西宮市議会議員・たかのしん公式ブログ

西宮市議会議員・たかのしん公式ブログ

兵庫県西宮市の若手市議、鷹野伸(たかのしん)の公式ブログ。1990年(平成2年)生まれ・35才、政党無所属、現在2期目。日々、地元・西宮を奔走しています!

先ほど、予算特別委員会のうち、教育こども分科会で採決が行われました。

私の所属する会派・ぜんしんは、熟慮の結果、令和8年度予算案に賛成しました。

他の分科会での採決も経て、最終的に全体会・本会議で可否が決定するのは来週18日ですが、私たちが賛成に至った理由を以下ご報告申し上げます。

 

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会派・ぜんしんは昨年の3月定例会で、令和7年度予算案に反対しました。

同じく保守系会派である維新の会・啓誠会なども反対にまわり、100年にわたる市政史上初めて、新年度予算案が否決されました。

 

今回、私たちの議決態度に対して最も多くいただくであろうご質問、そして説明責任を果たさなければならないのが「なんで去年は反対したのに、今年は賛成なの?」という点かと思います。

 

今回、昨年と大きく事情が異なるのは、

 

①年度内の臨時会開催が困難であること

②市長選挙を目前に控えた「骨格予算」であること

 

です。

 

基本的な考え方として、3月中に予算案が承認されなければ、新年度の4月から市役所の業務はストップします。

もちろん、「市役所が閉鎖される!」「ごみが収集されない!」なんて事態を招かないために、「暫定予算」という仕組みがあり、義務的経費について、一定期間のつなぎ予算で対応できるようになってはいます。

とはいえ、市の業務執行が大きく制限され、市民生活に影響が出ることは避けられません。

 

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①について、昨年は3月定例会の最終日である3/21(金)の本会議で予算案を否決。

反対の意向が当局に伝わってから、水面下で協議を繰り返した結果、3/26(水)に臨時会が招集され、修正された当初予算が上程されました。

その修正内容を一定評価し、行政改革に取り組む姿勢を当局が改めて明言したこともふまえて、修正後の当初予算には賛成。

無事に、年度内の予算成立が果たせたのでした。

このあたりの経緯は当時のブログでご覧いただけます。

 

2025/3/26「修正後の予算案に賛成し、可決されました」

https://ameblo.jp/takanostyle/entry-12891416151.html

 

しかし、今年度は3/18(水)が定例会の最終日で、3/22(日)~3/29(日)の期間で市長選挙が実施されます。

平日としては3/19(木)、30(月)、31(火)しかない中で、臨時会を開催するのは極めて難しい。

そもそも、どなたが市長になられるかで予算編成の考え方は大きく変わるわけですから、市長選挙に突入した後で、修正した予算案を策定・上程することは、事実上不可能です。

 

昨年、私たちが予算案に反対した際は、当局との折衝の中で、年度内の成立が見通せる=市民に迷惑をかけない、ということが担保できていました。

その前提が無ければ、さすがに予算案に反対することはありませんでした。

つまり、今年とは条件が明確に異なっていたわけです。

 

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②の「骨格予算」とは、市長選挙を控えた時期に当初予算案が上程される際、新規・拡充事業をできる限り抑え、ベースとなる部分(骨格)のみの編成とすることです。

この場合、市長選挙の後で、当選した方の意向を踏まえた補正予算(肉付け)を編成することが一般的です。

現市長が新規事業を予算に盛り込む! → 別の人が市長に! → 方針転換! という混乱を避けるための措置で、今回の当初予算もこれにあたります。

市民生活のために必要な予算は、政治的な状況と切り離して可決させるべし、という考え方とも言えますね。

 

令和8年度当初予算は、骨格というわりに規模でかすぎひんか!? 新規・拡充施策が多く含まれてへんか!? という見方もあります。

しかし、よくよく一つずつの項目を確認すると、今回盛り込まれている新規・拡充施策は妥当性があるものばかりなんですよね。

例えば、市立中央病院が閉院することに伴う退職金の支払いは、必ずかかってくるもの。

西宮浜義務教育学校の給食室の一元化は、工事費用がかかるものの、2つある給食室を統合して効率化を図る、「コスト削減のための投資」です。

昨年の予算否決を受けて、市は「この項目は認めていただけそうですか?」とかなり早い段階から協議を持ちかけてきており、どうしても止めたい事業があれば、そのタイミングで予算案に盛り込まないよう求めることもできました。

中には、所管事務報告という形で事前に議会への公式な報告が行われていた施策もあり、その際に反対していないのに、予算案の段階に至ってこれらの新規・拡充施策を理由に反対することは、私の信義に反します。

 

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予算案への賛成=現市政の信任、と受け取られる面があることは承知しています。

市長選挙に対立候補を擁立している政党・会派が、予算案に反対することは、政治的には当然の判断であるとも思います。

なので、今回の予算案に反対した方々の決断を、否定するつもりは一切ありません。

 

ただ、ここで明確にしておきたいのは、私たちにとって予算案への賛成は、決して石井市政の承認ではないということです。

あくまでも、市民の生活に悪影響を及ばさないために、という理由での判断であることはご理解いただきたいと思います。

 

本日の分科会でも確認したのは、予算案の否決が市民に与える影響の深刻さです。

例えば、不登校児童・生徒の居場所である「校内サポートルーム」を拡充するという事業、これは学校現場や当事者から待ち望まれていた施策ですが、このタイミングで予算を承認しても、人員確保の都合で週5日の実施が可能となるのは約2か月後とのこと。

不登校が増加するゴールデンウィーク明けの時期に間に合わせようと思えば、今でもギリギリのタイミングと言えます。

補正予算の成立が5月臨時会や6月定例会となれば、実施は2学期からとなる可能性が高く、不登校の傾向が生じた児童・生徒へ早期にアプローチすることは難しくなります。

 

そもそも私が所属する会派は、石井市政を終わらせるために市長選挙への立候補を表明したしぶや議員の仲間です。

結果的には、保守系候補を統一するために市長選挙から撤退しましたが、昨年9月から11月の期間、どれだけの時間とお金と体力を、活動に注いだことか。

今まさに選挙に臨もうとされている田中 まさたけ さんご本人を除けば、しぶや議員は間違いなく、石井市政に最も強い危機感を抱き、覚悟を持って行動した人と言えます。

そんなしぶや議員を支えた私たちが、石井市政を信任するわけがありません。

 

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政治家は、その意思表示によって称賛も非難もされるもの。

だから、「ぜんしんは結局びびったんやろ」とか「当局に丸め込まれたんやろ」といった声があるなら、それは逃げずに受け止めます。

しかし、市民のために、という最も大切な価値観に基づいて決断した今回の行動に、私は自信と誇りを持っています。

 

現市政への評価は、市長選挙で、市民に審判していただく。

そのために、予算案への態度は他の会派と分かれたけれど、私は引き続き、田中 まさたけ さんの応援に取り組んでいきます。

 

ここまで長文にお付き合いいただき、誠に有難うございます。

それでは今日はこのへんで!

 

 

本日は常任委員会の開催日。

私の所属は教育こども常任委員会ですが、総務常任委員会で報告された「財政構造改善実施計画の取組項目の追加等及び進捗状況」について問題提起したく、本日はそちらを取り上げます。

 

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2024年度からスタートした財政構造改善実施計画については、取組項目別の進捗状況をタイムリーに公表するよう求めてきたところ、各年度の効果額が「当初予算策定時の理論値(3月)→年度途中での見込み値(12月)→決算での確定値(翌年9月)」の3回、公表されるようになりました。

今回の報告では、2026年度の効果額について、当初予算策定時点での金額が示されたものです。

 

先日の代表質問でも触れたのですが、これまでの進捗は概ね計画通りとなっています。

もちろん、項目によっては計画を大きく下回っていたり、土地の売却など一時的な収入に頼っている面が大きかったりと課題はありますし、物価や賃金の上昇による委託費や工事費の伸びが懸念されるため、今後、期待しているような効果額が生じないリスクも抱えていますが。

全体としては、今のところ一定の成果を上げている、と言えるかと思います。

 

しかし、今回、私が強い違和感を持ったのが、歳出減の取組項目だけを新たに追加したこと。

 

いや、追加すること自体はいいんですよ。

進捗管理をして、必要であれば新しい項目も追加するべき、という主張は、私自身、2年前の一般質問でしていますからね。

 

問題は、歳出減「だけ」を盛り込んだこと。

…いやいや、それなら歳出増も盛り込まないといけなくない??

 

2年前の計画策定時には盛り込まれておらず、いま実施されている最大の施策といえば、こども医療費の完全無償化。

これに年間6億円を費やしているのに、そのことはどこにも書かれていないんですよ。

財政構造改善の取組は年間40億円の収支改善を目指す計画でしたが、医療費無償化をやりたいなら、本来「40億+6億=46億円」の改善を果たさないといけない。

そう主張してきた立場としては、今回の「歳出減だけの要素だけを追加して、収支が実態以上に改善しているように読み取れる報告」は、見逃せるはずがありません。

 

2025/9/17ブログ「こども医療費の無償化に賛成した理由を本会議で述べました」

https://ameblo.jp/takanostyle/entry-12930796626.html

 

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こちらの内容のうち、「未定→変更」のものは、まだいいんですよ。

当初から項目としては想定していて、効果額が示せていなかったものについて、検討が具体化した証だから。

でも、完全に新規の項目を載せるなら、新たに歳出が増えた項目も載せなきゃだめじゃないっすか。

外部的な要因で金額が増えてしまったものはさておき、医療費無償化は市長が自分自身の判断で実施を決めたんだから。

他にも、少なくともこの2年間の当初予算で「新規・拡充」として示した施策くらいは載せないと、バランスを欠きますよ。

 

「ハローにしのみやの見直し」なんて、兵庫県が似た事業を県全域でやってくれるようになった結果で、市の努力ですらないんですが。。。

そんなラッキーな要素まで足しこんで、「計画通りです!」と言われましても。。。

 

この件、会派から総務常任委員会に出席している澁谷議員・牧議員にお願いして、強く指摘してもらいました。

当局も、歳出増の項目が、計画策定時に比べて増えていることを認め、その表記方法について検討する旨の答弁をされたとのことですので、今後の展開を注視してまいります。

 

それでは今日はこのへんで!

 

先日の代表質問、録画が市議会ホームページに公開されています!

 

https://smart.discussvision.net/smart/tenant/nishinomiya/WebView/rd/speech.html?council_id=56&schedule_id=2&playlist_id=3&speaker_id=52&target_year=2026

 

週明けにはYouTubeへもアップする予定ですので、ご覧いただけますと幸いです!

 

※最後の最後で「代表質問」を「一般質問」と言い間違え、議長にご指摘いただいた際の「やってもうた~」の顔です。

 

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中連体の服装指定の件、前回お伝えした通り、教育委員会からの答弁には納得しかねたため、教育長に再質問を行いました。

その答弁は以下の通りです。

 

(教育長)

まず、最初に申し上げておきたいのですが、私としましては、必ずしも今の服装の規程が今の子供たちにふさわしいものかどうかということを絶対的に正しいなどとは思ってはおりません。

 

先ほどの答弁でも申し上げましたが、当然、服装のような、当然社会的な考えであるとか、または個々人によっても様々な多様な考えがございます。そういったものについて、一方的に大人が「これが正しい」という形で決めつけることは、私は正しくないと思っております。

 

ですので、先ほどお話があったような、仮に質問があれば、「では、君たちはどうしたいのか」と、「君たちは何がふさわしいと考えるのか」ということをやはり問いかけたいというふうに思っております。今、たかの議員がおっしゃられたように、子供たちの考え、また保護者の考えというのは、様々あると思いますし、また、当然時代の流れによっていろいろと変化も当然あると思います。そういったものにつきましては、やはり前例踏襲ということにこだわるのは決していいことではないと思っております。その際に、先ほどたかの議員もおっしゃったかと思いますが、やはり子供の参画、子供たちは実際どう考えるのかということが大切だと思っております。そういったことについては、児童の権利条約またこども基本法、そういったものを踏まえて、やはり子供たちの意見をしっかりと受け止めて見直していくことが何より大切だと思っております。

 

そういった考えにつきましては、一方で、やはり子供のわがままを助長するんじゃないのかとか、子供はまだ適切な判断ができないのではないのかというような懸念の声もある場合もありますが、私といたしましては、やはり子供の意見表明権というのは尊重されるべきだと思っております。

 

児童の権利条約第12条に意見表明権は制定されておりますが、多分皆さん意見というと誤解をされているんだと思うんですが、英語で正文を見ますと、この意見は「opinion」ではありません。「view」という単語が使われております。「opinion」というのはある意味個人的な意見です。これは確かにそれを主張すればわがままということになるんでしょうが、英語の正文では「view」ということになっています。「view」というのは、視野とか眺めとかという意味があるように、もっと広い客観的な様々な状況を踏まえた上での自分の考えということになりますので、もう少し客観的な自分の考えだけを押しつけるようなものではないものです。やはりその英語に込められたこのニュアンスの違いというのは、すごく意見表明権では大切なところかなと思っております。

 

少なくとも今、話題になっております中学生に関しましては、この「opinion」ではなくて、「view」をきちんと考えることができる子供たちばかりだと思っておりますし、きちんと考える視点を、例えば今の時代どうなっているのかとか、もしくは自分はよくても、ほかの子供たちはどう思っているのかとか、そういったことをしっかり視点を踏まえれば、きちんと子供たちは考えてくれるものだと思っております。先ほど申し上げましたように、しっかりと主催団体、共催団体と協議をして、見直しを進めていきたいと思っておりますが、その際には、たかの議員からも御指摘ありましたような、子供たちの感覚というものをしっかりと受け止めて、見直しをしていきたいというふうに思っております。

 

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思いのほか壮大な話になって、文章も長いし、「子どもたちにどう説明するのか?」という質問に対して「子どもたちに問いかけたい」って、回答になってへんやんか!など、ツッコミどころは沢山ありますが。

総じて、方向性としては、私の主張に沿った答弁を得ることができました。

少なくとも、教育委員会事務局の頑なな答弁よりは。

日頃は有効な答弁を得られるよう、事前に内容を調整していますが、この部分は事前協議無しで挑みました。

ぶっつけ本番だったからこそ、教育長自身の見解も含めた、踏み込んだ内容をお答えいただけたように思います。

(教育長、何を言わはるんや??的な、教育委員会の不安そうな顔が印象的でした。)

 

再質問への答弁をふまえ、最後に以下の意見を述べて一般質問を終えました。

今後、時代に即した見直しが行われるよう、強く願います!

 

(たかの)

今、教育長がおっしゃったことというのが、私もこれまで提起をしてきた校則の見直しの推進ですよね、生徒が主体的に考えて自分たちでやっていこうと、ある種の主権者教育といいますか、主体性を持って自分事として考えていこうというところとも同じ方向性のことだと思いますので、ぜひこの場でそのご答弁をいただいたということの重みを踏まえて、教育委員会事務局におかれては、次年度以降の検討を進めていただきたいなと思います。

 

例えば、として伺ったこの生徒会役員の子が、とても心優しい子だったら、親御さんに靴を買ってほしいということも気が引けて、開会式に参加するかどうかを悩んでしまうかもしれない。私は中学生にそんな思いをさせたくないんですね。今の取り扱いのままでは、そうした状況が発生しかねないということをどうかご認識いただきたいと思います。

 

そして、今後協議や検討を進めていただく中では、生徒や保護者の声を聞くなど、必ず多様な観点を取り入れるようにしてください。ここも今、教育長からきちんと触れていただいた部分ですから、ぜひそのような形でお願いをしたいと思います。といいますのも、同質性の高い組織というのは、どうしても特定の価値観に偏って、バランスの取れた判断を行いにくくなると思っています。中連体の運営は、事務局も学校現場も体育の先生が大半の役割を担っています。そのご尽力には心から敬意を抱きますし、決して体育の先生が悪いと言っているわけではありません。しかし、体育を通じた人間教育に力を入れるがあまりに、あるいは中連体の伝統を大切にするがあまりに、現代の価値観をうまく反映できずにいる、それが今回の事案の本質だと感じています。質問の冒頭に申し上げたとおり、中連体に携わる皆様に考え方をアップデートしていただくよう強く要望します。

 

少し日が経ってしまいましたが、先週20(金)に無事、代表質問を終えることが出来ました!
議場やさくらFM・WEBでご視聴いただいた皆様、誠に有難うございます。
また、議会の内外を問わず、多くの方が気にかけて下さり、お声がけも頂戴したことに、重ねて感謝申し上げます。



代表質問の項目にも触れたいものの、前回の一般質問「中連体における服装等の指定」のご報告が途中でしたので、本日はその続きです。
以下、前回の内容をふまえた質問・答弁のやり取りをお届けします。

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(たかの)
中連体の開会式・閉会式における白靴・白靴下の指定は、次年度から廃止するべきと考えるが、教育委員会の見解は?

(教育委員会)
中連体の開閉会式は、厳粛で清新な中で、生徒の集団への所属感を深め、責任感や連帯感の涵養等に資することを狙いとする式典として開催している。
そのため、式典にて校旗、プラカード、アナウンスなどを担当する各校代表生徒の服装は、白基調の靴・白靴下に統一している。
参加生徒の服装については、中連体事務局の担当部署にて検討が行われ、次いで体育主任理事会・演技図説明会での協議を経て、各担当部署代表者が出席する各係最終打合せ会にて承認を得て決定している。
次年度の中連体における服装についても、同様の手続を経て決定する。
教育委員会としては、中連体の式典における現在の靴・靴下に関する規程は、厳粛な雰囲気の中で式典を行うという観点から、一定の合理性があるものと考えているが、各校、服装等の校則の見直しが行われていることも踏まえ、時代に合わせた在り方について、今後協議を行っていく。

(たかの)
全市的な行事における服装等の指定は、各校の校則で定める服装等に準じたものであるべきと考えるが、教育委員会の見解は?

(教育委員会)
校則については、各校にて定めているものであり、生徒の実態や生徒指導方針等によりまちまちとなる。
教育委員会としては、全市的な行事については、その行事ごとの趣旨や狙いがあるため、各校における校則と全市的行事の規程は、必ずしも一致させなければならないものとは考えていないが、各校の校則の見直しなども踏まえ、今後検討を行っていく。

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(たかの)
各校での校則見直しも踏まえて協議や検討を行うとのことで、一旦前向きに受け止めておく。
ただ、私はその協議や検討の結果というのは、やはり制限を緩和する方向性であるべきだと思う。
今回の質問に当たって、教育委員会の方々と協議を重ねてきたが、そこで驚いたのが、皆さん「白靴・白靴下で式典に臨むのはすてきなことだ」「靴や靴下までそろえるのはよいことだ」と心から思っていらっしゃるご様子だったこと。
というのが、私はこの課題を知ってから、保護者の方や中学生ともお話しし、SNSにこの件を書いたところ、割と多くの方からご意見を頂いた。
その中で、「やっぱり開会式は白靴じゃないとね」という声は一つもなかった。
「わざわざ開会式のために買わなあかんの!?」とか、「いまだにそんな細かく指定されているんや(笑)」とか、そういった反応が大半だった。
答弁では、現在の靴・靴下に関する規程は一定の合理性がある、校則と全市的行事の規程は必ずしも一致させなければならないものとは考えていないという表現で教育委員会の姿勢が示されたが、今の生徒や保護者の感覚とは随分と乖離しているように思えてならない。

そこで教育長に再質問する。
藤岡教育長がもしこの中学生、開会式に参加する生徒会役員の子に「何で白靴じゃないとダメなんですか?」と聞かれたら、どうお答えになるか?
「私たちの学校では靴は何色でもいいんですと、去年中学生にふさわしい服装って何だろうってみんなで話し合って校則を変えたんです、だから黒の靴しか持っていなくて…」と言われたときに、何とご説明されるか?

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教育長の見解と私の意見は、長くなるのでまた次回の投稿でお伝えします。
うーん、この件については、どうも教育委員会と感覚が合わない…

それでは今日はこのへんで!

3月定例会がスタートしました!

初日には石井市長の施政方針演説が行われています。
今週金曜日の代表質問は、この施政方針に対して見解を問うという位置付けですので、よろしければご参考までに。

http://www.city.nishinomiya.lg.jp/shisei/sogokeikaku/shiseihoshin/siseihousin.html

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さて、次回以降は代表質問のご報告も入ってきますので、前回の一般質問のご報告を、早く完了させねばですね。
以前の投稿で触れた「各校の校則は自由化されていっているのに、中連体の開閉会式で、白靴・白靴下の指定が続けられている」という件です。
私が問題提起した際の、市教委の対応に納得がいかなかったので、次年度以降に向けて一般質問で取り上げることとしました。

※ご参考
2025/10/31「それっておかしくない?~中連体の開会式における靴の色指定について」
https://ameblo.jp/takanostyle/entry-12942330797.html

以下、私が一般質問で述べた内容です。
上の投稿と重なる部分が多くありますが、議場で発言するにあたり、改めて論点を整理したものです。

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阪神甲子園球場で開催される小学校連合体育大会(通称・小連体)と、中学校連合体育大会(通称・中連体)は、本市の誇るべき伝統行事です。
私は、社会で生き抜く力を育む上で、集団行動を学ぶことは重要と考えておりますし、集団には一定の規律が求められるという考え方にも賛同します。
一方で、生徒を必要以上に縛り付けるルールは好ましくなく、今回の質問は、過去には当然と受け入れられていた規程について、考え方をアップデートするよう求めるものです。




中連体の服装規程では、開閉会式に参加する各校の代表生徒・大会プラカードや校旗を持つ生徒・アナウンスを担当する生徒等について、白基調の靴と白靴下を着用するよう定められています。

私は2022年9月定例会の一般質問で「校則見直しの推進」を取り上げ、服装や髪形の過度な指定など、合理性を欠く規定は見直すよう問題提起しました。

※ご参考
2022/9/16「西宮にブラック校則は存在するのか!?」
https://ameblo.jp/takanostyle/entry-12764599061.html

その時点で、靴や靴下の色について、すでに白以外を認めている学校も存在しましたが、その後、各校での見直しが大きく進み、白以外の靴・靴下で通学する中学生は珍しくなりました。
その結果、白の運動靴や靴下を持っていない生徒が多くなっています。
そんな生徒に対して白靴・白靴下を指定すれば、中連体のためにそれらを購入しなければならないこととなります。私は、実際にそうしたケースが発生したことを耳にしています。

大半の学校における普段の服装が白靴・白靴下で、「ほとんど皆が白靴・白靴下を持っている」という時代なら、問題にはならなかったのだと思います。
しかし、開会式・閉会式での白靴・白靴下は、わざわざ購入してまで揃えなければいけないものなのでしょうか。

各校の生徒がそれぞれの制服や体操服を着ていて、そもそも全員が同じ服装ではないのに。
白以外の靴・靴下も、各校では公式の服装として認められているのに。
スタンドからは、グランドに立つ生徒の靴や靴下は、ほとんど見えないのに。

これが、現在において合理的な規定だとは思えません。

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中連体に向けた準備段階では、これらの規定を問題視する声があがったと聞いています。
しかし、中連体を主催する西宮市中学校体育連盟と教育委員会は、そうした意見に耳を傾け、具体的な検討を行うことはありませんでした。

それどころか、白の運動靴を持っていないなら、上履きや体育館シューズで参加せよと通達したのです。
いや、上履きや体育館シューズって、室内で履く靴ですよね?
それで甲子園球場の土の上を歩いて、家に帰ってそれを洗って、次の日からまた学校で履けって言うんですか?
白靴・白靴下で開会式・閉会式に参加させることって、そんなに大事なんでしょうか。

ここまでくると、もはや白靴を履かせること自体が目的化しているのではないか。
中体連と教育委員会の価値観が、あまりにも世間とずれているのではなか。と、言わざるを得ません。

先に述べた私の一般質問において、教育委員会は

「校則の見直しは重要な取り組みと考えており、時代や社会状況に応じた適切な内容になるよう、見直しを依頼してきた。」
「社会通念上理解しがたい内容のものや、あいまいな表現で分かりにくいものについては、見直しを求めるなどの指導が必要」
「文部科学省が改定する生徒指導提要に、時代に合わせた検証が必要であると示されている」

と答弁し、時代に応じて校則を見直すことの重要性を明言しました。
2024年3月の予算特別委員会教育こども分科会で、私が校則見直しの進捗についてお伺いした際も、各校で見直しが進んでいること、なぜその校則が必要かという意見交換を含めて、生徒が主体的に参画していること、教育委員会としても会議などでの情報共有を図っていること等をお答えされ、前向きに取り組んでいらっしゃる印象を受けました。

私は、中連体における過度な服装指定が、これまで積み重ねてきた校則見直しの方向性に逆行していることを、強く懸念しています。
同じ中学生たちを対象とし、同じ教育委員会が進める取り組みに、整合性がないことは説明がつきません。
この点については、中連体のみならず、全ての全市的な行事において留意するべきです。

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質問&答弁は次回以降の投稿でお伝えしていきます!
それでは今日はこのへんで。

3月定例会で登壇する代表質問の日程が決まりました!

2月20日(金)13:00~ @西宮市議会本会議場

です!
市長の施政方針演説を受けて、市政の大きな方向性や重要課題について幅広く問う、とても重要な機会。
会派を代表して、この機会を頂くのは昨年に続いて2回目です!
しっかりと準備を進めてまいります。

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代表質問も含めて、3月定例会の主要な議題となるのが、新年度の予算案です。
こちらも、本日の議会運営委員会にて示されましたので、速報をお伝えします。

まず特筆すべきなのは、市税収入が前年度同時点の939億円から、971億円へ大幅に増加していること。
その中心は個人の市民税ですから、給与所得の伸びが大きな要因と言えます。
同様に譲与税・交付金等も大きく伸びており、物価や賃金の上昇が、歳入の観点ではプラスに作用していることが分かります。



一方で、物価や賃金が上がれば当然、歳出も大きくなるわけで。
例えば、性質別に歳出を見た際に、委託料等を指す「物件費」は、330億円から347億円に増加しています。


 

また、目的別に見た歳出では、高齢化の進行等により伸び続けている「民生費」が、今回も1,075億円から1,112億円へ、37億円の大幅増となりました。



一言で言えば、「支出は増え続けているが、景気の影響で収入も伸びているので、なんとか耐えている状態」でしょうか。
※予算総額は減っていますが、前年は東部総合処理センター(ごみ処理場)の整備費用として、50億円以上が計上されていたためです。

結果として、財政・減債基金の取崩し見込み額は計55億円。
前年同時期は約46億円でしたから、9億円程度の増となりました。

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ここまで見てきたように、予算案の数値は社会情勢などの外的な要因に大きく左右されます。
本市にとって最大の課題である人件費についても、人事院勧告による給与改定の影響等があり、表面的には判断しづらいところがあります。
本市の財政状況が厳しく、改善に向けた取り組みを続けていることは、以前からお伝えしている通り。
その成果や実情を把握するには、財政構造改善実施計画の進捗状況を確認するのが適切かと思います。(この効果額を取組項目別に公開するよう求めたのは2年前の一般質問でした。あのとき取り上げておいて良かったとつくづく思います。)

https://www.nishi.or.jp/shisei/gyoseikeiei/zaiseikouzoukaizen/zaiseikouzoukaizenki.html
現時点では2025年度の結果の見込みまで公表されていて、2026年の当初予算策定時点の数値は、近日中に示される予定です。
3月定例会では、これらの内容もふまえて指摘・提言を行っていくことになろうかと思います。

以上、本日はお知らせ的な投稿でした!
それでは今日はこのへんで。

来週から3月定例会!

代表質問の準備や各種案件の説明受けなどで、毎日バタバタとしております。

予算審査も含めて、しっかりと役割を果たしてまいります!

 

本日は一般質問のご報告「マナー指導啓発業務のあり方」の最終回です。

前回までお伝えした内容をふまえて、以下の通り質問を行いました。

 

 

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(たかの)

マナー指導啓発業務の実施状況について、実態を詳しく調査・把握し、効果検証を行うべきと考えるが、市の見解は。

 

(市当局)

本業務は、歩行喫煙やポイ捨てをする方々に条例を周知し、行為を控えるよう依頼すること、及び、路上のゴミを拾うことを目的として、西宮市シルバー人材センターに委託している。

警察OBによる巡回指導とは異なり、シルバー会員には指導の権限がないため、業務は啓発と清掃に限定されている。

そのため、シルバー会員と巡回指導員が外見上、同一視され、市民の誤解を招いていると考えられる。

今後は、この誤解を解消し、業務の在り方を整理する必要があると認識している。

 

一方、業務委託の効果を示す定量的な指標としてお示しできるものは、現在ないが、専用ベストを着用した会員の存在は喫煙抑止に効果があり、啓発活動はマナー向上に一定寄与していると考えている。

また、清掃活動は地域の美化に貢献し、ポイ捨ての抑制にもつながっていると考えている。

しかしながら、議員ご指摘のとおり、駅毎の声掛けの実情や歩きたばこの発生状況など本業務の実態を的確に把握することは重要であり、市としては、マナー指導啓発業務の実施状況について、現地に赴き、直接確認する調査を行い、業務の実態把握に努めていく。

 

(たかの)

マナー指導啓発業務のあり方について、廃止も含めた抜本的な見直しが必要と考えるが、市の見解は。

 

(市当局)

本業務のうち、特にたばこに係るポイ捨ての清掃業務の強化については、地元から共通した声や反応が見受けられることから、今後の喫煙禁止区域の追加指定に伴い、区域周辺にも活動範囲を拡げた清掃の取組を強化したいと考えている。

また、啓発業務についても、喫煙禁止区域の追加指定に伴い重要であると考えるが、啓発業務の手法については一定見直すべきとの認識を持っている。

業務の実態把握の結果を踏まえ、また、他市の事例を参考にしつつ、シルバーへの啓発業務の委託のあり方も含めて、より効果的かつ有効な手法の検討を進めていく。

 

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答弁は現在行っている施策の効果を述べる部分が多く、抜本的な見直しを求める私からすると物足りないところですが、「現地に赴き、直接確認する調査を行い、業務の実態把握に努める」「啓発業務の委託のあり方も含めて、より効果的かつ有効な手法の検討を進める」といった姿勢を示したことは評価できるかな。

調査や実態把握、手法の検討は進めてもらったらいいんですけど、方向性としては「現在の指導啓発業務は廃止!その分の費用を路上喫煙禁止区域の指導員の拡充に充てる!シルバーへは清掃や小学校での見守りなど、他の業務を委託!」という形が一番良いと思うんですよね。

今後の展開を注視してまいります。

 

それでは今日はこのへんで!

 



衆院選が始まり、議会内の雰囲気もいつもとは違う今日この頃です。
政党無所属の市議会議員である私は、国政選挙については特に関わりを持っていないので、興味深く推移を見守っているというところですが。
今回は、連立政権の枠組みが変わったり、政党の合流があったりということで、いつも以上に展開の読めない選挙ですね。
皆様も様々な想いをお持ちのことと思いますが、どうか投票に足を運んでいただき、大切な一票を託していただきたいと思います。

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さて、一般質問のご報告、本日からは「マナー指導啓発業務のあり方」について。
これまで私が取り組んできた内容や、議論の前提についてはこちらをご覧ください。

2025/12/2ブログ「一般質問、予告編!~マナー指導啓発業務について~」
https://ameblo.jp/takanostyle/entry-12948742470.html

早朝の駅前で歩きたばこ・ポイ捨てに対する指導・啓発や、周辺の清掃を行う当該業務は、西宮市シルバー人材センターへ委託されています。
こちらの資料は、シルバーから市に対して提出されている、報告書の内容をまとめたものです。



この表から読み取れる最大の問題は、歩きたばこやポイ捨てに対して声掛けを行った件数が、声掛けできなかった件数を大きく下回っていることです。
歩きたばこを発見した回数が1,404回なのに、注意できたのは513件だけって…

また、声がけできた割合は駅によって、つまり啓発員によって大きく異なります。
認知件数そのものにも大きな開きがあり、もちろん駅によって一定の差が生じるとはいえ、年間100件を超える箇所と、10件未満の箇所があることは不自然で、業務に対する意欲や報告の精度にも疑念を抱きます。
本当に、歩きたばこもポイ捨ても0件なのなら、その箇所は巡回の対象から外し、別の駅周辺を巡回するべきですからね…

市はまず、実地調査を含めて委託先へのモニタリングを強化し、本業務の実態を的確に把握するべきです。
あわせて、その効果についても、定量的に計測しなければなりません。

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その上で、私は当該業務について、廃止も含めた抜本的な見直しが必要と考えています。
財政構造改善の取り組みが進められる中、効果の不透明な業務に、多額の予算を投じ続けることは困難です。

路上喫煙の禁止については、阪急西宮北口駅の北西側と、JR甲子園口駅の南側を禁止区域に追加する方針が示され、本定例会では過料徴収に伴う条例改正案も上程されました。
これらは私が求めてきた取り組みであり、歓迎するものですが、その実効性を担保するには、過料徴収の可能な指導員、警察OBである会計年度任用職員の存在が不可欠です。

路上喫煙対策を強化するなら、歩きたばこに対する声掛けしかできない啓発員より、強力な権限を持つ指導員の拡充に予算を投じた方がはるかに効果的です。
上に添付した資料の右側に示した通り、啓発等の業務と巡回指導について、阪神間6市の実施状況を比較したところ、啓発等と巡回指導をどちらも実施しているのは本市のみでした。
喫煙禁止区域での過料徴収を行っている市は全て、警察OBによる巡回指導のみを実施しています。

市がシルバーに業務を発注する意義は、2025年6月定例会で取り上げた通り、私も認めているところです。
しかし、駅周辺の業務をシルバーに委託している自治体の中には、効果の不明瞭な「啓発」ではなく、市民からのニーズの高い「清掃」に特化しているケースもあります。
また、同じ平日朝の時間帯で、シルバーが担える業務は他にもあります。
例えば近年、小学校では保護者の就労等により、先生が出勤するより前に登校せざるを得ない子どもたちが多く、その時間帯を校内でどう過ごすのか、という課題が生じています。
昨年の管外視察で東京都三鷹市を訪問した際、三鷹市ではその見守り業務をシルバーに委託していることを知りまして。
本市でもぜひ導入してほしい取り組みです。

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質問⇒答弁⇒意見 の内容は、次回以降の投稿でお伝えします!
それでは今日はこのへんで。

3月22日告示・3月29日投開票の市長選挙は、西宮市政において極めて重要な機会です。

何度も表明してきた通り、この選挙に向けて、私はもともと、自分の師匠である しぶや 祐介 議員を全力で応援する立場でした。

 

2025/10/3ブログ ☆重要☆市長選挙への挑戦を表明した「しぶや祐介」氏を全力で応援します!

https://ameblo.jp/takanostyle/entry-12935823488.html

 

しかし、現職に対抗する保守系候補を一本化するため、しぶや議員は市長選挙からの撤退を決断しました。

 

2025/11/28ブログ 【ご報告】しぶや議員が市長選挙への立候補意向を取り下げました。

https://ameblo.jp/takanostyle/entry-12948313816.html

 

全力で活動してきた分、撤退が決まった直後は、放心状態ですぐにリスタートはできなかったのですが。

皆様のご信託を受け、報酬をいただき、プロとして西宮市政に向き合う以上、個人的な感情で立ち止まっているわけにはいきません。

一本化した 田中 まさたけ さんに結果を残していただかなければ、しぶやさんの覚悟も報われない。

そこで、私は改めて今回の市長選挙に向けて、田中さんを応援することをここに表明し、これから活動の支援にも参画してまいります!

 

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田中 まさたけ さん は、2003年に当時最年少の27歳で西宮市議会議員選挙に当選。

以来、22年間にわたって市議を務められ、議長をはじめ多くの役職を歴任してこられました。

本会議での一般質問をはじめ、政策提言にとても熱心な方という印象です。

 

これまでの政策や実績については、田中さんご本人のホームページを是非ご覧ください!

 

https://masatake.jp/

 


実は、田中さんとは個人的に縁というか、お慕いしている理由がありまして。

私が西宮市政を目指した最初のきっかけは、中学生の頃、家の近くの関西スーパーの前で、若手市議の皆さんの街頭演説を見たことでした。

政治家と言えば、テレビの中の人。

年配の偉そうな人が、悪いことをやってる。

そんなステレオタイプなイメージを持っていたところに、若い人たちがマイクを握って、一生懸命、西宮の未来について訴えている姿は、衝撃的なものでした。

その時のメンバーの一人が、田中さんだったんですよ。

当時の憧れは、今なお大切にしている私の原点です。

 

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政策面で申し上げると、私は、現在の西宮市政における最大の課題は、行政改革が大きく遅れていることだと思っています。

教育・福祉など、必要な政策に人員や財源を投入するには、市役所の業務を見直し、効率化して、人やお金を生み出さなければならない。

これは私の一貫した主張であり、職員の前向きな気持ちを引き出す、組織体質の改善も欠かせません。

 

こうした課題に、今の石井市長は本気で向き合ってきませんでした。

7年連続の実質的な赤字、頻発する不祥事。

組織を抜本的に改革するには、もはやリーダーを変えるしかありません。

 

田中さんはこれまで、市議として、行政改革分野の政策を多く提言してこられました。

特に、本市の財政を最も圧迫しているのは職員の人件費ですが、職員団体(組合)との距離が近いとされる今の市長は、給与・人事制度などに本格的なメスを入れることが出来ませんでした。

 

※ご参考 しぶや議員のブログ

https://ameblo.jp/shibuya1973/entry-12947409685.html

 

田中さんなら、きっとこの分野で、具体的な成果をあげてくださると信じています!

 

昨年度、私達は市政史上初めて、当初予算を否決&給料表に修正案を提出・可決、という前代未聞の展開をもたらしました。

そのとき、私の所属する会派・ぜんしんと行動を共にした会派が、日本維新の会西宮市議団さんと、啓誠会さん。

田中さんは議員辞職するまで啓誠会さんに所属されており、日本維新の会さんも田中さんへの推薦を決定しました。

両会派は同志のような存在であり、行政改革を訴えてきた市議会の仲間とともに、田中さんをリーダーへ押し上げる所存です。

 

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田中さんの公約発表は、近日中に行われるようです。

中には、私とは考えの異なる項目もあるかもしれませんが、それは誰が候補者になっても同じこと(自分が立候補しない限り…^^;)。

その点を議会で議論し、前に進めていくことこそが、二元代表制の中で議員が果たすべき役割だと思っています!

この7年間、議会での質問の多くが「市が出来ていないことに対する指摘・批判・提言」となっていましたが、新市長のもとでなら、建設的な政策論議ができるのでは、と期待しています。

 

それでは、今後の田中さんの活動と、大切な西宮市長選挙に、どうぞご注目ください!

先週末は、恒例の消防出初式&二十歳のつどい(成人式)!

どちらも屋外の行事ですが、過去一番の寒さでしたね…

写真は二十歳のつどい@甲子園球場の様子です。

 

 

ご関係の皆様、お疲れ様でございました!

そして二十歳の皆様、おめでとうございます!!

 

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さて、継続してお伝えしている、施設操作課職員のあるまじき勤務実態について、ご報告の最終回となりました。

本日お届けするのは、本件の根本的な要因である業務・人員体制についての質問・答弁・意見です!

 

(たかの)

施設操作課の業務体制を抜本的に見直すべきと考えるが、市の見解は。

 

(市当局)

現在、焼却施設の運転員は、一班4名の4班体制にて日勤と夜勤の2直体制で業務を行っており、安全・安心な施設運営には、火災発生等の非常時対応に備え、中央制御室1名、クレーン1名、緊急対応2名とする4名が必要と考えている。

人員体制については、令和8年度の新資源循環施設の委託化や令和14年度の新焼却施設の官民の役割を明確に分けたハイブリッド直営化を控えており、大幅な体制見直しを行うことから、それらを見据えて更なる効率化が図れるように引き続き検討する。

また、運転監視業務のあり方についても今回のご指摘を基に、時代にあった業務体制に改める必要があると考えている。

 

(たかの)

私は、ここが今回の事案における最大のポイントだと考えている。

手の空いている時間が多いからこそ、マンガを読んだり、LINEをしたりしていたわけだから。

財政構造改善の取組が進められ、人件費の抑制が求められる中、このような勤務実態を認めるわけにはいかない。(財政構造改善をやっていなくても、もちろん認めちゃだめなんですが)

 

1班4人体制といえど、休暇などの都合で実際には3人体制の日も多い。

民間委託している東部総合処理センターでは、常時3人体制で運転監視業務を行っている。

にもかかわらず、当面、4人体制を堅持しようとする今回の答弁は残念。

 

一方、今後進められる新資源循環施設の委託化や、新焼却施設の稼働とあわせて、体制の見直しや効率化に取り組む考えを示されたので、本日のところは再質問を控え、今後の展開を、高い関心を持って見守っていく。

 

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最後に本市の組織体質について包括的に意見を述べ、今回の質問の締めとしました。

少し長くなりますが、以下に全文を記載しますので、ご覧いただけますと幸いです!

 

(たかの)

今回、この事案を取り上げる中で、私が真っ先に思い出したのは、2019年度に実施された「不祥事再発防止の取り組みに係る職員アンケ―ト」です。

当時、不祥事が続発したことを受けて行われたこのアンケートでは、本市職員の勤務実態について、驚くべき回答が多数、寄せられました。印象的なものをいくつかご紹介します。

 

「労務管理がいい加減。例えば、当日の勤務時間を過ぎても自席におらず、職場から連絡して初めて休暇申請をする職員がいたり、寝坊で時間休を取得する場合も勤務時間を過ぎてから連絡してきたり、周りの職員にお詫びの一言も無い。何も言わずに、30分以上離席する。スマホでニュースチェックばかりしている等。まさかとおもうような行動を取る職員がいます。また、上司がそのことで指導しないので、これでいいんだと思って、この繰り返しで適当にしてよいという雰囲気ができてしまっている。」

 

「世間では様々なことが厳しく新しくなっているのに、緩く古い風習が残りすぎている。例えば形だけの人事評価、煙草休憩、ハラスメント、いじめ等。様々な制度面でも、職員の勤務態度や質の面でも、パッと見は法を遵守しているが、全てにおいて中身が皆無。そのため、不祥事続発は当然。寧ろよくたったこれだけで済んでいるなという印象。」

 

「組織の雰囲気が一要因であると思う。日々、業務をしていても、業務中に仕事をしていなかったり、仕事の押し付け合いをしているような状況(ひどい時は組織単位で)を今まで見てきたが、そのような組織状況では公務員としての矜持をもって仕事をする環境は成立しないし、非常識なことが常識となっていくことで、次第に不祥事が続発していくような環境になっているのではと思う。」

 

ただいまご紹介したのはごく一部で、同じように、組織としての問題を指摘する声が、本当に多くあがりました。

不祥事の背景にある、職員の緩みや弛み。

職場に対する不信や諦め。

スマホをめぐる課題も、この時点ですでに言及されていました。

それから6年、結局、石井市政のもとで、西宮市役所の組織体質は、なんら変わらなかった。

このことは、改めて指摘しておきたいと思います。

 

本日の質問でも、市政における複数のテーマを取り上げましたが、それぞれの課題と向き合い、施策を前に進めていくのは、一人ずつの職員です。

職員の皆さんが、高いモチベーションで働ける環境を整えなければ、財政構造改善も、住み続けたいまちの実現も、果たせるわけがありません。

西宮市役所を、日本一前向きな市役所へ。

その想いで、今後も政策提言を続けていくことをお約束し、私たかのしんの一般質問を終わります。