夫と義母と義父と。 | i'm a dancer not one's perfect

夫と義母と義父と。

 
皆さんご機嫌いかがでしょうか。
37歳も迎えたし、もうドイツに戻っていますがコルシカダイアリーズもう少し続けさせてください。
 
 
ポルトベッキオからの帰り、通り道のサルテーヌという小さなヴィラージュに寄りました。

すげえ汗だくだったんだけど、こんな魔女みたいな黒いワンピーズ着てるから。

 

 

坊主頭から滴り落ちる汗を手で拭き取る。

ワンピはたくし上げてる、紐で。

 

 

私もヘリも黒。

 

 

「はいこっち向いてー!」

 

 

「あ?」

ヤクザか。

 

「わるそな奴はだいたい友達〜♪」By Dragon Ash

(今の子知らないだろうな〜)

 

 

ありささんJJ夫婦は日本酒、スピリチュー、のインポートをしています。

https://www.midorinoshima.com/fr/

そこでお酒を買ってきて、義姉家族と飲みました。

日本酒飲みなれてないからなーとか色々相談して選んでくれたのがこちら!

美味しかった一瞬でなくなっちゃったよ。涙
 
ハノーファー(近郊)に住む皆さん、一緒にオーダーしませんか。
いっぱい買ったほうが送料かからないので、いっぱい買いましょう。w
2021年良い年にするためにも美味しい日本酒で乾杯したい。
はよ2020年終わらないかと本気で思っています。
また感染者は増えてるしだけどもうすぐで新シーズンも始まるし、一番大きな気持ちは「不安」です、舞台が仕事で生きがいの私たちにとって。
 
 
さてさてそれは置いておいて、コルシカダイアリーずに戻ります。
 
 
翌日から、ロックダウン以来出不精になっていた義母のために毎朝7時発で海へ。
70歳を過ぎている義母、昔からホルモンの関係で常に大柄な義母、歩くというのがとても難しい。
手術も何度かしていて骨じゃなくメタルで繋ぎ止めているターミネーター母ちゃん。
歩くときは杖二本使い。
泳ぐのが一番いい運動なのですが、クソコロナのせいでやはり気力も体力もかなり衰えてさらに出不精に。
夫はそんな義母を無理矢理連れてゆきました。
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深いところまで足元が危ないのでいつも手をつないで入水。
この光景はコルシカに帰省する度にだけど、今回はここに来るまで時間がかかった。
末っ子長男の夫は9歳の頃からバレエ学校の為家を出て暮らしているから、夫が義実家に帰ると義母は本当にうれしそうだし、私もどうぞどうぞと夫を義母と過ごさせます。
それでもかなり遠慮する義母なので全然要求してくることないのだけれど。
息子を見る目は常にハートなのはビシビシ伝わって来る。
とても素敵な事だと思う。
私も両親から愛いっぱいにビシビシ育てられたので大感謝です。(優しいとは言ってないw)
どこか行くたびに「私の息子のなのよ!」と皆に紹介しまくっている義母。
私の母の母(おばあちゃん)がそうだったなと思い出す。
郵便局、銀行に行くと受付の人に私を紹介していた、しかもその受付の人とも初めて会話するのに。w
配達の人がきても私を紹介していた。
「いいよおばあちゃん誰も聞いてないよ」と言うと「いやいや、どこかでええ人がおるかも知れんからね」と。
そこか。w
 
また話が脱線。
 
義父の方は体力的にも全然元気なので毎朝7時に散歩に出ては、お気に入りの場所で絵を描いている。
そしてお昼に戻ってくる。
義母は一人じゃ入水できないのだ。
「お母さんはお父さんの事が必要なんだよ、お父さんは海行きたくないからいいっていう話をしてるんじゃないんだよね、お母さんはこのままだとどんどん弱っちゃうから僕らがドイツ帰ってからも週に2回でもいいから一緒に海に行ってあげてほしい」
とギオームは義父に話していた。
その成果もあってか私たちがいなくなった後も続いているみたいで本当に良かった。
 
 
 
男という生き物は言われなきゃわかんねーんだな、一生。
 
 
 
とまた再確認。
「きっとこの行動でわかってくれる」なんて希望は何年も前に捨ててるけどな。
 
 
 
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❤️