スキー用語57-1「ストレッチング」「ベンディング」 | スキーと登山 髙波太一ブログ

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またマニアックな用語が出てきましたよ
たまに耳にしますが
何の事でしょうね


「ストレッチング」とは
直訳すると 伸ばして行く
スキーでは
“伸ばし切り替え 曲げ回し”
の運動の事を指します

斜度が緩かったり、脚力が無かったり
踏む位置が定まっていないと
上手く雪面に体重を伝えられません


そこで足を伸ばした腰高でスタートし、
脚部の曲げ伸ばしを
補助動作として使い、
高い位置から重心を落とす事で
圧を増やす手法がこのストレッチングです


普通の 普段の滑り と言えます
別名 伸び上がり切り替え 曲げ加重
加重・抜重 伸身

板が止まってて体が動く


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「ベンディング」とは
直訳すると 曲げて行く
スキーでは
“曲げ切り替え 伸ばし回し”
の運動の事を指します


ベンディングには
①加圧の為のベンディング
②吸収の為のベンディング
の2種類があり、
種目や状況により使い分けます




①加圧の為のベンディング
急斜面やハイスピードで滑る時
抜重動作で重心が高くなると
緩斜面や低速に比べ
空気抵抗や雪面からのショックが大きくなる為
板の制御が効きづらくなります


そこで低腰でスタートし、
頭の高さを変えず 板の方を
脚部の曲げ伸ばしによって動かして
圧を加えたりするのがこのベンディングです


加圧については77にて後述します


別名 加重しっぱなし 伸ばし加重
加重・加圧 屈脚
抱え込み送り出し

体が止まってて板が動く
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最終的にはこれらの動きを組み合わせ
板も体もどちらも柔軟に伸び縮み
させるようにすると 色々な場面に
対応出来るようになりますょo(^_-)O


続きます

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