本日の議会運営委員会で、新年度予算案の概要が発表されました。
3月議会の議案も届きましたので、これから熟読していきます。
深刻な財政危機に陥っている本市にとって、予算審議はいつもにも増して重要な期間。
内容については精査が必要ですが、取り急ぎ概要を確認した段階でのポイントをいくつか挙げてみます。
◇高齢化等に伴い、扶助費や介護保険への繰出金は今回も大幅に増加
◇人件費は前年度から約8億円の減だが、新年度は退職金が発生しない(定年を段階的に延長しているため)影響が約12億円なので、実質的には約4億円の増
◇ごみ処理施設の整備などで、投資的事業経費が増加→市債の発行額&残高が増加
◇市税収入が増加、国からの地方交付税収入も増加
◇財政基金の取り崩しは前年度を下回る約36億円
ざっくり言えば、歳出が大幅に増えたけれど、歳入も外部的な要因で増えたので、なんとか踏みとどまっている…という感じですかね。
歳入の読みや今後の予測は適正か? 財政構造改善実施計画と整合性はとれているか? 等、批判的に検証していかなければなりません。
本件についてはまた改めて発信したいと思います。
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そして、3月議会では、市長が予算編成にあたっての「施政方針演説」を行い、それに対して各会派が総括的な質問を行う「代表質問」があります。
今回、初めてこの「代表質問」を私が担当することになりました。
まだまだ若輩者にもかかわらず、貴重な機会を与えていただいた会派の皆様に感謝です。
せっかくいただいた場ですから、実りある質問ができるよう、ただいま鋭意準備を進めております。
先ほど順序抽選があり、出番は≪2/26(水)13時~≫に決まりました。
一般質問と同様、場所は西宮市議会本会議場で、WEB中継もあります。
ぜひ、多くの方にご覧いただければ幸いです!
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以上、本日は速報的な投稿でした!
寒い日が続いておりますので、どうかご自愛くださいませm(_ _)m