このシリーズの最終回だよ

前回の記事はこちら ビックリマーク

 

今日は支払いのテーマから

ちょっと逸れちゃうけど・・・

結婚制度についてなどなど

 

 

 

「結婚」とは ウエディングケーキ

男女間の関係性についての「契約」

なわけだけど

フランスでは

生活が多様化している現代社会

のニーズに合わせ

この「契約」にも

いくつかのバリエーション

を持たせている努力をしている

 

 

つまり

法的関わりの一切ない

単なる「同棲」と

法的なあるいは宗教的な

関わりのある「結婚」

との中間対策も存在する

 

 

 

「宗教的な」というのは

日本でも結婚式では

教会建築を模倣した空間で

神父さんが出て来て

愛を誓わせたりするけど 結婚指輪

それは形式だけ西洋の結婚式を真似た

一種のパフォーマンスであって

「宗教的意味合い」はゼロ

だったりするわけだ

 

ところが

キリスト教徒の国々では

神父の言葉には実際に宗教的重みがあり

神の前での誓いは絶対であるから

仮に結婚後問題が生じても

神に誓った以上

永遠に離婚が許されない

という深刻な問題があった

 

 

このような「神縛り」を避けるため

近年では

市役所で市長の前で

愛を誓って

市長の許可を得て

法的に結婚する ウエディングドレス

ということが可能になった

 

絶対的神への誓いに基づいた

「宗教的結婚式」とは無縁の

「法律にのみのっとった結婚式」

が実現できるようになったのだ グー

この場合は多少は手間取るものの

状況に応じて離婚は不可能ではない

 

 

ただしイタリアでは

近年では

いくつかの方法で

離婚申請は可能にはなったとはいえ

必ずしも認められるわけではないし

可能か不可能かの決定を待つだけで

未だに

何年にも及ぶ膨大な時間が必要になる

 

ローマ法王のお膝元 イタリア

であるイタリアでは

宗教的な縛りから脱却するのは

容易ではない

 

それに比べてフランスでは フランス

離婚の手続きも

圧倒的にスムーズになっている

 

 

 

日本では

結婚に漠然とした憧れ

を抱いていて

結婚したいと思う女性が圧倒的に多い

ような印象がするけど 雛人形

これらの国々ではむしろ

結婚による弊害をいかに防ぐか

あるいは

結婚による弊害に対し

スムーズに対応できる制度をいかにつくるか

に関心が集中しているわけだ

つまり

結婚は必ずしも夢物語ではない

という現実的視点から

論議がされている 爆弾

 

 

 

問題は「宗教的な縛り」だけではなく

もろもろある

 

「結婚」すれば

税金の軽減という利点や

誰か家族の一員が病気のとき

病院で家族として認められるとか

もろもろ法的な恩恵

が受けられるとしても

財産の共有による問題の複雑化

離婚のときの財産分与

子育ての責任や権利

両家の家族を巻き込んだ問題など

ややこしくなる側面もある もやもや

 

かといって安定した間柄なら

単なる「同棲」以上の

メリットも欲しい メラメラ

 

 

 

そこで「契約結婚」という

制度がある

財産を共有するのかどうか

日々の支払いは誰がどうするのか

あるいは

子育てについてなど

お互いが婚前に条件を話し合って

契約を結んだ上での「結婚」だ

非常に理に適っている

 

 

 

さらに今年からパリで施行されている

新しい制度「PACS」は NEW

「契約結婚」と「同棲」の中間

に位置する

 

双方で話し合うべき条件

がある程度パッケージ化されていて

その取り決めのうえでの同棲

というわけだ

契約結婚よりは同棲に近いが

同棲よりは優遇されている

のが特徴だ

 

 

結婚ではないが

結婚に準じた法的恩恵が受けられつつも

結婚によって生じる法的なわずらわしさ

あるいは感情のもつれによる複雑な問題

を回避しやすくするための

方法や段階が用意されている

というわけだ

 

 

つまり順序から言うと

1 結婚

2 契約結婚

3 PACS

4 同棲

の順で間柄が緩くなる

 

関係が緩くなるほど

税務的恩恵は若干減るが

煩わしい問題も回避しやすくなり

問題発生時の対応がシンプルになる

 

 

 

フランス人がドライだ

とか

フランス人は合理的すぎる

ということではないと思う

むしろ

愛し合うふたりが共に生活でき

相互の愛情の絆を

確認できることこそが幸せ 本命チョコ

という認識の顕れなのだと思う

 

愛し合える人と

精神的に満たされた共同生活

ができることが幸せなのであって

「結婚」という法的契約を交わす

ことが必ずしも

幸せの形や最終目標なのではない

という明確な意識がある

のだと思う

 

 

結婚とは「法的契約」なわけだから

愛し合うふたりが

いまの自分たちの必要な

「法的恩恵」を選べるように

「制度」のタイプを増やした

というわけだ 虹

 

 

愛し合っているだけで幸せだから

敢えて結婚して

余計なリスクを背負い込む必要は

ないのではないか

と考える若者が多くなった昨今の風潮に

対応した制度がPACSで

半年前からパリでのみ 

実験的に施行されている NEW

開発途上の制度だ アップ

 

 

お互いがしっかり話し合って

共同生活の条件や対応や役割などを

取り決めておき

それに対する保証やリスク

も十分に検討する態度は

きわめて賢明で有効だと思う OK

愛し合う男女が

自分たちの関係性や将来を見つめ直す

いい機会にもなると思う 

 

 

 

話は逸れるけど

イタリア人は「熱い」が

結婚したあと

男性は家事を手伝わないケースが

圧倒的に多い

その点は日本と似ている ダルマ

 

それに対しフランス人は

夫婦間で合理的に作業を分担する

洗濯が奥さんなら

アイロン掛けは旦那さんとか

料理が奥さんなら

買い物もしくは皿洗いは旦那さんとか

役割分担をきっちり取り決めて

しっかり実行している夫婦が非常に多い

のもフランス人の特色のひとつ

これも素晴らしい合理性

というか公平性だと思う クラッカー

 

そうは言えども

完全なる「男女雇用均等法」など

フランスが取り組んでいる課題

はまだ多い ドンッ

 

 

 

 

駆け足で各国の事情を比較してみたけど

そろそろこの巻は終わり 満

 

辛口コメントも多くて

耳が痛かった読者がいたら

ゴメン あせる

だけど

みなさんにとって

興味深く何かの役に立つ記事

であることを祈りつつ

敢えて書いてみた パンチ!

 

 

 

 

最後に、辛口ついでに

アメリカや香港で

長い間お仕事をされていた

日本人の某老紳士が

時々私に漏らす

日本人の男性に対する

不満3つ

というか

彼の視点から見た

日本人男性に特徴的な

悪いマナー3つ

をご紹介するね 

 

 

1  日本人の特に会社員は

ご馳走になるときに

絶対手土産を持って来ない 

ということ

この紳士は別に手土産がほしくて

招待しているわけではないし

感謝してほしくて

招待しているわけではないけれど

ご馳走していただく相手への

配慮や感謝

もしくはその表現が不十分

だったりすると

人間的な温かいコミュニケーションが

感じられなくて

招待した側は

なんだか虚しい気持ちになる

 

2  やっぱり

女性を下席に座らせて

自らが上席に座ろうとする男性が

圧倒的に多いこと

(これはシリーズ④でも書いたけど)

 

3  電車やバスのなかで

高齢者を目の前にして

席を立つ男性がほとんどいないこと

香港の若者は必ず席を譲るのに対し

日本の大多数の男性や若者は

目の前の高齢者を無視する

 

この3つは

彼が繰り返し私に漏らす嘆きだ 汗

 

たしかに香港でも

ヨーロッパでも

地下鉄やバスの上では

女性も含めみんな必ず

高齢者には席を譲るけど

東京の人たちはほとんど

スマホをいじっているか

寝てるか

マンガを読むか

音楽を聴くかしてて

どっぷり自分だけの世界にいて

周囲の人に配慮しようとしない

どころか

周囲の人に無関心な人が多い

のは残念だよね あせる

 

 

 

 

食事に話を戻すと 鍋

お国柄によって

支払いも

座席も

マナーも

いろいろ違うから

頭を悩ませることもあるけど もやもや

いちばん大事なのは

やっぱり一緒に食事をする相手への

「思い遣り」だよね 晴れ 照れ キラキラ

 

着物の左前」でお話ししたように

天皇が海外からお客様を招いて

宮中で晩餐会を開く時

ここは日本だから 富士山

自国のやり方でおもてなしをするのか

来賓に合わせて

その国の風習でおもてなしをするのか

という件に関して

宮内庁の回答は

時と場合に応じて臨機応変に対応している

ということらしい

 

「マナー」は決して

ひとつの守るべき「形式」ではなく

基本的には「マナー」というものは

相手への思い遣りが形になったもの

なんだと思う

だからたとえば天皇のように

日本的なおもてなしをするほうが

来賓が喜ぶと思えばそうするし

ゲストの風習に合わせるほうが

ゲストが喜ぶと思えばそうするのであって

必ずしも「型」どおりに

振る舞えばいいわけじゃない


「型」を知りつつも

状況に応じて「型」を破る場合もあって

臨機応変に

相手が喜びそうな対応をするのが

「マナー」だ 合格

 

思い遣りを持ち合える相手との食事は

とても楽しいし

お互いが居心地のよい時間を

つくり合える間柄や

お互いの思い遣りが伝わる食事の時間は

とても幸せだよね 恋の矢

 

 

みんなも楽しいお食事タイムを赤ワインパスタナイフとフォーク

過ごしてね 音譜 ドキドキ ラブラブ 虹 ブーケ1

 

 

 

夕暮れのパリ 東京タワー

セーヌ河を運行する遊覧船ではディナーも楽しめるよ ステーキ

 

 

 

さて、以前にお知らせしたとおり

さまざまな文化のなかでの考え方の違い

などをご紹介してきた長文ブログ

は一応今回で終了です 汗

読んでくださっていたみなさま

どうもありがとうございました ドキドキ照れドキドキ

 

ちょっとお休みをしたあと

たぶん内容をガラッと変えて

短文もしくは中文で復活します パンチ!

引き続き、よろしくお願いいたしま〜す おねがい

 

 

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