今日はクラブのリリースを中心にお話をします。
必読です^ - ^
リリースについて
いつものように右打ちのゴルファーを軸にお話します。
まず
リリースとは文字通り「解放する」ということです。
フルリリースすると
(ゴルフでいうと押し手側は)肘から先の回内という動きがリードし
いわゆる球を押す/押し出す動きからの
(肩甲骨は引き出され始める)
(デロフト/ロフトを減らす動き/ハンドファーストになる動き)
インパクト後、遠心力に任せるフェーズで肩甲骨がさらに引き出され
上腕も内旋していきます。
インパクトエリアでの「押す」動きは
まず前腕の動き
そこから解放に向かうフェーズでは
腕が捻られながら引っ張られて遠心力に任せる
(体の軸に対して手元が遠くに行くreaching動作)
により
右上腕は内旋し
右肩甲骨は頭頸部の安定が崩れないようにどんどん引き出される
といった感じです。
解放しきった時は
地面に向かって力を出すので
サムダウンという動きが入ります。
(1)ディロフト(左手首bowed、右手首Cupped)
(2)フェースターン(シャフトの軸が回る)
(前腕/肘から先の回内外→ 上腕内外旋と肩甲骨の押し引き)
(3)Thumb Down (尺屈 Ulner Deviation)
野球のバッティングも分かりやすい↓
テニスのフォアハンドだと
ゴルフのライン出しな感じに近いかも。
今どきの打ち方はフェースを真っ直ぐに使うだのなんだの言われたりしますが
それはリリース、つまり腕を捻って「解放」できる感覚がある人、が行うので
腕/フェースを固めずにできるわけですねえ。
高度なので上級者以外真似する必要無しです!
真似すると大概は間違った腕/クラブの使い方になります。
中井学プロは今年出版された本の中で
アームローテーションができてない人は
ヒップターン/ボディターンでクラブをさばけ
腕は何もしなくて良い、と指導しても
ほぼ上手くならなかった。
僕の過去のレッスンは間違っていた
と告白されています。(これは個人的に実直で素晴らしいカミングアウトだと感心)
彼の過去の生徒さんは不運だったかもしれませんが。
腕は振らなくていいと言い続けてきた中井さんの証言は
衝撃的でした。
まあなんというか
業界にとっては説得力のある勇気ある発言だなあと。
そう、
要は、リリースできてないと始まらないのです
^ - ^
もし腕がインパクト後、伸びてこない方、
ドロー打つイメージで飛球線後方からグリップエンドが見えてこない方は
まずフルリリースです。
ロールしまくってOK。
スクエアリリース、ライン出しやりたい方は
リリースを滞りなくできるようになってから
取り組むのがオススメです。
↑螺旋のないリリースイメージ
↑螺旋のあるフルリリースイメージ
右手のひらが飛球線後方に向くまでリリースする感じだと
回し過ぎだろって思う人が殆どだと思いますが
さっきの野球のピッチャーと同じイメージです。
これがフルリリース!
実際は体の軸の取り方、開き具合、ターゲットへのラインイメージが入ってくるので
そこまではなりませんが。
☆記事が長過ぎてこれ以上文字を入れられないようですので、ここで一旦終わります。