感じたままに | 氷上の語り部 ~高橋大輔さんを応援中~  

氷上の語り部 ~高橋大輔さんを応援中~  

高橋大輔さんに魅せられて…熱烈応援中!
大ちゃんへの思いを書いています。
日常感じた事もたまに書くかも♪

昨夜遅くに「書けない」言い訳を綴った。
今日は朝から仕事で、疲れて帰って来てからPCを開くと、言い訳に対してコメントを頂いていた。
どなたのコメントも優しさに溢れていて励まされる。
本当に有難い、お返事の代わりに記事を書く事にする。
ただ感じたままに綴ってみよう、久し振りにそんな気持ちを持つ事が出来たから。

「Faoi 新潟」
新潟には一人で出掛けた。
東伏見でお目にかかった何人かのお仲間も行っていたと伺ったが、新潟では遭遇出来ず残念。
最近はどこに行ってもお仲間に遭遇する事が多いので、全くの一人というのは久し振りのことだった。
新潟での公演は、アイスショーが初めてという方も多かったと聞く。
そのせいなのか、雰囲気に多少の違和感を覚えたが、これを機会にフィギュアスケートに関心を持って下さる方が増えるのは大輔氏が望むところでもあるだろうから、喜ばしい事なのだろう。

朱鷺メッセに赴いたのは初めてだった。
会場に入るなり感じたのはリンクの狭さ、客席の段差があまり無いこと、それに暑さである。
外にいる方が涼しいくらい暑かったのには参った。
扇子を片手にアイスショーを観る事になろうとは・・・。
段差が少ない客席は小粒体形の自分には難敵である。
前に座っている方々の頭でちょいちょいスケーターが消え去る現象が起こるのだ。
だが、そんな事は大した問題ではなかったのかもしれない、リンクの狭さに比べれば・・・。
特に伸びる滑りをする(スケーティングが美しい)スケーターにとっては大変だったのではなかろうか。

「オープニングの大輔氏」
サラ女史の歌声と共に始まった。
暗闇の中、リンクにスーっと出て来た大輔氏は真紅の一輪の薔薇を携えている。
愛おしそうに胸に抱くように両手で持ち、俯きがちに立っている姿は乙女そのもの。
だが、スポットライトがあてられ薔薇を氷上に置く、その瞬間から男に変わる。
愛を伝える前の逡巡、昂り、決意、優しさ、そうした男の感情をスケーティングだけで表現して魅せる、さすが大輔氏。
サラ女史に薔薇を差し出す姿勢は本当に美しかった。
思わず「yes」と言うに違いない。

「ビートルズメドレー」
ソチ以来のビートルズ。
ソチでの記憶が蘇る、歌子先生の手紙の後だけに、当時の大輔氏の苦悩を思い切なさが込み上げて来た。
けれど、新潟で観たビートルズは・・・。
リンクの狭さが魅力を半減させていたように思う。
大輔氏の感謝の思いが詰まったビートルズはこんなものではない!!
そんな憤りにも似た感情が湧いてきて、大輔氏には広いリンクで思う存分滑って欲しいという欲求に変わっていった。
それでも、観る者を惹きつける何かを放っていたのは間違いないのだけれど、アイスショーが初めてという方々に、大輔氏本来の滑りを見て頂きたいとの思いを拭いきれなかった。

「I'm kissing you」
広いリンクであればもっと・・という思いは残りつつも、競技用としてのプログラムではないからなのか、大輔氏が放つ何かはビートルズよりは伝わったのではないだろうか。
このプログラムは反則だと思っている。
身体全体の遣い方、動かし方が半端なく艶っぽい。
氷の上にいる事を全く感じさせない(これは、大輔氏に関して言えば通常なのかもしれないが)
身体だけではない、表情がまた良いのだ。
と言っても、会場でハッキリ表情が見えるわけではない、なのに見えた気にさせる、そこが大輔氏の凄さだと思う。
たぶん、会場で観ている一人一人、大輔氏がどんな表情をして滑っているのか勝手に思い描いているに違いない。
そう、思い描かせる演技が出来るスケーターなのだ。
観客は各々、表情と共にストーリーも作っている事だろう。
そしてストーリーの中に自分を置いて観ている事だろう。
だからこそ、時々でストーリーは変化し自分の役も変わり、様々な想いをリアルに感じて惹き込まれ飽きる事なく、また観たい、と思わせるのではないだろうか。
大輔氏が特別なスケーターである所以なのかもしれない。

新潟に行ったのは今回が初めてだった。
にも関わらず、いつもの事ながら全く観光もせず帰ってきてしまった。
大輔氏を観たい、その一心で行っているわけだ。
これが「オタ」と呼ばれる者なのか。
大輔氏にハマってしまった以上、もう仕方ないと思っている。
これからも「大輔オタ」として大輔氏を観続け応援し続けよう、そんな決意?をした二日間だった。

PIW東京公演についても近々書こうと思う。
その時には頑張って撮った大輔氏をお見せ出来ればと考えている。
明日になるのか、忘れた頃になるのか・・・(笑)