本日、会派の政策提言をまとめた「予算要望」を市長に手渡してきました。
継続して主張している内容をブラッシュアップしつつ、新規項目も加えて毎年提出しているこの要望は、私たちが非常に重視している機会の一つ。
当局が提言内容を真摯に受け止め、それぞれの政策が実現に近づくことを願います!
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さて、一般質問のご報告「接骨院・鍼灸院等における健康保険利用の適正化」の最終回です!
前回までの投稿で述べた内容をふまえ、以下の質問を行いました。
(たかの)
健康保険の不適正な適用を防止するため、療養費支給申請書の点検を強化するべきと考えるが、市の見解は。
(市当局)
本市では~(今やっていることの説明のため省略)~施術にかかる文書照会を実施している。
またこの中で、コロナ禍前までは保健所からの違反広告情報を点検に活用していた。
しかしながら、ご指摘のとおり予算を確保している照会予定件数を下回る照会に止まっているほか、照会に対する返信も十分とは言えない状況。
保健所との情報連携も、コロナ禍に伴い中断しているのが現状。
十分ではなかった文書照会を見直し、照会を受けた被保険者が返信し易くなるよう、これまでよりも余裕を持った返信期間を設けることに加えて、未返信者への督促にも取り組む。
保健所からの違反広告情報の活用についても、連絡体制が整い次第、再開したい。
⇒答弁としては、十分な内容と受け止めています。
あとは、本当にこの答弁通りに実施するのかどうかですね…!
しっかりと展開を注視していきます。
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療養費支給申請について、市はあくまで国民健康保険の保険者であり、施術所に対して指導を行う権限はない、という立場です。
それでも、悪質な施術所に対しては是正を促したり、所轄官庁である近畿厚生局に情報提供したりといった対策は可能なはず。
また、現在、文書照会を行っているのは接骨院のみですが、鍼灸院についても現状を分析の上、必要に応じて同様の取り組みを進めるべきです。
こうした点を要望し、今回の質問を終えました。
私がこのテーマを取り上げたのは、国保会計の改善という目的はもちろんですが、真面目にやっている接骨院・鍼灸院さんが不利益を被らないようにしたかったから。
私は「正直者が馬鹿を見る」という構図がすごく嫌いなんです。。。
一部の施術所や、保険で安価に利用している方には恨まれるかもしれないけど、ここで引いたら政治家やってる意味がない。
これからも、自らの正義を信じて市政と向き合ってまいります!