スキー指導用語61「目合わせ」 | スキーと登山 髙波太一ブログ

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「目合わせ」とは

検定において、各々が主観で判断した結果
評価にバラつきが出る点を
一定の基準を設ける事で統一性を持たせる事
を言います

同じ滑りでも着眼点によって評価が変わります
一方は良くても 一方はダメだったり
全体として見るか、
一つでも良ければ点にするか、
人の目と手であるので必ず偏りがあります

そこで主審を中心に今回は何処に着目するか
何を見て判断するか ある程度方向性を
持たせ、検定を行います

こうする事で検定員側も 何処を見れば良いのか
が分かり、主審と同じ目線で
基準通りの判定が行えます


一方で 全くこれを行わない方法もあります
バラつきは大きくなりますが、
平均を取ると結局妥当な点が出ます
こちらの方が真に公平と言えるかも知れません

どちらを取るかは検定会の主催者の
考え方次第です

これらの情報は非公開で進められ、
点のついた後 質問の受付は出来ます


技術レベルはパッと見で
①完全に足りていない
②ボーダーライン
③完全に合格
が決まります

ボーダーの滑りは意見が割れます
そんな時は 誰が見ても文句の無い滑りまで
更に磨きをかけましょうW(`0`)W


次回は62「C級」です


スキー指導員 高波太一