結果的に失敗だった。


妻からハンバーグをリクエストされた時、ちょうど「くさデカ」(静岡ローカルの食べ歩き番組)の録画を観ていて、ハンバーグを特集していた。


ある店で「赤ワインを使ったデミグラスソース」を、

またある店では「2種類のソースを楽しめるハンバーグ」を紹介していた。


テレビやネットに影響されやすいオレは、「今日のハンバーグはこれだ!」と思ってしまい、


・赤ワインソース

・2種類だからもう一方は和風


との考えに至り、まずはChatGPTに

「赤ワインを使ったハンバーグソースのレシピを教えて」とリクエスト。

ChatGPTの回答がこちら↓


赤ワインを使ったハンバーグソースのレシピですね。以下に簡単なレシピを示します: 


 材料: 

- 赤ワイン:1カップ 

- 玉ねぎ:1個(みじん切り)

 - にんにく:2片(みじん切り)

 - ケチャップ:2大さじ 

- ウスターソース:1大さじ 

- 砂糖:1小さじ

 - 塩・こしょう:お好みで 

- バター:1大さじ 


 手順:

 1. 中火でフライパンにバターを溶かし、みじん切りにした玉ねぎとにんにくを炒めます。 


 2. 玉ねぎが透明になるまで炒めたら、赤ワインを加えて中火で煮詰めます。約10分間煮詰めると良いでしょう。 


 3. 煮詰まったら、ケチャップ、ウスターソース、砂糖を加えて混ぜます。塩とこしょうで味を調えます。 


 4. ソースが好みの濃さになったら、火からおろして完成です。このソースをハンバーグにかけてお召し上がりください。


これならできる。家にない材料は赤ワインだけだ。

2種類目は和風だから大根おろしにポン酢でいいだろう。

運動がてらマックスバリュまで歩いて赤ワインと大根を買いに行った。


買ってきたら早速やらなければ気が済まない性分。


玉ねぎと(得意のw)きくらげをみじん切りにして、バターを入れてレンチン。

それを合挽き肉と混ぜて、繋ぎのパン粉はない為、炊いて冷凍してあったご飯で代用。どうせスーパーに行ったのならパン粉も買ってくれば良かったのにw


なんか簡単すぎないかなぁ...とは思いつつ、粘り気を出す為に若干の水溶き片栗粉を入れた。そしてネバネバ、パンパン。


作ってから気がついたが、いつもなら生卵1個と牛乳も適量入れてたよな、塩コショウさえ振り忘れた。


ソースを作ることにばかり頭が行っていたようだ。


さて肝心の赤ワインソース。

ChatGPTのレシピどうり玉ねぎとニンニクのみじん切りを炒め始める。そしてようやく赤ワインの投入。その後、ソース、ケチャップ、砂糖、塩コショウを入れて、美味しそうな赤ワインソースができるはず...

しかし、何かがおかしい...


トロっとしていながらコクのあるソースができるのをイメージしていたのだが、できたのはどす赤黒い固形物。


煮詰め過ぎたのか、水を少し足してみても、イメージ通りにはならない。

味見をしてみると、さほど悪くはないが、想像していたのと見た目が全く違う。


結果がこれ↓





赤ワインソースはなんというか、黒いキーマカレー見たいになっているし、ハンバーグ自体にも入れ忘れた調味料が多く、味がついていない。しかも焼いた時に崩れてしまっている。


単なるひき肉の塊をヘンテコソースの味で食べているようだ。


大根おろしポン酢の方はマシだったのではないか。しかし、予想範囲内の味で美味しいともなんとも言えない。


赤ワインという凝ったソースに気を取られて、そのソースも失敗だし、肝心なハンバーグもミスしてしまった。


こういうのは基本にのハンバーグをしっかり作って、ソースはその副産物(肉汁とか)で作ればいいのだ。


なんか、歩いて買い物して、汗かいて必死で料理して、挙げ句の果てに失敗で、どっと疲れてしまった...


最近得意なはずの料理で失敗が多い。

・パサパサのペペロンチーノ

・べちゃべちゃのキノコ炊き込みご飯

・しょうがの味がしないしょうが焼き

・今回のハンバーグ


やはり王道のカレーライスからやり直すとするか。




飲んで美味しいリーズナブルなチリワイン。我が家のレギュラーワインです。