スキー指導用語4「上級者」「有資格者」 | スキーと登山 髙波太一ブログ

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山とスキーのいろいろ

「上級者」とは

急斜面や不整地を
完全なパラレルで降りて来られるくらい

又はバッジテスト1級以上の方を言います

「スキー場内の全てのコースを滑れるレベル」
とも言われます
滑走頻度によりますがここまでに5〜6年は
掛かるでしょう 

スキーの世界は富士山型をしていて、
裾野は幾らでも広いですが
上へ行くほどシビアになってきます
ですがその環境に適応しようとすれば
必要な技術、体力、精神力が備わります

上記の「全コースを滑れる」を目標にすると
どんな技術を身につけるべきかが
見えてきます


「有資格者」とは
1級を取るとその後は
①段位に当たるテククラ
②指導法に精通した準正指
③安全を請け負う公パト
の3コースに分かれます

これらは重複しても構いません
※それぞれ、詳しくは後述

中でも準指や公パトの養成講習を修了し、
所定の試験に合格した方を
「有資格者」と呼びます

2年に1回の更新があるので
一生モノではありませんが
スキー場やスクールによっては
料金が割安になるなど優遇措置があったりします
腕試しに目指してみるのも
アリでしょう(^_^)


次回は5
「バックボーゲン」「トライスキー」です

スキー指導員 高波太一