先週、東京都スキー連盟が主催しているトレーニング講習会へフィジカルコーチとして参加しました。

 

昨年を上回る50名近くのジュニアアスリートが参加びっくり

 

技術・メンタル・フィジカルの各コーチが同じ目標に向かい、同じ場所でサポートする機会はナショナルチームは別として、スキー競技ではあまりないと思いますニコニコ

 

私はフィジカル部門を担当していますので、スキー技術のコーチやメンタルコーチとコミニュケーションを交えながら月1度(5月〜10月)のフィジカルトレーニングのプログラムを考えていきます。

 

 

第一回目である、今回のテーマは「自身を知る」です!!!!!

 

k1カテゴリー、Kiyosawaコーチの指導のシーンです。

 

例えば、目的地に辿り着きたい時、道順を調べると思います。

何か目標を達成したい場合も同じですよねニコニコ

 

何が「足りていて」、何が「足りていない」のか?

 

技術の目標があって、心の目標があって、身体の目標がある。

 

身体の目標への道標を知る行為がフィジカルチェクです。

 

フィジカルチェックを通して、スキーに必要なROM(関節可動域)や筋力、動的バランス、敏捷性を可視化しました。

 

動的評価で大まかな動作傾向を把握し、その後どのセグメントが滑りに強い影響を及ぼすかについて可視化していきます。

 

 

各要素を付け合わせて考える事で、個人の特徴や左右の癖、各年代の傾向を知ることも可能です鉛筆鉛筆

 

可視化した各部分を補うための改善トレーニングについてアドバイスをしました。

 

 

 

 

 

○トレーニング VS エクササイズ

 

このように、目標に向かってプログラムを考えていると、S&C(ストレングス&コンディショニング)コーチの資格を取得する為に勉強をしていた時のことを思い出しましたキョロキョロ

 

それは「トレーニング」と「エクササイズ」は違うということです。

 

トレーニングは長期的な目的に向けて行う内容があるものです。

 

エクササイズはその時やその日限りに結果をもたらすものです。

 

長期的な目標(インターハイ優勝や国体出場、体脂肪を減らすなど)はどんなことでも構いません。

もし、真剣に目標を達成したいと思うならトレーニングを行うべきです。

そうではなく、その日限り(たまには運動を楽しむ、ストレス発散など)の結果をもたらしたいのであれば楽しくエクササイズを行うと良いですニヤリ

 

長期的な目標があるのに、どう進めば良いか明確な答えもなく、

流行りに乗ってファンクショナルトレーニングやアジリティトレーニング、〇〇食事法を行ってもあまり意味がないのでは?と思ってしまいます。

 

ファンクショナルってどういう意味・何のため?

アジリティってどういう意味・何のため?

その食事法には具体的にどんな効果があるのか?

 

インターネットを見れば情報が流布している時代です。

 

トレーニングを行いたい方は、その道の専門家に一度たずねることをお勧めしますニコニコ

又は運動学や栄養学の本を買って読んでみて下さい!!参考文献が記載されているアカデミックなものをお勧めします鉛筆

 

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それにしても、スキー技術の話やメンタルの話は非常に参考になりました。

ジュニアの時にこういった機会に参加できるのは羨ましいです!!

 

 

たかね