先週末はダヴォスに行ったよ ニコニコ


ダヴォスはミラノから比較的近くて
東京から静岡県の浜松に行くくらい
でもスイスは山岳地帯だから 霧
電車やバスを5〜6回乗り継いで
片道6時間もかかっちゃうあせる

でも車窓からの眺めが
現実離れしてて 壮大
詩情に満ちててうっとりしちゃう
 
 
この辺りを走る電車 新幹線後ろ のひとつは
車窓から見える景色の美しさで
世界遺産ビックリマークになってる
 
景観の素晴らしさを楽しむために
敢えてゆっくり走ってくれる
「世界でいちばん遅いエクスプレスビックリマーク
もこの辺りを走ってるよ
 
スイスはなにかと
世界でいちばんアップ
ヨーロッパでいちばんアップ
が多いねチョキ
 
ダヴォスは
「ヨーロッパでいちばん標高の高い町ビックリマーク
標高1500m以上もある
だから空気も澄んでいて
昔から療養の町としても有名なの

トーマス・マンの『魔の山』の舞台となった
「山の上のサナトリウム」がある村も
実はダヴォスなんだよ

ドイツ表現主義の礎を築いた
キルヒナーの美術館もあるよ アート
キルヒナーも精神を病んで以来
空気のきれいなダヴォスに治療に来て
気に入ったから
ずっとそのまま住むことにしたんだって
だからここに美術館があるの

美術館のデザインは
スイス人のアネットと
アメリカ人のマイクが
20年前に一緒につくった
コンクリート打ちっぱなしだけど
自然の光が豊かに入り込んで
柔らかく清々しい
山の美しい景色に溶け込んでいて
気持ちいい 富士山
キルヒナーはちょっと強烈な表現なんだけど
こんな爽やかな美術館で見たら
瑞々しく感じて、新鮮
好きになれそう
 
も1回『Art on Ice』を見ちゃった ドキドキ
チューリッヒの時と違って
オーケストラの生演奏はないけれど
千秋楽を直前に迎え
演技もこなれて
独特の熱気に満ちてたよ
 
ダヴォスは
人口1万人程度の町(村はてなマーク
満席のスタジアムも
1万人近く収容してる
村人たちが総出で応援に来ているような温かさ 晴れ
 
アーティストたちも
特に Stéphan Lambiel たちスイス人は
田舎の村の大歓待に
我が家に帰ってきたような
居心地のよさを感じてたみたいで
リラックスして
自由に楽しみながら
アンコールが終わった後も
存分にサービスしてくれた
チューリッヒでの都会の熱狂とは
ひと味違うアットホームな熱気がステキ 音譜
 
今回ファンになったのは
Meryl Devis & Charlie White
群を抜いた表現力に息を呑んじゃう
優美な身のこなしがヨーロッパ人に見えた
アメリカ人と知ってちょっと驚いた
金メダリストなのは納得いくけど まじかるクラウン
 
もちろん我らが高橋大輔も
見事だったよキラキラ
 
都合がつけば
また来年も見たいな ラブ

グラウビュンデンという州に
ダヴォスはあるんだけど
スイスらしい
洗練された風情のある村が多い州
幻想的な自然がたまらなく美しくて
私がスイスでいちばん好きな州 ラブラブ
『アルプスの少女ハイジ』の村も
グラウビュンデン州なんだよ 

スイスのドイツ語は
ドイツのドイツ語とはちょっと違って
スイス訛りが強く
ドイツ人はバカにしたりするんだけど
私は好きなの

この地方で私が好きな食べ物は
「ゲシュタンズッぺ」
「昨日のスープ」っていう意味
野菜やハムの切れ端とか麦とか
残り物のごった煮スープなんだけど
身体が温まって元気が出るよ ワイン
じゃがいもの千切りを円形に焼き上げた
「ロスティ」も有名だね

冬ももうちょっとで終わりそう 雪
春まで元気に乗り切ろう !!