一般質問終わりました! | 西宮市議会議員・たかのしん公式ブログ

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兵庫県西宮市の若手市議、鷹野伸(たかのしん)の公式ブログ。1990年(平成2年)生まれ・35才、政党無所属、現在2期目。日々、地元・西宮を奔走しています!

昨日、通算12回目の一般質問を無事に終えることができました!
傍聴にお越しくださった方、中継でご視聴くださった方、本当にありがとうございました。

答弁や市長とのやりとりが長引くことを想定して、少し余裕を見てたら、思ったより時間が余ってしまった(^_^.)
内容もう少し盛り込めたな~という反省はありますが、概ね、満足のいくやり取りができたかなと思います。
今後の展開を追っていかなければならない案件が多いので、質問して終わりだけでなく、これからちゃんと進捗を注視していきます!



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と、いうことで、昨日の内容を早速ご報告したいんですが、前回のご報告があと1回分残っておりまして。笑
「市民調査・アンケートのあり方」、質問と答弁のやり取りです!

(たかの)

・市民意識調査の抜本的な見直しが必要と考えるが、市の見解は。

・施策に優先順位を設定し取捨選択する上で市民の意向は重要であり、各種調査のあり方を政策推進に係る意思決定の判断材料となるものに変更するべきと考えるが、市の見解は。

(市当局)

<現在行っている取組の説明のため割愛>…調査結果をより有効なデータとして活用するためには、施策や事業の課題解決に向けて市民意識調査をどのように活用するのかといった、明確なビジョンを持って調査に臨むことが何よりも重要。
これまでの外部有識者の助言内容等をもとに、市で蓄積してきた質問や回答の設定についてのノウハウを改めて整理し、それを生かしながら調査結果をどのように活用するかなどについて十分に検討を重ねることで、今後、市民意識調査がより有効な形で実施できるよう取り組む。

一方で、この市民意識調査とは別に、各所管が必要に応じて都度行っているアンケート等各種調査もある。
<略>…市民への調査・アンケートを、市としてより効果的に活用していくため、庁内の各課が独自に実施している調査について状況をあらためて把握したい。
そのうえで、各調査の趣旨が重なるようなものがあれば統合や整理を検討することも含めて、全庁的に効果的・効率的な市民調査の実施ができるよう、取り組む。


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ポイントは「ノウハウを改めて整理」「より有効な形で実施できるよう」「状況を改めて把握したい」「統合や整理を検討」「全庁的に効果的・効率的な市民調査の実施ができるよう」というところですかね。
こういった観点で調査のあり方を取り上げた例はあまりなかったようで、協議を始めた当初は当局も戸惑っている感じだったし、私もどういう切り口で質問するべきか悩んだのですが。
最終的には、問題意識を共有するところまで持っていけたのではないかと思っています。

締めの意見・要望では、答弁に沿った取り組みを求めるとともに、

・印刷、製本や公開の手法見直し
・回答手段の多角化(WEB等)

を提案しました。

近年、行政分野ではEBPM(Evidence Based Policy Making = 証拠に基づく政策立案)の考え方が注目されています。
客観的で数値化された市民の声は、政策の重要な根拠になると考えています。
市民を対象とした各種調査を、そのための手段として活用するよう要望して、今回の質問を終えました。

それでは今日はこのへんで!