こんにちは
梅雨がなかなかあけないですね
CoCo壱のインド進出は私にとっては衝撃的ですし、
専門家の方々が皆一様に「インドの寿司屋が日本に進出するみたいなものだ」と
同じ喩えを使うのも衝撃的です。
分かりやすい例えですよね
タピオカが売れに売れていますが、ナタデココジュースとあまり変わらないと思う私は、
今の流行を理解しきれていないのかもしれません(笑)
飲料に食感の良い物が入っている飲み物としては同じですからね!!という私の反論はただの抽象性の極みですね(笑)
まずは、タピオカを飲むことから始めたいと思います
普段、大学生や高校生と接しているとこんな話ばかりです
慣れない時事ネタはこの辺にして、本題です。
冒頭でも触れましたが、梅雨が長いせいで、私の読書のペースはグングン進んでいます。
本日は、6月に読んだ本を皆様に共有出来たらと思います。
ただ本を紹介するだけだと誰の得になるか分かりませんので、本を読んで興味深かったことをお伝えします。
それがこの記事の題名の
「しゃっくり」と「カエル」です。
現在読書進行中の1冊含めここ一ヶ月で読んだ本を3冊紹介します。
【ヒトのなかの魚、魚のなかのヒト】著者:ニール・シュービン 訳:垂水雄二
前半は古生物学者の筆者の化石発掘について書かれています。正直私はあまり興味が湧かなかったので退屈でした。
後半は圧巻です!!! 古生物学・ゲノムサイエンス・解剖学の研究の成果を元に、ヒト〜原始生物までの進化の謎を
探求します
私の好きな比較解剖学です。
比較解剖を学ぶと「ヒト」の構造・運動・発達が良く理解できます。
WHY?が見えてくるのです。
何故、口の上に鼻があって鼻の上に目があるのか?
何故、座っていると腰痛になるのか?
書の中で「しゃっくり」をトピックにヒトと両生類を比較し、進化論に対して肯定的な説を立証するページがあります。こちらをご紹介します。
「しゃっくり」の根源は、〝私たちが魚類やオタマジャクシ(両生類の幼生)と共有する歴史のなかにある。〟とページは始まります。
オタマジャクシの生きる歴史が私たちの中で「しゃっくり」として残っているということです。
両生類の幼生であるオタマジャクシは、肺呼吸と鰓呼吸どちらも有しています。
なんと!このオタマジャクシの呼吸のパターンこそ、しゃっくりのパターンにそっくりなのです!!
また、脳幹によって私たちの呼吸も魚類の鰓呼吸も制御されています。脳幹からの距離でいうと横隔膜までは遠いというのに、不思議です。
以上のことが私たちの「しゃっくり」がカエルの幼生時代のオタマジャクシの名残りであるという仮説になります。
これだけの説明で合点がいくのは難しいと思います。気になる方は著書を手にとるか、私にお尋ね下さいね
【スターティングストレングス】著者:Mark Rippetoe 監訳:八百健吾
初版の発行から10年以上が経過し、ようやく日本語訳で出版された本です。
筋力トレーニングについて、知識を深めたい方にはオススメです!!
スクワット・プレス・デッドリフト・ベンチプレス・パワークリーンの5種目のバーベルトレーニングついて書かれてます。
イラストを交えながら、一つのトレーニングについて詳細に何十ページも解説しています。
勿論、著者の主観的な考え方も含まれていますのでこれが絶対ではないと思いますが、
筋力トレーニングの知識や考え方は非常に深いものとなります
【動きが心をつくる 身体心理学への招待】著者:春木豊
こちらはまだ読んでる途中です
脳がヒトを支配しているのか? 現在、脳神経科学は注目されています。
作業療法士や理学療法士以外にもトレーナーとして活動している運動指導者の世界でも当たり前になりつつあるトピックが「脳神経科学」です。
感覚器からのフィードバックを元に脳が筋肉を動かす。脳が司令塔だ!
そんな、「脳こそ主である」という考え方に「待った!」をかけて、こんな考えはいかがですか?と紹介してくれています。
以上が、晴耕雨読。梅雨時に私が読んだ本を紹介するコーナーでした。
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たかね