角田山 桜尾根〜灯台コース | スキーと登山 髙波太一ブログ

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山とスキーのいろいろ

190424
春!と言う事で
新潟市民憩いの角田山(かくだやま)へ

10:50 角田浜P発
トイレあり、30台

海抜8m 22℃ 60%
すぐ横は日本海

謎の「ヒエログリフ」を横目に見て
道路を渡ります

桜尾根登山口
いつもの階段ところが塞がれています
土地の管理者たるカフェの店長に伺った所、
今年は手が足りなくて整備しきれなかった
安全性に配慮して閉鎖してある
との事でした

このルートは私有地であり、
一般路として認められていません
通る人はあくまで自己責任かつ
有り難く感じながら歩かないと行けないですね

すぐ隣の(ここもまた他の人の土地との事)
空き地より登山道が通じていました

今回はこちらから入りましょう

間も無くお目当てのオオミスミソウが
まだ咲いていてくれました
いわゆる雪割草であり、
葉っぱが三角形の所から「さんかくそう」の
呼び名もあります

一度盗掘により激減したものを
人が植えて現在の状態まで回復したそうです
永く大事にしていきたい花ですね

11:00 桜の花びらが雪のようにはらはらと舞い
登山道を薄ピンクに染めていました

トキワイカリソウ
冬でも葉っぱが残るので常盤

チゴユリ
地下茎で年毎に移動して咲きます

ウラシマソウ
良く名付けたもの

雄花に誘引されて花粉まみれにして
脱出させといて
一方の雌花には脱出口が無く、
受粉に役立ったハエは死ぬしかないって、、
誰が考えたのかすごい仕組みになってますね

でかい イチリンソウ
群生は賑やかな感じになります

11:30 一度平らになり、アップダウン

上の方ではまだカタクリが見れました
根っこのデンプンから片栗粉が取れます
現在売ってるのはジャガイモデンプンです
 
11:55 お地蔵さん
尾根に出て風

12:05 灯台コースと合流

三望平457mを経て
12:10 山頂着482m 
t=01:20 標高差474m

エドヒガンザクラ

・バイオトイレが故障中で使えません
注意しましょう
・避難小屋は去年と変わらず利用可

12:10 下山

12:35 梨の木平296m
12:40 岩場
13:00 灯台着
この下では海面0mに触ることが出来ます

また、義経判官隠しの岩などが
近くで見られます
この伝説は各地にありますね

13:05 P着
t=00:55

お昼は登山口にある「燦々カフェ」へ

佐渡産サクラマス漬丼
1706円(税込)

素材にかなりこだわっているお店
一口噛むごとに風味が立ち 鼻に抜けます
正直高いし量が全く足りないですが、、
質重視で良い方は立ち寄ってみて下さい

ちなみに店員さんは山の話が全然出来ず
話しかけても無駄です 残念

更に時間があればお風呂はじょんのび館へ
10:00〜22:00 ¥800
17時以降¥500

併設されている「角田山自然館」では
地質や植生、北国街道の事を勉強できます
入場無料

☆花情報(上記に加え)☆
アマドコロ
タラノメ
モミジイチゴ
スミレサイシン
エチゴキジムシロ
ヒメアオキ
ヒトリシズカ
ラショウモンカズラ
ニリンソウ
ムラサキケマン
オオサワハコベ
エンレイソウ
サンカヨウ
ショウジョウバカマ
ナガハシスミレ
エゾタンポポ
ヤブツバキ
アケビ
など


色んなルートがありますが
やはり灯台からが一番ですね( ^∀^)

続きます

山岳指導員 高波太一