本日は、優秀賞に選出していただいたマニフェスト大賞の授賞式のため東京へ。
いま帰りの新幹線です(もちろん自費ですよ~)。
エントリーした内容は、もはやお馴染みとなっている「計画策定業務の見直し」。
最優秀賞には届きませんでしたが、プレゼンの機会もあり、全国の方に私の政策を知っていただく機会となりました。
現地では、他自治体の議員さんに「詳しく教えて!」とお声がけいただくことも。
計画策定に労力と費用がかかりすぎていることは、決して西宮市だけの課題ではないはずなので、取り組みが広がれば嬉しく思います。
審査委員長の北川正恭さん(元・三重県知事)は地方自治の先駆者として知られ、私も学生時代から著作を多く読んできました。
そんな方と写真撮影できて&お声がけいただけて感激…!(私の左隣の方)
これを励みに、今後も政策のレベルアップに努めてまいります!
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とはいえ、私が皆さんから託していただいている4年間の時間は、西宮市政に捧げるためのもの。
と、いうことで、今日もいつも通り一般質問のご報告を進めます。
9月議会、最後のテーマは「市民調査・アンケートのあり方」です。
ちょうど計画策定の件とも関係の深いテーマですね。
行政が施策を推進する上で、市民の声を反映することの重要性は言うまでもありません。
しかし私は、本市ではそのための仕組みが十分に機能していないのでは、という問題意識を抱いてきました。
市民の意向を確認する手段として、本市には ①毎年行われる市民意識調査 と ②総合計画策定・見直しにあたって5年ごとに行われる調査 があります。
それとは別に、各部署が施策の実施や計画の策定にあたって、個別にアンケートを実施している場合もあります。
他にも市政モニター制度や市政報告・広聴会、過去の一時期に行われた転出者アンケートなどがありますが、今回の質問では主に①・②を取り上げました。
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まず、市民意識調査では、市民相談課が庁内から希望を募り、毎年3~4個のテーマが選定されます。
過去3年間はこんな感じ。
≪2021年度≫
新型コロナウイルス感染症の市民生活への影響について
「宮っ子」について
「こども未来センター」について
≪2022年度≫
119番通報、救急車の利用について
西宮に対する思いについて
人権問題について
阪神・淡路大震災犠牲者追悼行事について
≪2023年度≫
「西宮市防災マップ」について
防災まちづくりについて
参画と協働のまちづくりについて
調査には年間160~200万円程度の費用が投じられ、市民相談課の職員にとって大きな職務の一つとなっていますが、それらに見合うだけの成果を得られているとは到底思えないんです。
例えば、「防災まちづくりについて」は立地適正化計画の策定に生かすためとされていますが、調査結果をふまえて計画が見直された箇所は見当たりません。
「西宮に対する思いについて」は、意図が不明瞭で抽象的な質問が多いことがそもそもの問題なんですが…
「各広報媒体の利用率や認知率を踏まえ、時代の変化に合わせた各広報媒体の適切な在り方を検討していく。」と報告されているにもかかわらず、調査前と比べて、各媒体の活用状況に大きな変化はありません。
これでは、何のために調査を行ったのか説明がつかないですよ。。。
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そして、市民意識調査が抱えている課題は、これだけではありません。
その他の論点、次回以降の投稿でお伝えしてまいります!