恋愛相談を電話占いで行なってその思いが叶うことはあるのでしょうか。
占い師のそのアドバイスに根拠はあるのでしょうか。
あなたがもし男性だとして、電話占いに頼る女性や恋愛運が上がるパワーストーンを買う女性、縁結び神社に通いまくる女性とお付き合いしたいと思うでしょうか。
思慮深く優しくお金持ちで家事も手伝ってくれる物分かりのいい素敵な男性は、そのような行動をする女性を好むでしょうか。
前日に引き続き、作家 橘玲さんが監訳された「モテるために必要なことはすべてダーウィンが教えてくれた 進化心理学が教える最強の恋愛戦略」の内容をご紹介したいと思います。
SNSで時々論争になるのがデート代は男性が全部出すべきか?割り勘するべきか?です。
去年は人気料理YouTuberのリュウジさんが、一年前、港区女子とご飯を食べた時のことをX(旧Twitter)でポストした際に炎上しました。炎上のポストと詳しい内容の記事はこちらです。
〈普通にバーベキューしたんだけど何故か会計が全員男持ちで『…?』って思いつつ払ったんだけどどうしても納得いかなくて『なんで男ってだけで知らん女子の飯代払わなきゃいけないの?つかこいつら本当に友達か?』って言ったら『有名人なのにケチすぎ、今の会話録音したからな、拡散してやる』って女子に言われた。是非今からでも拡散してほしい、俺間違ってねえと思うから〉
奢られない時にやるべきことは文句を言うことではなく反省することだと思う
定期的にこのような話題が出ますが、
過去100万年のあいだ、多くのヒトの子どもは、束の間の情事や一度限りのセックスではなく、社会的に認められた「つがい」ー彼氏と彼女ーの関係性の中から生まれました。
では、つがいになるような、よい彼氏とはなんでしょうか?
よい彼氏とは、楽しくて安全でセクシーで元気を与えてくれる存在です。たとえ卵子と精子が受精することはなくても、一緒に子育てすることがなくても、具体的な恩恵を与えてくれる。それは、物質的なもの(食べ物、家、土地、資産、お金)かもしれないし、社会的なもの(評判、人気、地位、尊敬、自尊心)かもしれないし、精神的な悦び(笑わせてくれたり、性的満足を与えてくれたり)かもしれないし、それ以外のなにかかもしれない、そういったものを与えてくれる存在のことです。
ここでは食べ物が良い例だと挙げられています。何千もの種のメスは、交尾の前か後にオスから食べものをもらう(「婚姻ギフト」と呼ばれる)。だから、食べものを与える能力や意欲があることを示す特性はどんなものでも魅力的だ。その特性とは、知性(狩りが上手くなるための学習能力)から、身体的な健康(獲物を追って走り、肉を持って戻ってくる能力)、社会的な証拠(キリンやマンモスなどの大きな獲物を一緒に買って解体する仲間がいるか)にまで至る。と述べられています。
このような意見より、女性が奢って欲しいのは金銭的な目的だけではなく、一緒に過ごした彼氏が自分に「何も与えてくれなかった」と感じ、怒ったり文句を言ったりするのではないかと感じます。
彼氏側からしてみれば、場所を予約したり会話を盛り上げたことで十分に「与えた」と思っていても女性側に伝わらなかったのかもしれません。
また、彼氏側からは、「与えれる価値のない彼女だ」と思ったのかもしれません。
そして彼女は「私は与える価値のない彼女だ」と感じ取り、怒るのかもしれません。
どちらかはわかりませんが、過去100万年ものあいだ、女性が受けていた恩恵を預かれないのは女性として悲しいことだと思います。
でもその場合に、男性に怒るのではなく、与えてもらえる存在になるために自分に何が必要なのかを考えると次のチャンスに繋げることができるかもしれません。
奢り奢られ論争、私はこのように考えますが皆様はいかがでしょうか。
男女平等を強い口調で声高々に日々叫んでいるフェミニスト活動家の皆さんはこの話題の時にだけ静かですよね。
それか女性の賃金は低いので割り勘はあり得ない!と叫んでいらっしゃいますね。
このようなヒステリックな主張をする女性に男性は奢りたいどころか一緒にご飯も食べたくないと思うのですがそれは私の偏見でしょうか。
ばかであれと言っている訳ではありません。建設的で論理的でもなく、かといって面白い話もできず、自分の主張やお気持ちをヒステリーに叫ぶのはどうかと言っているのです。
そして、全ては自分の努力で決まると思います。
奢られたいなら、奢ってくれそうな経済力と包容力がある男性がいるところにいき、そのような男性を見極め、そのような男性とご飯が行きたい、またそのご飯が楽しかったと思われる女性になるよう努力すべきだと。
何もせずにただ「奢ってもらいたい」はあまりにも他力本願ではないでしょうか。
それは全てのスピリチュアルを信じている人たちにも言えます。
何もしないのに「恋愛運を上げたい」「金運を上げたい」「嫌なやつがいるから波動でバリアーを張りたい」など。
私がスピリチュアルを嫌いなのはそこに努力を感じず、全て他力本願であり運任せであり自分勝手だからかもしれません。
今日もあなたにとっていい日になりますように。
占わない占い師 小鳥遊あめ
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収入の高い人ほどモテていることが多いですよね、モテることも社会で成功することも、必要な行動は変わらないのかもしれません。モテだけではなく社会的に成功されたい方にもオススメです。全体的にわかりやすい例えが多いので読みやすいと思います。基本的に男性向けの内容ですが女性にも応用できることがたくさんありますので女性にもおすすめです。筆者の自虐ネタにクスリと笑えます。肩の力を抜いて楽しんで読んでいただける一冊だと思います。