こんにちは。
インターハイや全中、国体の都道府県予選が始まりましたね
結果が出た人も出なかった人も次の目標に向け歩みを止めないで欲しいです。
さてさて、本日は腰痛についてです
腰痛と言っても様々な原因があります。
例えば、
①同じ姿勢をとり続けて筋肉などの組織が硬くなる。
②不良動作、姿勢により関節などに局所的な負荷がかかる。
③内臓。
④心。
⑤その他。
挙げてはきりがない程、原因が考えられます。
今回はスキーシーズン中に起こる腰痛、
特に運動療法で改善しやすい、上記の①、②について考えてみます。
スキー滑走中の姿勢を考えると下図の様な前屈・後屈ストレスが腰部にかかる事が想像出来ます。この他にも、回旋や側屈へのストレスも腰部へは加わります
特に滑走中は前傾姿勢をキープし続けなくてはいけない為、バーン状況がハードになれば、腰部へより強いストレスが加わるでしょう。
無理な姿勢で同じ動作を続けると、筋繊維や関節を構成する組織が損傷を受けます。
それを機に炎症が起き痛みとなります
つまり、
「無理な姿勢をとり続けた蓄積の結果」
「不良な関節運動を繰り返した結果」
「パターン化した動きや姿勢を反復し続けた結果」
腰部の痛みが出現します。
もちろん、痛みが起きない様に生活をすれば、炎症は自然と治まり損傷部位は自然治癒力により修復され痛みは消失します。
しかし、合宿の様に長期間休まずハードな練習をこなす事で、自然治癒力を上回る局所的なストレスが繰り返し起こります。
こうなると、なかなか腰痛は治ってくれません。
一度起きてしまった炎症はなかなか治まりません。損傷した筋繊維はどんどん硬くなり、血流が悪くなります。
同じ動作や姿勢を日々繰り返すことで、使用する筋も関節運動も決まってきて、
「使いすぎてしまう部位」、「使わなくなっていく部位」
の差が拡大します。
この様なアンバランスを整えることが、
シーズン中の腰痛を極力抑える為の、リカバリーセッション(コントレ)のヒントととなります
次回はコントレの考え方の一例を紹介したいと思います
たかね
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