号ということで、お盆明けから雨の日と土日祝以外は毎日駅立ちを継続しています!
これだけ休みなく続けるのは、7年前に初めて選挙に出た時以来ですが、案外、体が慣れてくるまでの方がしんどいんですよね。
今は完全に「駅立ちするのが普通」というリズムになってきたので、おかげさまで毎朝テンション高く実施できております!
そして何より、多くの方がお手伝いに駆けつけて下さって、ありがたい限り…!
皆様からのご期待にお応えできるよう、引き続き全力を尽くしてまいります!

ちょうどノリノリでお配りしているところを撮ってもらっていた1枚。笑
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さて、盛りだくさんだった6月議会・一般質問のご報告も、いよいよ最後のテーマです。
本日からは「西宮市シルバー人材センターのあり方」についてご報告してまいります。
シルバー人材センターとは、市の外郭団体の一つで、高齢者の就労機会を確保するために設立された団体です。
請け負っている主な業務には、公共施設の受付や、建物の清掃、植栽の剪定などがあります。
さて、そんなシルバーに今年4月、3名の市職員が新たに派遣されました。
私はこの人事異動に、大きな違和感を覚えました。
と、いうのも、外郭団体への職員派遣については、自立した運営体制が求められることに加え、市役所の業務に人員を充当する必要があるため、引上げ・縮小が基本的な方向性となっているんですよ。
この方向性には賛同しているので、今回の新規派遣はその流れに逆行するものであり、看過し難いと言えます。
派遣の理由を当局に確認すると、シルバーの経営改革が目的であるとのことでした。
現在、シルバーでは会員の高齢化に伴い、既存の業務と会員のニーズにミスマッチが生じており、新たな業務を受注するための営業活動が必要。
会員・就業先ごとに業務内容の確認や契約手続きが必要で、事務負担が大きい。
一方で、固有の正規職員がおらず、嘱託職員も短期間で離職する傾向が続いており、新規開拓や業務改善にまで手が回っていない。
近年ではインボイス制度の影響で消費税額の負担も増加している。
こうした課題に対応するため、事務局の体制を強化するとの説明を受けました。
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民間企業等で働く高齢者も増えているとはいえ、シルバーは高年齢者雇用安定法に基づく団体であり、今後も存続させることを前提とするのなら、これらの経営課題を解決しなければなりません。
抜本的な改革を行うには、市職員よりも民間の知見が求められるようにも思いますが、職員を新たに雇用するためには、体制の立て直しが先との考えもあり、市職員を派遣するに至った経緯については、一定、理解するところです。
しかしながら、それはあくまでも暫定的な、短期間の派遣に限ります。
期限を定めて、早期に経営改革の具体的な成果を出し、派遣を取りやめるべきです。
財政構造改善の取組が進む中、限られた人数で業務を行っている部署も多い本市において、職員を外郭団体の業務に従事させる余裕はありません。
改革を進めるうえで、新たな仕事の受注については、あらゆる可能性を模索することが重要です。
シルバーは、広田山荘の指定管理や公園遊具の安全パトロール等、市の業務を受注していますが、他にも入札に参加できる業務はあるはず。
例えば、駅前の駐輪場の運営管理は、一者からしか応募の無いことが度々指摘されているため、シルバーも応募を検討してはどうかと思うんですよね。
民間の仕事についても、他市のシルバーではマンション管理など、本市では実績のない業務を受注している例も多く見られます。
また、業務改善にあたっては、DXの観点も欠かせません。
今日はここまで!
次回以降、質問&答弁のやり取りをお届けしてまいります!