スキー指導用語56-1「滑走プルークの展開」 | スキーと登山 髙波太一ブログ

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「滑走プルークの展開」とは

プルークターン(滑走プルーク)から始め
なんちゃってパラレルを経て
基礎パラ中回りに繋いで行く滑りの事です
※準正指のみの種目

プルークターンについては用語42を参照下さい

なんちゃってパラレルについては
用語161を参照下さい

基礎パラについては用語73を参照下さい


【主旨】
・推進系技術の指導に当たって
いきなりカービングでのパラレルは
スピードが出過ぎ、
また低速では遠心力が足りず内傾角が取れません

この事から
内足をつっかえ棒(補助輪)とした
プルークスタンスにより
外足のみカービング操作が行える
プルークターン(滑走プルーク)が
導入として使われます

・速度の向上とスピードへの慣れに合わせて
遠心力が大きくなり、伴って内傾角が取れ、
内足と重心が近づき
内足がパラレル気味になる事を
展開演技を通して表現します

・SAJで言う所のA(アクセル)の矢
に当たります


続きます

スキー指導員 高波太一