昨今、共働きの家庭が増え、家事に育児に仕事に頑張りすぎ、”燃え尽き症候群”にかかる方が多くなっているようです。

今日はこの燃え尽き症候群を防ぐ方法について記していきます。

 

ベストセラーである『Think COMMUNITY シンク・コミュニティ 「つながり」こそ最強の生存戦略である』から抜粋し、語っていきたいと思います。

作者は、アメリカワシントンDCのジョージタウン大学准教授、クリスティーン・ポラスさん。女性の作者の著書を女性の早野依子さんが訳されているので、女性の方にもおすすめの本になります。

 

それでは、引用していきます。

 

  燃え尽き症候群に陥らないための5つの鍵

世界150以上の国・地域で約30万人以上が活躍するプロフェッショナルコンサル&会計事務所の「アーンスト・アンドヤング」は、繁忙期には1日に12〜13時間働く過酷な環境でした。

そしてあまりの忙しさに離職者が続出したため、対策として、

エネルギーを管理するために良質な休息をより多く取ること従業員に推奨しました。

それが下の5つです。

  1. 一番重要な仕事は、オフィス到着後、すぐに取りかかりましょう。邪魔の入らない状態で60〜90分間作業をし、その後休憩をとりましょう。
  2. 昼休みは、最低30分はデスクを離れましょう。なんらかの形で体を動かしましょう。
  3. 90分働いたら、5分またはそれ以上の休息を取りましょう。それが無理な状況なら、1分間深呼吸をしましょう。
  4. 一日の仕事が終わったら、職場から家に帰るまでの間に、何か気分転換になるようなことをしましょう。
  5. 就寝前に行うルーティンを決め、7時間またはそれ以上の睡眠を確実に取るようにしましょう。

 

これを会社全体で取り組んだところ、従業員の行動には著しい変化が見られました。そのおかげで能率が向上し、より少ない時間で仕事を完遂できるようになったため、彼らは週末に1日だけ休みを取れるようになりました。そして、彼らの多くは、前年の繁忙期に比べて遥かに早い時間に退社するようになりました。「同じ量の仕事をこなしつつ、一週間の労働時間は、12〜20時間減少したのです」。

もちろんこの方法論が素晴らしかったこともありますが、この経験から一番得られたことは、会社全体で取り組み、積極的に支え合ったからこそ、飛躍的に成果が出た「コミュニティの力」だと言われています。

 

  休息と仕事のバランスをとる

真面目な人ほど、休みなく仕事に取り組んでしまいます。

うまく休息をとり、心身ともに穏やかな日々を過ごしましょう。

 

何事ものめり込みは良くありません。

仕事にのめり込むと、成功する方もいらっしゃいますが前述した通り、燃え尽き症候群になる方もいらっしゃいます。

燃え尽き症候群などの心の病になると宗教やスピリチュアルに手を出す方もいらっしゃいます。

宗教、スピリチュアルにのめり込むとグッズや宗教関連用品を買うのに多額のお金を費やし、

現実世界から乖離し、まともな友人たちも離れていくでしょう。

そして孤独のためにまた宗教やスピリチュアルにはまっていくという悪循環が生まれます。

 

良質な睡眠、適切な仕事(または趣味)、そして健全なコミュニティを気付き心身ともに豊かに生きていきましょう。

 

 

 

 

今日もあなたにとっていい日になりますように。

 

占わない占い師 小鳥遊あめ

 

 

 TODAY'S
 
BOOK 

ベストセラー『Think COMMUNITY シンク・コミュニティ 「つながり」こそ最強の生存戦略である』。

エリートの女性が書いた本ですが、不思議と私たちが普段悩んでいることと同じ、

気難しい人との付き合い方や会社での人間関係の問題を例にした話がたくさん記載されています。

人間関係の悩みは世界共通なんだと考えさせられる本です。

占いに対人関係の悩みを相談される方も多いと思います。

この本を読むとアメリカのトップクラスの企業でも同じように人間関係で悩まれている方が多いのだと気づきます。

自分だけではありません。

そしてこの本には『占い師に頼りましょう』『波動カードを買いバリアーをはり嫌な人を寄せ付けないようにしましょう』など一言も書いてありません。

賢い女性はそのようなものに頼らないのだと再確認できる良著になります。

人間関係に悩まれている全ての方へ最適な本です。

 

 

 

 

 

 

 

 

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