こんにちは!!

昨日はシーズン中という事もあり、朝から晩までスキーヤーの方々とコンディショニングメインの個別セッションです。

 

さて題名についてですが、いかが思いますか?

 

為末大さんの動画をご覧ください↓↓

 

 

耳が痛くなるお話ですガーン

まさにそうなんですよね!

筋トレをすればスキーが上手くなる。

ストレッチをすればスキーが上手くなる。

体の使い方を習得すればスキーが上手くなる。

 

体の使い方が大事か? 筋力や可動域が大事か?

 

どちらも、部分的な要素を切りとってしまっているのではないでしょうか?

 

全体像を捉えた上で、部分的要素にも目を向け、また全体に目を向ける。

 

 

水で火を消すのは当たり前ですが、

水の構成要素の水素と酸素に分けると、どちらも火を消せないばかりか、火力をより強めてしまいます。

 

水を構成要素の水素と酸素に分けても水と同じ性質にはなりませんよね。

 

構成要素を分解し過ぎると、パフォーマンスアップ(この例では、火を消す)という目的からは外れてしまいます。

 

 

大腿四頭筋をレッグエクステンションで死ぬ程鍛え上げても、

骨盤から外傾を作るために、一生懸命股関節外転させても、

果たして、スキーが上手くなることに繋がるのか?は常に疑問を持ち続けることが大切です。

とても頭が痛くなるお話です、、、

 

動作の種類や筋力、可動域、アジリティに目を向け過ぎると、全体像を見失います。

常に、スキー環境(環境や課題の変化)に対応することが必要なのかな?と考えています。

知覚や認知、言語、環境、前後のバランスを考慮する。

 

人はロボットとは違うため、スポーツパフォーマンス向上に向けては、

筋力や可動域などの要素を抽出した還元主義的な考えだけでは、

解決せず、関係主義(複雑系)的な考えも持っておく必要があります。

小難しいお話になってしまいました。

難しくなるということは、私自身まだ腹に落とし込めていないということですね鉛筆鉛筆

今後の課題です。

 

今回のような考えの参考になった本は↓ こちら。 もう一度読み直しニコニコ

・動的平衡: 生命はなぜそこに宿るのか

・コンテクスチュアルトレーニングー運動学習・運動制御理論に基づくトレーニングとリハビリテーション (日本語)

・動作学

 

為末さんも動画の最後に戯れごとと言ってます。

A=A'の様な計算式はなかなかスポーツの世界では当てはまらない場合も多そうです!!

 

でわ!

 

たかね