スキー指導用語70「中回り」 | スキーと登山 髙波太一ブログ

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公パトの説明が冗長になるので
別立てで解説します

「中回り」とは
様々なターンサイズの中で最も基本となる
大きさのターンの事です

イチ、二ィ、サーンと
数えながらターンしたものが
おおよその中くらいの弧 になります

別名 ミドルターン

ここから更にタイミングを遅らせて
イチニーサンシーゴ と数えながら
行うものが大回り
逆に早まらせてイチ!二!と言いながら
のものが小回り
と言えます

ゲレンデの幅にもよりますので
大体の目安です

ターンについては用語25を参照下さい


板のアールで言えば13〜16m辺りです
17以上は大回り
12以下は小回りに向いています

あまり何も考えずに滑るとこの位の
弧の大きさになるので
そこまで意識せずとも出来るターンです

昔はバッヂテストにもありましたが
今はパトの試験のみに登場します

一応 頭に入れておきましょう



次回は71「急斜プルーク」です

スキー指導員 高波太一